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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2015年03月28日

番外編 マッサン最終回に寄せて


マッサン、いよいよ最終回

そこで今夜はこの二本。

初号スーパーニッカ復刻版と初号ハイニッカ復刻版
でマッサンのウィスキーへ込めた魂に触れてみようと思う。

やはりウィスキーはストレートがいい
ストレートでチビチビと時間をかけて香りと味わいに心から浸るのがいい。

とか言いながらも水をくわえたりもするが、そこは元 蔵元、やっぱりストレートが好きだ。
(マッサンこと竹鶴氏もストレートを好んでだとか・・・・)

理由はこうだ

日本酒の場合、仕込みの際に地下水を加えるが、その地下水は一度全てお米に吸収され、長期低温発酵の経過とともに再び外に溶け出す、というプロセスを経て甘美なる液体となる。

そして蔵元は米から滲み出た液体の尊さと美しさ、品格を魂で愛でる。

だからこそ後から取って付けたような"水割り"は、原酒のもつ液体としての一体感とその美しさに相容れない別の水のテクスチャーの存在を認め、許容することとなり、私なりのテイスティングの美学から大きく反することとなる。

これは元 酒の造り手側として、そして日本酒で"酒道"を極めたという矜持ゆえのこだわりからかもしれないが、ある意味たいへん偏屈で損な性とも言える。

ウンチクはさておき、

今宵はマッサンとリタ、二人の人生のアドベンチャー、そしてリタの純粋で大きな母性愛に敬意を表し、

献杯!


そして最後に、日本ウィスキーの父を支え続けたリタの心="利他の心"に乾杯。  

2014年08月10日

最高級葉巻 ハバナシガーと日本酒 キューバ日本友好400年記念事業


写真提供:河北新報

ハバナシガー(世界一の高級葉巻)と日本酒の邂逅
時は1614年7月から8月の役2週間、伊達政宗公の命を受けた慶長遣欧使節団はメキシコからスペインに向かう途中、キューバはハバナ港へ寄港した。
使節団はもちろん伊達家の御用蔵が醸した酒を積んでいました。
(メキシコ、キューバ、スペイン、フランス、イタリア、ローマ、バチカンに初めて上陸した日本の酒が伊達家御用蔵の酒であった!)
既にハバナでは葉巻の生産・海外出荷拠点として栄えておりました。
つまり400年前、意識されず両者は出会っていたのです。


そして400年後の2014年8月8日、場所は東京にあるキューバ大使館。
そこにはキューバを代表してマルコス・ロドリゲス閣下、伊達家十八代当主 伊達泰宗公、ハバナシガーアジア・オセアニアリージョン代表Dag社長が一同に会しておりました。(写真中央が伊達家ご当主。ご当主の右側がロドリゲス閣下、左側がDag社長)
シガー界では伝説の男、THE GREAT SMOKERこと英国の元宰相ウィンストン・チャーチルにちなみ、
独眼竜と恐れられ天下を目指した武将らしさと400年前の海外へ船出した慶長遣欧使節団の勇気を大いに讃え、
ハバナシガーの為に特別にブレンドされた伊達家御用蔵の新ブランドを
“THE BRAVE SMOKER”と命名致しました。

ハバナシガー アジア・オセアニア地域を統括するパシフィックシガー社公認の初のハバナシガー用マリアージュ日本酒である“THE BRAVE SMOKER”には、
パシフィック・シガー社の特段の心意気によりハバナシガーでも最も由緒ある“ROMEO Y JULIETA(ロミオとジュリエット)”No.2のシガーを特別にご用意して頂いき、ROMEOのシガーリングと共に太平洋へ出帆していった伊達之黒船“サン・ファン・バウティスタ号”に掲げられた伊達家の家紋「九曜紋(くようもん)」がデザインされた400年友好シガーリングを付けた特別なダブルリング仕様に仕上げて頂きました。
コレクターズアイテムシガーとのシガー・マリアージュが満喫できる伊達ノ殿様酒のプレス発表会とテイスティングパーティーがここキューバ大使館で盛大に行われました。
大使館のシェフによるキューバ料理と大使館御用達のキューバ音楽の生演奏と共に、ハバナシガーの甘く濃厚な香りに包まれた不思議で官能的な雰囲気となり、まさに大人の社交場!そのものでした。
そのような雰囲気の中、国際色豊かな出席者の方々は一堂にハバナシガーとTHE BRAVE SMOKERとのマリアージュに酔いしれておりました。

8日当日放映されたTV東京“ワールドビジネスサテライト”でもプレス発表会が紹介されました。





放映された動画はコチラ→ http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/news/post_72423/?fb_action_ids=729937380420690&fb_action_types=og.likes&fb_source=aggregation&fb_aggregation_id=288381481237582

・SankeiBiz(サンケイビズ) 企業記事→ http://www.sankeibiz.jp/business/news/140812/bsc1408120500006-n1.htm

・YAHOOニュースBUSINESS→ http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140811-00000009-biz_fsi-nb

・河北新報 電子版記事→ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201408/20140809_12032.html

・ブランド腕時計ガイド→ http://blog.excite.co.jp/i-watch/22703894/

・和田政宗 オフィシャルブログ→ http://ameblo.jp/wada-masamune/entry-11907406836.html

・テレビ通信→ http://hydro13intl.com/archives/1282

・勝山Facebook→ https://www.facebook.com/pages/仙台伊澤家-勝山酒造株式会社/1414747475438341?notif_t=page_new_likes

・THE BRAVE SMOKER/勝山オンラインshop→ http://www.katsuyama-shop.jp/products/detail.php?product_id=89
 THE BRAVE SMOKERのこだわりの詳細やご購入はこちらから!  


2014年01月31日

勝山「鶏」専用酒、出撃〜!


APカンパニーの代表店舗で全国展開している「塚田農場」、仙台では「じとっこ組合」にて、

地鶏専用酒 勝山「鶏」ささにごり生酒を特別にリリース、

1月後半から3月上旬の期間限定でお楽しみ頂けます。

「塚田農場」「じとっこ組合」の名物料理である「じとっこ焼」専用に開発された特別限定酒「ささにごり生酒」

宮崎日南市の超レアな地鶏をクワを模した特製の鉄板で調理するという、迫力の火炙り料理です。

今回の「鶏」ささにごり生酒は、”ささにごり”に徹底的にこだわった逸品。

迫力ある火炙り焼による鶏の脂の焼け焦げた焦げ臭と香ばしい香味、そして日南市地鶏の滲み出る旨味に合わせた絶妙の"にごり"具合に仕上げました。

通常の生で、氷温貯蔵でも搾った後2週間で生熟成の香りが出て、酒質全体が膨らんできます。

一般的には生酒は2週間が過ぎると「生老香(なまひねか)」という、およそ万人向けのしない不快な、まるで"酒の加齢臭"みたいな不快感が漂います。

ところが今回の「鶏」ではまず生酒として2ヶ月〜3ヶ月ブレが出ないよう、しっかりとした糀造りに徹し芯の強く、勝山のお家芸とも言えるキレイな酒質に仕上げました。

また上記の"生老香"はキレイな米の旨味を引き出した芯の強い酒に対しては、酒全体的に膨らみを与えます。

その生熟成をさらに薫り豊かにシルキーに表面を包むのが「ささにごり」の役目。

このシルキーな「ささにごり」効果により、名物"じどっこ焼"の香味と染み出る旨味にジャスト フィットする味の幅を持たせることに成功しました!

今回はさすがの後藤杜氏も、かなり神経をすり減らした逸品となりました。

モダン酒道的楽しみとしては以下の通りです。

1)王道、掛け酒と先手飲みで味わい尽くす。
  "ささにごり生"を"じとっこ焼"の食べる地鶏肉にかけ、それから先手飲み(先に酒を口に含み、口内の粘膜を全て濡らしてから飲む)して、直ぐに掛け酒した地鶏肉を喰らう!

2)レモンピール技で洗練された味わいを堪能する。
  ステップ1:レモンピール(レモンの皮の薄切り(厚さ3mmで直径2cmの大きさ))を用意して貰い、レモンの皮を下にして"ささにごり生"のグラスの中で搾る。レモンピールは酒に入れないで、搾ったらかならず取り出すこと。
  ステップ2:レモンの華やかでリフレッシュな香りを楽しんだ後、王道の掛け酒→先手飲みで、じとっこを徹底的に味わい尽くす!

じとっこ組合 仙台店:国分町は稲荷小路、仙台っ子らーめんの2階です。
http://r.gnavi.co.jp/t240907/  


2014年01月08日

明けましておめでとうございます。


新年明けましておめでとうございます。
本年も勝山、宜しくお願い申し上げます。

勝山酒造では、昨年の仙台産ひとめぼれの出来が高温障害が無く、品質の良いお米で仕込んでいるため、
現在仕込み、出荷している「縁」「戦勝政宗」「仙臺駅政宗」は近年の中では最高に良い出来です!

また勝山食品販売部では、1月より新ブランド"GENPHOODS(ジェンフーズ)"を立ち上げます。
新ブランドとはいってもリバイバルのブランドで、その昔、上野精養軒→仙台精養軒→GENPHOODSといった流れでプロが選ぶ高級食材店舗が1984年から2003年まで仙台上杉にありました。
初回はその長年の伝統で培ったノウハウを注ぎ込んだソーセージの最高峰にして当時のヒット商品であった"ストラスブール"を復活させます!
その他、当時の人気商品であった"白ソーセージ"を無添加の豆乳でよりヘルシーに仕立てた"ソイ・ホワイト"や、
豚肉の他に鶏肉を入れ、よりライトな食感で、いくらでもパクパク食べられる"シルキーウインナー"も発売します。

"GENPHOODS"ブランドは勝山のHPでは1月15日にUPし、販売は1月後半からスタート予定しております。

日本酒業界では本物の"純米酒"が元気なように、工業製品ではなく手造り本来の姿に戻りつつあります。
ソーセージ業界も添加物や日本酒で言う所のアルコール添加といったような工業的に補う技術を一切廃した製品造りが今後ますます求められていくと考えます。

化学調味料使用など言語道断!職人の腕、匠の技を完全否定する行為です。
ソーセージでは当たり前に使用されている結着剤・発色剤の使用など勿論論外です。
また質の悪い肉質では肉がよらず結着しにくいので、卵白、水飴、小麦粉等のつなぎの為の代用品を使用するとか、
肉の味が悪いので、酵母エキス、ポークエキス、はたまた馴染みのあるカツオや昆布エキスを入れるなど愚の骨頂です。

そこまでして、消費者に悪くなった肉を無理矢理食べさせたいのでしょうか?
また消費者を"安い"という目くらましで強引に納得させる時代も終わりました。

純米酒がお米の味のエッセンスを追求するように、ソーセージも豚肉本来のクオリティーから出る豊かな味わいを追求すべきです。
そういう意味で、味も"人工的に作られたソーセージの味"ではなく、原材料の"豚肉の旨さを存分に味わえる味"を追求すべきです。

やはり"造り手"として日本酒もソーセージ造りもその"心"は同じなのです。

GENPHOODS、これからも宜しくお願い申し上げます。

  

Posted by 勝山 at 13:45Comments(3)日本酒

2013年12月11日

國酒の海外戦略考5 2013年総括編

國酒の海外戦略考 其の5は2013年で私が海外で感じた総括編です。

まず、海外戦略で絶対外せないのが"チーム造り"です。
このチームがない以上、蔵元は海外に行ってはいけません。ただ海外視察旅行ならいいですが、
ヘタにブース出店やプロモーションを行ったとしても自己満足で終わってしまい、絶対と言っていいほど次ぎに繋がりません。

1)"必ず次ぎに繋がる"ためのチーム造りをご説明します。
まず事前に選定する必要があるのが
・日本側の輸出業者
・相手国側の輸入販売業者
の二つです。

・日本側輸出業者との関係造り
   取引前に蔵に最低2回は通い毎年1回は最低通わせる。
   蔵元の理念、理想、酒質コンセプト、酒の取扱、酒の飲ませ方、販売戦略、価格戦略の共有。
   酒の管理体制
   輸入業者に対しての対応の一切について常に情報共有・対応・対策ができる体制作り
   素早い対応と細かい対応が出来る関係造り

・輸出先側輸入業者兼卸/販売会社の選定条件
   ・冷蔵設備と冷蔵配送設備の有無の確認
   ・地元営業スタッフの営業展開状況とスキル、業者とのグリップの深さの確認
   ・優良顧客(個人/法人)リストの有無
   ・地元の有力者/有力企業グループとのパイプの有無
     飲食店・酒業界のキーパーソンとの横と縦のつながり
     地元を牽引している有名店とのパイプ
     地元有力財界人、有名人とのパイプ
     ※今年はでデビット・ベッカム氏と妻のヴィクトリア氏にダイヤモンド暁と暁を飲んで頂きました。
      → http://shozankan.da-te.jp/e579432.html
     その他有力地元ワインクラブ等、ワイン関係者とのつながり

   ・地元有力マスコミとのパイプ
     パブリックリレーション能力があり、情報発信力があるかどうか?プレス関係者をどれだけ集められるか?
     →蔵や輸入業者が広めたい情報をマスコミにPRするだけの力があるかどうかが鍵。
     →勝山では今年は以下に掲載されました。
    ※どの国に行っても同じですが、そこの国のジャーナリストの視点でいかに"書きたくなる、紹介したくなる情報・トレンド"を提供出来るか!?がマスコミに登場する一番の鍵だと確信しております。
    ・12月シンガポール有力紙新聞 日曜版
     THE STRAIT TIMES / THE SUNDAY TIMES
     http://shozankan.da-te.jp/e639540.html
    ・11-12月香港有力新聞+ワイン専門誌2誌
     Apple Daily
     http://hk.apple.nextmedia.com/financeestate/art/20131212/18547434
     WINE TIMES
     http://winetimeshk.com/%e4%b8%80%e7%9d%b9-katsuyama-sake-%e5%8b%9d%e5%b1%b1-%e6%b8%85%e9%85%92%e4%b9%8b%e6%99%82%e5%b0%9a%e9%85%92%e9%81%93/
     Cup Magazine’s wine supplement: 2 pages
    ・8月メキシコの有力紙新聞
     REFORMA
     http://shozankan.da-te.jp/e588898.html
    ・7月フランスのグルメ専門ネット新聞
     TERROIRES DE CHEFS
     http://shozankan.da-te.jp/e580149.html
    ・4月フランスにて酒紀行小説"Sakes"に"J"として文中・写真に登場
     http://shozankan.da-te.jp/e558044.html
    また、現在シンガポール向けケーブルテレビの撮影が入っております。

2)販売戦略についてご説明します。
ここでは主に"ブランド化"についてお話しします。

ブランド化と価格戦略は非常に密接に繋がっております。

勝山の場合、レギュラー商品と高級酒の二本柱ですが、基本的にはブランド構築を優先する場合、やはり高級酒を前面に押し出すようにします。
つまり、超高級酒を押すことで、レギュラー版は自然に導入されるようになるので特段レギュラー版(普及版)の為のプロモーションは行う必要がないからです。

ただここで注意をする必要があります。どれ位の期間をかけるか!これを予め定めてないと大変なことになります。
そのために事前、ブランド展開開始時期、途中経過で輸出・輸入側双方との綿密な対話と戦略が必要となります。

やはりブランド戦略を行うためには3〜5年のスパンという中長期的視点が必要となるため、蔵元もただ出荷して終わりというような国内同様に簡単に考えてはいけません。
最終的に顧客に酒がどのような状況下で、また顧客がどれだけの期待感をもって手に入れ、飲んでいるかまで、輸出・輸入業者と話し合っていなければなりません。ある意味、とっても辛抱しなくてはならない状況が長く続きます。焦りは禁物です。

販売ルート関して、まず以下の選択肢があります。
1)小売優先:地元百貨店・スーパー等の店頭で売る場合。もしくは地元ワイン店でおかれる場合もあります。
2)料飲店専門優先:小売をせず、料飲店に特化し、限定感をマーケットで演出。また取引して頂く店舗にも限定感があり売りやすくなる。
3)優良個人顧客販売優先:年間数千万円購入する優良顧客向けの販売です。超得意客限定販売のようなかんじでしょうか。
4)上記のミックス;"1+2"または"2+3"

ここで海外特有の販売ルートによる問題点をいくつか上げておきます。
まず、その国のレストランでの酒の販売方法を確認します。
たとえば、香港やシンガポールでは持込が多いという習慣があります。

このような場合、小売や個人販売とレストラン両方で売ると、安い小売で購入し店に持込む。店の売上げがさっぱり上がらなくなる。といったような問題が日常で当たり前に出てきます。このような状況が続くとお店は酒の販売意欲を削がれていき、深刻な問題となります。
この場合、ブランド優先にするのであれば、レストラン優先、しかも高級店舗のみと非常に限定をかけ、"レア感"を演出します。
そうしながらコアなファンを着実に作っていきます。

香港やシンガポールのような小さな街では情報の行き来が早いので、ある意味1年〜2年でブランドの定着が可能かもしれません。
その次は限定的に優良顧客のみへの販売となり、富裕層向けの完全定着を狙います。3年から5年はかかるでしょうか。

そして小売は・・・・・・これはブランド化では非常に難しい問題です。よほどの事がなければやらない方が得策と言えます。
よく、直ぐに棚において貰いたい蔵元も多いのも確かですが、棚に並べるのをゴールと思ってはいけません。ここからが勝負の始まりです。
特に小売の場合ではタダ陳列するだけでは差別化できませんので、専用の冷蔵庫や専用の装飾をした棚に入れなければならないでしょう。

たしかに輸出国の輸入販売業者がどの販売ルートや販売展開が得意か事前に販売現場と保管冷蔵庫等も確認し、販売ルートとその戦略をしっかりと立てておくことをお進めします。途中からの戦略・戦術の変更はなかなか出来ませんのでご注意を。

上記のように、輸出業者ならびに輸入販売業者選定、ブランド戦略は非常に時間と労力がかかるものと言えます。
ですので、日本酒の輸出を他人任せにするような蔵元の酒は今後伸びるのは難しいと言えるでしょう。
やはり蔵元が先頭に立ち、各国の事情、業者との折衝、要人のとの関係造り、PR・イベント活動を積極的にこなしていかなければ一点突破できない時代だと確信しております。
蔵元の資質についての詳細は以下のブログを参考にして下さい。
基本的にはプレゼン能力、つまり伝播力が全ての鍵となってきます。「蔵元杜氏」は国内販売では十分ですが、海外では「プレゼンに強い蔵元」が今後より重要となってくることでしょう。
・蔵元の資質1→ http://shozankan.da-te.jp/e629156.html
・蔵元の資質2→ http://shozankan.da-te.jp/e630339.html

3)蔵元ツーリズムへの苦言  
最近何かと話題の蔵元ツーリズムです。
基本的にはいいアイディアだと思いますが、蔵元の視点から以下の大切なことが欠けている!と思います。

①蔵元としては、雑菌の侵入(人の侵入)は基本的に快く思いません。
 でも、それでも納得して受け入れできる売上(うれしい金額!)があればOKデス。やはり売上が蔵の元気の原動力となります。そうすることで毎回蔵元納得の上で、蔵元に負担を強いらない形で継続的な蔵元ツーリズムを推進することが可能となります。

②その地域の観光地の一部として海外の客が来るのは正直蔵元にとっては別にどうでもいいことです。
 むしろ海外からわざわざその蔵目指して来てくれるような仕掛を海外で行い、それに呼応する形での見学・訪問があるのが理想でしょう。
 つまり海外で行われるイベントで興味を持った外国人が、その蔵をわざわざ訪ねに来るというような図式でなければ双方実りある結果を出したとは言えません。

①については、形だけの蔵元ツーリズムは蔵元にとって全く必要ないと言うことです。
名目上の為に、タダでさえ忙しいのに、いちいち身元・目的が不確定な外人(礼儀知らずで不謹慎な観光客も含む)なんていちいち相手にはしてられません。ということが正直なところです。
ただ単に物珍しさの観光客など相手にする気は毛頭ありませんし、正直時間の無駄です。
その蔵に興味を持ち、取引を念頭にしての見学、もしくは影響力のあるシェフやソムリエや海外の取材など話題となるような企画ならば話は別です。こちらも本腰を入れて対応させて頂きます。しかし不特定多数だと、毎回どのレベルで、どこまで魅せるのか判らず、振り回されるのがオチです。
今後継続的なことを考えると、やはりしっかりと蔵元へお金が落ちる仕組みが必要となってきます。しかしながら現在はそのような仕組み造りまでは全く考慮されておりません。
旅行代理店、広告代理店、近隣温泉宿や料飲店、おみやげ屋さん等にお金が落ちるのであって、直接的に蔵元にはお金が落ちる仕組みが見えてこないのが非常に問題です。これだと一時的にはいいでしょうが、毎回だと蔵元のモチベーションは下がる一方です。

②まず、海外での日本酒PR活動が、最終的に日本へ観光させる為のPRに全く繋がっていないこと自体に憂慮します。
 ただたんに海外での予算消化、ただやりました、花火を上げました的なイベントが多いのに非常に疑問を感じます。
 酒のなんたるかを知らない企画会社に丸投げし、その後の輸出に繋がったかどうかの検証も評価も一切行わず、毎回効果のない同じ企画を繰り返すだけでは一向に進歩・発展が望めません。
 またそれ相当の予算を使っているにもかかわらず一向に地元のメディアにすら載らないし話題にならないようなことが多いのも問題です。
 マスコミ対策も無いということは、はじめから観光誘致活動を念頭にしていないことの裏返しです。

 ちなみに勝山の海外イベントでは後に必ずといってその地の外国人が蔵に見学に来ます。そして輸出額も順調に伸びておりまます。
 勝山に蔵見学に来る外国人は、勝山に来ると何が観れ、何が体験できるかを訪問する前からわかっておりますし、日本酒をより確実に理解できるよう、日本酒のテロワールの原点である山からスタートし、水を追って畑、そして蔵までの「水の流れを追う」見学ルートが確立されており、とても好評を得ております。また見学の最後にはフードペアリング基本講座「モダン酒道エクササイズ」にて日本酒の食中での威力をシャンパンやワイン、ビールなどと比較して頂きながらしっかりと体験して貰います。

 つまり、日本酒のなんたるかをしっかり理解して貰うために、何を魅せるか、何を体験させるかまでしっかり掘り下げて準備を行わないと、ただ単に見学した〜ぐらいでは一向に日本酒の理解・啓蒙活動は出来ません。そこらへんをあまりにも簡単に捉えているのが、現在の蔵元ツーリズムの取組だと思うと非常に残念でなりません。

 食事だってタダ単に世界遺産登録された和食でOKなどと安直に考えられても困ります。
日本酒のサービス自体も旧態依然からさっぱり改善されていないのに、いくら食事が世界遺産だからと言っても、日本酒を感動させるには至りません。世界遺産の和食体験でOKと思っている人は、飲食店の本質を全く理解していない人たちの考えです。
なぜなら「食と酒は両輪」です。
同じ世界遺産登録されたフランス料理では基本中の基本です。当たり前のことです。そんな基本的なことさえわかっていない人たちが企画している。いくら世界遺産の和食といっても、"食と酒は両輪"ということを押さえていないそんなお粗末な"おもてなし"はNGです。
 いくら素晴らしいお酒があってもそれを出すサービススタッフの器量、器、雰囲気、フードペアリング等、煮詰めるべきポイントは多岐にわたり、世界遺産という言葉で全てをくくって貰っては身も蓋もありません。
 
現在、勝山では来年に向けて、これが理想の蔵元ツーリズムというものを独自に創り上げております。まずはチーム作りが大切ですので、準備には時間とそれ相当の段取りに時間と労力がかかるでしょうが、確実に蔵元ツーリズムに一石を投じることとなるような結果を出せることと確信しております。

以上、2013年海外から投稿した最後のブログとなります。  

Posted by 勝山 at 21:20Comments(0)日本酒

2013年11月07日

国酒の海外戦略 その2

本日朝パリから戻って参りました。
さて、パリでこそ理解し得た"国酒の海外戦略"。
特にガストロノミー大国フランスへの戦略について考えてみましょう。

1)ガストロノミー大国と対峙するための大前提と心構え
相手は世界屈指のプライドを誇るガストロノミー大国です。
世界の共通言語をもし英語というのならば、世界の社交の場での饗応料理といえば間違いなくフランス料理であり、料理界での共通言語、もしくは基本言語こそフランス語であると断言できます。そしてこの事実をを疑うフランス人はまず皆無でしょう。

更に、テイスティング、こと醸造酒に関してですが、テイスティングの手順、知識、表現方法の基本言語も当然フランス語となります。
ということはフランス言語の思考ロジックをある程度は熟知し、押さえておく必要があります。

実は"言語"を会得すると言うことは単に文法を知っていることや、よりネイティブに近くしゃべれる、といったことが重要ではなく、その文化そのものが有する思考回路を手に入れるということを意味します。

では、本題に戻ります。ガストロノミー大国はいわば、食の軍事大国みたいなもので、自分より弱い国に対し高圧的であり、けっして屈することのない強大な力を誇ります。

そういうガストロノミー大国は得てして外国には優しくありません。そもそも日本のような島国とは異なり、外国から来たものを手放しで喜んだりしません。
かれらは前提として自国で全ての食は完結すると考えており、また他国の食は基本的に必要なく、もし他国の食事を食べなければならない状況になると言うことは、それは自国が敗戦し降伏したことを意味し、文化・経済的に戦勝国に統合されてしまった時です。

そんなヨーロッパの歴史の中で現在の国は主権を勝ち取ってきた歴史をそれぞれ持ってきており、だからこそ強い信念や誇りを有しています。

特にフランスガストロノミーに関しては、外国からの侵攻に対して、まるで獅子の如く全力で戦うかのように相手を試します。
ここではB級グルメから小手調べ、というようなことな一切ありません。いきなり真剣勝負の一騎打ちとなります。
そこにはお互いの技術・知識・経験のプライドと国の歴史的背景や国の自然の豊かさという絶対的な存在に裏打ちされた自信を全面に出して打って出ます。

もしそこでフランス人のプライドをもはねのけ、または軽やかにかわし、そして一矢報いるぐらいのパフォーマンスを見せる必要があります。
しかしながら、そこでひるんでいるか、または彼らにとって訳のわからない説明に終始するようでは全く相手にされません。

彼らのプライドを動かす程の説得性を、彼らの感性や味覚でもって驚かせ、そしてさらに彼らの理論で理解できるような矛盾のない"一貫性"のある説明ができれば、かれらは一転して歓迎してくれます。

上記から、蔵元もしくは売り込みに行く営業マンはかなりの覚悟と準備をしておかなければならないということが理解できると思います。
このことは単にフランスにある日本料理店(といってもその95%以上が中国人系かユダヤ系オーナー)に多く売れているからスゴイとか、そういうマスの話ではなく、また単に星付レストランでの気まぐれやファッション、もしくは日本人客へのPRの為にたまたま短期的に導入されているのをスゴイというのではありません。

中長期的にしっかりとした国酒である日本酒が、フランスガストロノミーの中に一つの教養/標準知識として"加われるのか"もしくは"採用されるのか"が一番大切なことであると言えます。

そのために、一貫性のある論理体系を軸に、料理界のあらゆる視点に対応した論理的説明を、輸出する日本酒と合致させて売り込むことが肝であると言えます。

2)フランスに行ったらかならず訪ねるべき日本酒専門店"ISSE”
ISSEの黒田氏とフランスの思考ロジックを基に話し始めると驚くほど日本での自分の味覚の感じ方に異変がおこることを先に述べておく。
やはり味覚というものは、環境はもちろん、対峙する人間の思考と、そして感性/感受性/経験値によってかなり湾曲してしまうのだ。
本当に実に不思議な体験であった。黒田氏とはもちろん日本語で話すわけだが、言葉の背後にある思考はフランス語とフランスでの経験値をもってコミュニケーションを行う。

正直、黒田氏のセレクトした酒は、日本で、日本語の思考で観れば確実に勝山の真逆をいく酒ばかりだ。
ところがどうだ。黒田氏と飲み交わすお酒は、驚くことに黒田氏の人間性、いや彼の個性と一致する。
また黒田氏のフランスでの経験値は私を遙かに上回る物だか、やはり彼のフランスの経験値に同調する私の脳は、思考は彼を仲間であると認識する。
脳が同調し始めると、まるで黒田氏の感性が私の感性そのものになる。この不思議な状態の中で試飲する彼のセレクトされた酒は見事である。
そして思った!これこそが酒販店経営者の到達点なのではないかと!
酒は当たり前であるが蔵元や杜氏の魂が宿る。
ところが黒田氏から薦められた酒の全てには酒の造り手は消え去り、黒田氏の魂が宿っている。
つまり黒田氏がいなければ成立しない酒でありセレクトなのだ。
そしてここフランスにおいて黒田氏の存在と同じくらい、全ての酒がその存在理由を有している!日本では決して発見できなかった、フランス人の嗜好のツボが見えてきた。実に素晴らしい体験だった。

黒田氏という人間の個性の前に出されるその酒は、まるで黒田氏の子供のような酒ばかり。陳列されている酒が皆ピカピカに輝いている。
酒販店オーナーとはかくあるものと、実感した。是非とも次世代を担う若手酒販店経営者の方々には黒田氏に会いに行って頂くことを望みます。
ISSE ; 11, rue St. Augustin 75002 Paris Tel; 01 42 96 26 74

私が訪れた日、黒田氏著の"L'Art du Sake"がスピリッツのサロンにてフランスで出版された酒の本の部にて優秀賞を受賞された、実に御目出度い日であった。

ここであらためて歓待してくださった黒田氏に、ここで感謝の意を表したい。パリにて新たな発見を示して頂き、心より感謝申し上げます。  

2012年08月04日

大金星!! 戦勝万歳!!



7月1日に行われました"Sake Competition 2012"におきまして、

『蔵元審査』部門が発表されました!

ズパリ!蔵元が選んだ美味い酒!

はせがわ酒店HPに先日UPされました。

"審査員による結果発表に続き、「蔵元審査結果」も発表になりました。
昨年は約80名の蔵元による審査、今年は約200名の蔵元による
審査です当然蔵元の中には、日々お世話になっている営業の方、
杜氏を含めた醸造に携わる方、そして蔵元を含めての審査です。"(抜粋)

明日の酒を醸す蔵元ならびに杜氏たちが選んだ日本酒ということで、

ある意味、著名な先生方や専門家が選ぶ"鑑評会用の酒"とは異なり、

"呑んで美味しい酒"または"最近のトレンド"という視点では"蔵元審査"のほうがより確かかもしれません。

さて勝山は"蔵元審査"で大金星を挙げました!

特に、"呑んで美味しい酒"の代名詞である"純米酒の部"において、

『戦勝政宗』が、第一位を獲得

続いて『縁』が第五位を獲得

特に嬉しいのが、両方とも"仙台泉区産の一等ひとめぼれ米"

並み居る強豪を押しのけて、食用米が酒造適合米を押さえての堂々の一位。

しかも使用されている酵母は共に"宮城マイ酵母"

仕込み水は"仙台泉ヶ岳の伏流水"

"オール仙台宮城"の快挙です!! 
橋本先生!やりました!! 戦勝万歳!!


詳しくはこちら"純米の部"→ http://www.hasegawasaketen.com/news/2012/07/post-105.html

つづいては"純米吟醸の部"

コチラでは『献』が堂々の4位入賞!

戦勝政宗の純吟は16位とこちらも健闘。戦勝万歳!


詳しくはこちら"純米吟醸の部"→ http://www.hasegawasaketen.com/news/2012/07/sake2012.html

Sake Competition 2012 結果発表→ http://www.hasegawasaketen.com/news/2012/07/sake-comprtition-2012.html

そしてまたうれしい知らせがありました!



勝山学園 宮城調理製菓専門学校
出身レスラー YAMATOさん(写真右)
&鷹木信悟さんのチーム"暁"が、

神戸で行われたオープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合において見事勝利し、

第22代王者の座に就きました!

戦勝記念に『暁』と『DIAMOND AKATSUKI』を贈りました。チーム"暁"に戦勝万歳!


ドラゴンゲート試合結果→ http://www.gaora.co.jp/dragongate/data/result/2012/0722.html

チーム 暁→ http://www.gaora.co.jp/cgi-bin/bbs/dragon/dg05.cgi

YAMATOブログ"逆襲のヤマト"→ http://ameblo.jp/yamato-oldtype/
  


Posted by 勝山 at 01:59Comments(2)日本酒

2012年05月11日

これでいいのか!?

※注:以下の文章はパリでの私個人の独り言です。勝山酒造としての発言ではありません。あくまでも私個人のプライベートな感想であることをご理解下さい。

昨晩、とあるパリは凱旋門近くの一つ星レストランに行きました。

ムニュ・デグスタシオンといってシェフお任せのコース料理に、おまけにオススメのワイン付きのコースをチョイス。

会席料理さながらの11皿も出たコースでした。

最近の若手にはこの手の皿数の多い、懐石風のコースが流行っているようで、

しかも、野菜をメインの食べさせる皿数が多く、現代的なシンプルで食材重視のライトなテイストの皿が多いコースでした。

もちろん合わせるワインも、メインの肉料理以外は全て白ワインでした。


さて問題の4品目のブルターニュ産オマール海老の皿に、とある大きい蔵(ざっと勝山の20倍!!)の純米大吟醸(パリでレストランが購入する価格は一升瓶で60ユーロ/1ユーロ=103円)が出てきました。

ソムリエが自信満々の其のお酒は、日本ではアルコール度数15−16度の筈が、フランス輸出用に14度に加水されたバランスの悪い、荒い酒でした。

フランス人はワインの度数(11〜14度)に慣れている為、日本酒の15〜17度にはちょっと舌がしびれるらしく、
食中では敬遠される向きがあります。

そいういう理由でフランスのソムリエは14度以下の、特に12〜13度の低アルコール酒を探そうとします。

そこに目をつけたこの蔵は、フランス人の舌に迎合した加水した14度の酒をわざわざ輸出しているとか。

この例のように。日本酒の醸造技術の王道のから外れた、中途半端な商品がフランスガストロノミーに広まるのはどうかと思います。

以前、長期熟成酒のことでもフランス人に日本酒を誤解されないかと冷や汗をかいたことが唯々ありましたが、

フランスのガストロノミーの価値観にウケをよくするため、わざわざ王道を曲げてまで品質が低く歪んだ日本酒を宣伝する。

結果中途半端な認識・評価しかされないここ20年の日本酒の海外での実績には、私は全くと言って良いほど同意できません。

特に日本酒という素晴らしい酒を、外国人に誤解を招くような価値観を平気で植え付ける。そんな売りさばき広めることを最優先した行為には嫌悪感さえ抱きます。

日本酒の長所、素晴らしさ、ステキさ、そして醸造過程をちっとも説明しないで、売る為にわかってて低品質商品を出す。

日本酒文化は、そんな短期的な、非文化的な小手先の戦略でいいのでしょうか? 只売りさえすればいいのでしょうか?

酒は文化です。お互いの国の文化として堂々と張り合えるだけのクオリティーの高い、
付加価値が高く、存在理由のある酒をしっかり進化させて造り込み、そしてしっかりと腰を据えて売っていくことが後世へ、そして未来永劫と継がれていくものと考えます。 
以上。


SAKE COMPETITION 2012 ご案内
本当にうまい酒を味わう宴↓
http://www.hasegawasaketen.com/news/2012/05/post-95.html

業界最大級の蔵元を囲む会PDF↓
http://www.hasegawasaketen.com/news/SAKE%20COMPETITION%202012.pdf  

Posted by 勝山 at 17:31Comments(0)日本酒

2012年01月05日

長期熟成酒"頂上"対決!! 21年物古酒vs30年老酒


"てれまさむね"でおなじみの和田政宗くんとは仙台藩作法仲間。今晩は親の新居でマグロづくしの夕食会です。
政宗くんの後ろにはカワウソ勝平校長がいます。


そこで父が満を持して出してきたのが、勝山"元禄"平成2年21年物、3年20年物、6年17年物の生詰冷暗所貯蔵古酒(非売品)。

あのANAで稲妻のようにデビューした"元"の兄貴分の酒です。

この"元禄"、実は小泉先生、そして堀江先生という醸造界きっての大先生と父との「プロジェクトX」から生まれた酒でした。

日本酒の純度を極める"今"の勝山とは裏腹に、先代である父は日本酒の"長期熟成酒"を日本一極めておりました!


上記写真は平成2年物と3年物です。やばいくらいにキャラメリゼされたようなべっ甲色です。


ここで母が出してきたのが、平成5年物18年火入れ低温貯蔵古酒(非売品)!

更に深いべっ甲色が印象的です。でも色に雑味はなく落ち着いて澄んでいます。

香りは、蓋を開けた瞬間の香りはさておき、実に芳醇、濃厚、素晴らしい。やはり堂々の米と糀から発酵した日本酒の香り!

味の方も、色とは裏腹に、キレイにまとまったコクのある味と深い甘味が素晴らしい!

状態の良い5年物では"醤油"的な香ばしいニュアンスが印象的でした。


ここで父が、中国から買ってきた秘蔵のレアな30年もの高級老酒(ラオチュウ)を出してきました!

続いて上海万博記念の、それまた30年物高級老酒も参戦!


私の個人的な主観で言えば、

老酒は雑菌が多い雑多な環境下での製造プロセスから、

液体の見た目も雑に濁っている印象を受けます。、

また雑多な環境や製造工程による余計な酸味と雑味のため、まとまりと洗練に欠ける味わいとなってます。

製麹も精緻な造りでないために、十分な甘味のボリュームにかけ、上品な(値段に見合った)甘味や旨味が出ていない。

その点、日本酒の場合は、まず圧倒的なキレイな水、キレイな環境から作られていることは一目瞭然。

製造工程における作業の緻密さからくる味わいの完成度は言うに及ばず、

果たして日本酒の長期熟成酒に対抗しうる完成度の高さと洗練さを兼ねそろえた、

果たして支払った対価に見合うだけのクオリティーの高さ、信頼性、絶対性、希少価値が老酒があるのだろうか? 

あったら是非、飲んでみたいものである。

ちなみに高級中華料理とのマリアージュをした場合でも、確実に元禄の20年物は圧勝することでしょう!


あまりに老酒30年物が不甲斐ないので、

亮平先生秘蔵の沖縄の王様酒"守禮"1986年、実に26年物を持参!

父も"ちぶぐぁ〜"で呑むクースーの魅力にハマッてきた感じです。  


Posted by 勝山 at 23:16Comments(5)日本酒

2011年11月19日

久々の治平節



久々の治平節です。

このブログを始めたときはネタの幅が狭かったので、結構日本酒業界にとっては過激と思われる発言をよくしていたものです。

最近では行動半径がかなり広がったため、あまり日本酒業界についての言及は書いてませんでした。

でも、今日はちょっとだけ、書いちゃおう〜っと!

さて皆さん、日本酒の価格帯ってどれくらいの開きがあるか知ってますか?

また、なぜ一般的に日本酒選びが、ワイン選びほど真剣にされてないか知ってますか?というお話。


たまたま、スーパーに行きました。スーパーって実はディスカウント店だったんですね!

最近、酒のディスカウント店がめっきり自滅の道を辿って減少したかなと思ったら、スーパーがその替わりとなっていたんですね。

で、スーパーで発見した日本酒(もどき)の価格にビックリしました!

四合瓶、つまり720mlに換算して。560円!!!!!

ということは、実は凄いことが起こっているんですね。

つまり一般消費者が買える新酒の日本酒の価格帯は現段階で、四合瓶560円〜31,500円の開きがあります!?

ゆうに56.25倍!?

ついでに言いますが、来年になると四合瓶で560円〜315,000円。

562.50倍となります。

冒頭にありましたように、なぜ人は日本酒を真剣に選ばないか?

今までは価格帯の幅が狭かったんですね。せいぜい800円から1,500円くらい。

これでは価格差が2倍もありません。

金額的に、それほど真剣になりませんよね。

でも、価格差が56倍、来年から562倍もあって、

買う目的が、祝い事やらV.I.P.に送るとか、国家の意地の張り合いとか、どうしてもここは見栄を張らねばならない土壇場で、

かつ、予算が許す、もしくは何が何でも払う必要がある場合、個人払いでも法人払いでも、家族払いでも、リボ払いでも、

買う側のイベントと条件設定が変われば、日本酒選びは真剣になりませんか?

そんなわけで、勝山が目指す方向は、買う側がもっともっと真剣に選ばざるを得ない状況を作り出すこと。

それには日本酒の付加価値を遙か高くに押し上げ購買目的を多様化し購買理由を創ることを意味します。

既に来年7月発売予定の四合瓶一本30万円の酒の予約が入り出しております。

勝山のまわりでは、日本酒初心者の方や日本酒が飲めなかった(敬遠していた)人たちの今更ながらの新規参入組や、若い層、西洋&中華料理の方々など、新しい層の開拓に成功しております。

さぁ気合いが入ってきました! 皆さん、日本酒の未来をもっともっと信じてください!

日本酒は日本の国酒、日本の誇りです!

ちなみに日本酒で乾杯は間違いです。 日本酒は『万歳』が伝統的です。

日本酒の未来に戦勝万歳!!
  
タグ :治平節


Posted by 勝山 at 23:13Comments(2)日本酒

2011年02月17日

遠心分離始動!



通称"一万円を三万円にする男"こと

頭(かしら)の鏡君

彼のゴッドハンドによって

DIAMOND AKATSUKIに変わる!


今年も"遠心しぼり"がスタート。快調な滑り出し。

2011年も更なる飛躍、更なるレジェンドが生まれる・・・・・・
  


Posted by 勝山 at 00:31Comments(0)日本酒

2010年06月01日

神の領域!!



今年の新酒21BY(Brewery year)がズラ~りと並んでおります。

去年の10月から5月まで仕込んだ今年の新酒の全ての状態を確認します。

その際、

1)昨年の酒とも比較し、仕込みの結果を検証する。

2)今年の状態を確認し、出荷の順番を決める。

3)来年の仕込みの準備、つまり酒質設計の検討を行う。



若きカリスマ天才杜氏の後藤君真剣です。副会長の平蔵ぞうさんも真剣。

で、今回のタイトル『神の領域』について、

以前、日本酒の勉強会での出来事。

講義を担当した講師(本職は日本酒コンサルタント)が声を大に言いました。

「私の懇意にしている蔵の社長さんが断言しました!」

「現在の日本酒はすでに95%まで極めている。残りの5%はもはや『神の領域』だと!」

「私も日本酒業界に長く身を置いているが、この社長の言うことはもっともである。日本酒の技術はもはや神の領域まで発到達しました!」


驚くことに、去年の今頃の話です。

講師をした、日本酒コンサルタントなる人物は『神の領域』を本当に信じている。

しかも懇意にしている社長の蔵はすでに頂点を極めているから、これ以上の発展は無理だと胸を張って言った。

そして付け加えた。私はいままで数え切れないぐらいの酒を飲んできた、とも。

この日本酒コンサルタントは本当につまらない酒ばかり飲んできたのだろう。不毛な人生である。


今期の勝山の新酒を飲んで私自身感じたこと、

今回の『勝山』新酒は、ある意味新生勝山のブラックボトルのスタイルが4年目で完成をみたこと。

つまり、4年目の今年が今後続く伊達家1000年("仙台"はもともと"千代"。つまり1000年の都)に向けた『勝山』スタイルが確立されたことを意味する。

この先の国酒600年の礎になるスタンダードが、満を持して我々の前に現れた!

これこそまさに新しい『福音』である!!


だからこそ私は敢えて言おう、
『神の領域』なんて
カスであると!
(ギレン総帥の名言より引用)


センチメンタルに浸っている場合じゃない!

脳死している脳をたたき起こし、現実の進化を刮目せよ!

もし、日本酒の高みはすでにある!と疑わない人は不幸である。

聖書に書いてある、無知で無欲な人ほど天国に近いというイエス・キリストの言葉は本当である。

思考停止し、自分の至らない小さな頭に固執した井の中の蛙な日本酒党には残念ながら『勝山』の新しい光は届かないだろう。

『神の領域』というファンタジーで誤魔化しでお茶を濁してばかりで、日本酒の本質を見誤って過小評価し、日常消費用の安酒としか扱わない、もしくは伝統の名の下に戦後の不幸な時代をベースにした偏狭な視点で日本酒を解釈している方々には非常に残念なことであるが・・・・

新たに新しい光に魅せられる多くの人々には『勝山』の新酒はまさに彼らの渇いた喉を潤す『甘露』である。

実際、自分自身焦った。

特に今期の「DIAMOND AKATSUKI」を飲んだ瞬間、
背筋が凍った!

全てが変わった。と同時に新しい時代が到来した。と・・・・・

『DIAMOND AKATSUKI』を頂点にした今年の『勝山』のラインナップは正に国酒への新しい『福音』であると確信した瞬間だった。



この日は、6月4日から始まる、

渋谷『公界(くかい)』の木村さんもテイスティングに参加!

公界では6月4日から一ヶ月間、『勝山フェア』を行います。

19日には予約限定、公界『渋谷 酒道』講義を行います!

詳しくは公界HPまで→ http://news.kukai.biz/

公 界 - kukai -
渋谷区宇田川町41-26 パピエビル1F
TEL :03 (3780) 6773
営業時間:18:00pm〜 4:00am(Lo)
    金・土・祝前日は18:00〜5:00amまで
店休日 :不定
  


Posted by 勝山 at 17:56Comments(4)日本酒

2010年05月09日

あと、もう少し!で酒造りが終わります。



何をしているのでしょうか?



答えは『袋しぼり』の準備です。

5月はあとたしかタンク4本分を一週間おきに搾って今年の酒造りはお終いです。

瓶詰めまで入れると6月中旬で終了です。秋→冬→春の三季醸造ならではの長さです。

上の写真は頭(かしら)で新婚の鏡君が、醪を袋に入れて、並べているところです。

まだ底の方ですが、袋が上まで積み上げたらゆっくりとプレスして搾っていきます。

こうやって積み重ねている間に袋から滴り出るのが「あらばしり」と呼ばれる酒で、

酒飲みの間は結構人気があります。


勝山では遠心分離『暁』『DIAMOND AKATSUKI』以外の酒は
全てこの「袋しぼり」
です。

ただし、一部の一般的に流通していない酒には袋を吊し、雫が自由落下した『懸けしぼり』という搾りを行います。

「懸けしぼり」は香り優先の酒質にはぴったりの搾りですね。


ちなみに一枚目の写真の後ろに写っている青い機械は「藪田式」と呼ばれるアコーディオンみたいにいっぺんに搾ります。

荒い搾りなので、勝山では「元祖たまご酒」用の純米酒にしか使用しておりません。

よく売っている四角いシート状の酒粕がこの「藪田式」で搾ったあとの粕。ということはあまりよい酒粕ではありません。

もし酒粕を買われる場合は形が整っていない不揃いの吟醸粕をおすすめします!

つまり「袋しぼり」の粕です


さて、明日は昨日搾ったばかりのうす濁り生新酒のお披露目会を日本料理醇泉で行います。

仙台伊達家の再現料理を食べながら、贅沢に初物を祝おうという趣旨です。

会費は15,000円 定員は限定16名で、すでに満員御礼です。

参加者の皆様ありがとうございます。  


Posted by 勝山 at 00:12Comments(0)日本酒

2010年04月11日

蒸留三昧~未知との遭遇の巻



実は最近蒸留三昧で引きこもっておりますface05おかげでここ最近のブログが滞ってますface07

日本酒の新たな可能性を探すべく、蒸留実験中ですicon14

いかんせん、たったの3Lを採取するために5時間もかかったり、とにかく時間がいくらあっても足りませんface18

まず、蒸留初心者なので、あらゆる蒸留器の特性を探るために、いろいろな形状、形式をそろえました。

減圧蒸留、常圧蒸留器、ウィスキー用、ブランデー用等、何が一番自分のイメージに近いか探っております。

長い長い蒸留酒の歴史でいままで存在していない、もしくは存在し得ない世界最強の蒸留酒を本気で造ります!

蒸留酒は熟成することにより、その深みと魅力を増しますが、ある意味それは人工的なお化粧に過ぎないとも言える!

そもそも蒸留したては、不味くて飲めないから原料以外の他の香りを付けざるを得なかったのである。

そんな蒸留酒の歴史をひっくり返す、蒸留仕立てですでに最強パフォーマンスを誇り、だからこそ当然熟成させたらさらに最強icon09となる。

そんなお酒を目指して取組中です。

19日よりANA様への出荷がはじまるので、当初来年には蒸留酒の開発を完成させる予定でしたが、

白クマ泰平社長より、「本業に注力すべし!!」と再三の忠告を受け、急がずに余裕をもって2012年頃までの完成を目指します。

あと、現在全く新しい酒質設計にも取り組んでおり、こちらも来年の仕込みからテストを開始します。

たぶん狭い日本酒業界というより、日本のお米の酒が世界を転覆させる!そんな全く新しい「型」のお米のお酒拍手を設計中!

請うご期待!  


Posted by 勝山 at 07:10Comments(2)日本酒

2010年03月02日

今年最後『暁』蒸し米の巻



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今年最後の『暁』『プレミアム暁』用兵庫県特A地区特上米山田錦35%精米の蒸し米です拍手

最後と言うことは、最後のタンク用の三段仕込みの三段目掛け米留め仕込み用に堅く蒸したお米です。

最後なので、天才杜氏の後藤くんに黙って食べちゃいましたface08

とても美味しいです!この香り!この風味!この味!この甘味!これこそ日本最高の酒米の美味しさです!『暁』の美味さとボディーそのままです!拍手

美味しいので、またまた黙って食べちゃいましたface07



ちょうど50分、蒸し上がりです! 
正確な水分量を確保するため、蒸し米担当は杜氏から指定された時間、蒸気圧を微妙に調整しながら立ちっぱなしです。



蒸し米を持ち上げます!
その際に最終の重量を量ります。これで洗米前の重量と比較して正確に水分量を計ることが出来ます。

この蒸しの作業が狂うと予定されている水分量と異なるため、この後の全ての作業に思いっきり響きます。

つまり!蒸しはとても大切な作業です。

よく、蒸している間に朝食をとる、「朝飯前」という言葉は、次世代日本酒の造りでは当てはまりません。



蒸し米は放冷機に送られます。

この時が蒸し米を食べる絶好のチャンス!!!!!

あまりの美味しさに、あんまり欲をかいて食べ過ぎると怒られますface07



放冷機で冷やされ、ほぐされた蒸し米が出てきます。



この時、カリスマ杜氏後藤君は非接触デジタル温度計で0,1度のレベルで調整します。

冷やす風力で微妙に調整します。そしてお米の状態とほぐれ具合を丁寧にチェック。

正直、集中している時の後藤君には怖くて声をかけられないですface18



放冷されたお米を布で包んで持って行くところです。階段を上がって醪タンクへ直行です!



醪タンクの部屋の温度で更に放冷、乾燥させます。

三段目の蒸し米はゆっくり溶かす為に一番堅くします。



ここで一休みです。皆様ご苦労様。

それにしても山田錦は美味しかったぁ〜face05

次食べれるのは来年です。

実に楽しみです。来年は更に上の究極の山田錦が食べれます!←こればっかface07

山田錦はワインで言うところの、世界マーケットで勝負する、国の威信と外貨を稼ぐ最高品種、カベルネソーヴィニオンやメルロ−やピノノワールです。

極論ですが、それ以外の酒米や地方の酒米、復活した幻の酒米などと比較した場合、『格』が違います。

たしかに個性が重視の地方の酒=地酒や日常消費用の酒という観点から見た場合はそういうお米で十分ですし、

造り手、地方性など、全てひっくるめて『個性的』という点では非常に楽しいものです。

しかし、世界の最高峰に挑む!外に攻めていく場合の最高級酒レベルの次元では山田錦でなければ通用しません。

まるでオリンピックやプロスポーツと一緒です。選手の個性よりも結果が全てです。

結果=素晴らしい完成されたぶっちぎりのNo.1のパフォーマンスを世界中の人に示せるか!ということです。

フィギャアで真央ちゃんはキム・ヨナに負けましたが、日本びいきの私でさえキム・ヨナのぶっちぎりの演技、鍛えたれた技、表現力を認めざるを得ません。

キム・ヨナの顔も私の趣味では無いので全く好きではありませんが、一度氷の上に立って演技が始まったら魅了されてしまいます。

キム・ヨナは私のタイプではないということで結論付けるのが、地酒や日常消費用酒の観点。

個人的に嫌いだし趣味じゃないかもしれないけど、その圧倒的なパフォーマンスとクオリティーを発揮することと、その結果で人々の心を魅了することが出来ちゃうのが本物の『格』であり本当の『力』であり真の『美』である。これが最高級の観点である。

山田錦、しかも本物の造り手が惚れ込んで極めている最高級の山田錦はその美しさ、美味しさ、なによりも限界の仕込みに耐える強さと粘りを持っている。

素晴らしい世界に誇れる国酒のお米である!拍手


蔵のみなさん、真央ちゃん応援しながらの休憩です。


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Posted by 勝山 at 08:45Comments(5)日本酒

2010年02月23日

たまご酒& illy新作カップ〜Wカップの巻



先日、東北一リストランテのPadrino del SHOZANでのこと。

ソムリエでこんどバーテンダーにも挑戦を予定している上杉の奥様方に人気の三瓶くんからのニューカクテル拍手

拍手たまご酒アイスシェイク!拍手

まずはどこでも売っている明治のスーパーカップとココナッツシロップ(又はココナッツリキュール)を準備。

1:1でたまご酒とスーパーカップをミキサーへ。最後に少々香り付けにココナッツシロップを加えます。

拍手キャイーン!スッゴク美味しい!まさしく日本の夏の定番カクテル拍手になる為に生まれてきたカクテルです拍手



次はカフェといえば『illy』の新作カップです。

透明とフロストが交互に組み合わされて、カフェの色と泡の色のグラデーションが横から見えて、目で楽しむデザインです。

色の層がまるでシブーストのケーキみたいです。

やはり、飲み物、酒、食事は目でみて、触って、味わって、テクスチャーを感じて等々、あらゆる感覚を総動員するからこそ。

面白いです!

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Posted by 勝山 at 14:10Comments(4)日本酒

2010年01月07日

SpaceShipOneと戦勝政宗



SPACE SHIP ONEです。

正月から私の机のオブジェとして登場しました!

鬼才バート・ルータンの会心の作。初の民間宇宙旅行用の宇宙船です。

実はディスカバリーチャンネルのドキュメントを見てからハマッてしまいました。


大胆な発想、大胆なデザイン、大胆な実行力。全てがダイナミック!

大気圏突破するっていうのは、こんなに凄いことなんだ!と改めて実感。

既成概念をブレイクスルーする人とチームの熱い物語でした。



これからの日本酒および日本料理、ワインと西洋料理の両方の既成概念を大胆な発想で突破する!

凄いスピードと加速力で突破する!

日本酒の次のブレイクスルーを作るのは『勝山』だ!と心に強く言い聞かせております。




ところで本日は、今期の初出荷する『戦勝政宗』の新酒の試飲会



はたして、そろそろ出荷して良いものかどうかの判断をします。

判断基準は以下の通り;

1) 火入れをした後の「火冷め香」の残り具合。
  
 通常は1ヶ月半で落ち着きますが、この戦勝政宗は3週間目。

 正直、厳密に嗅ぐと火冷め香は残ってますが、意外に早く無くなってます。それほど問題にならないレベルでした。

2)味のノリ、バランス、成熟状態をみる

 微量炭酸の残留が多いためフレッシュさと元気良さが目立ちますね〜 

 やはりまだまだ若いので酒が尖ってます。舌に突き刺さるようなとげとげしさが残ります。

 でも、それは新酒の証。

 時期が早いので、狙い通りの旨味がのっていないので、本来の味は発揮されてませんが、新酒らしさが売りです。


結論) 「戦勝政宗」ではなくて、只今「戦勝梵天丸(ぼんてんまる;政宗公の幼少の頃の名)」です!

    若くて元気が良いのが取り柄ですって感じでした。

    これはこれで「新酒」らしさが出ているので、新酒としては十二分に楽しめる出来だと思います。


P.S.『戦勝政宗』の状態は通常より控えめに書いておりますが、

ここのところ正月なので『暁』ばかり飲んでいるので『暁』基準で計ってしまいます。

ただ、味ののってきた『戦勝政宗』は『暁』並のバランスとまとまりの良さを観ることが出来る

とても傑出したお酒
であります。




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Posted by 勝山 at 16:36Comments(3)日本酒

2009年12月20日

09最後の試飲会〜@大丸東京店



今週は大丸東京店に今年最後の年末試飲会を行っております!

しかも長男の平蔵さんと一緒に行っております。

今週の火曜日から来週の火曜まで。私は火曜から日曜日まで出ております。



実は久々の試飲販売会で、実に半年ぶり。

想えば昨年一年間は月の三分の二は試飲販売会で全国を猛烈にかけずり回っておりました。

今年はセンダイ自由大学から始まり各所で連日の日本酒講師&仙台流酒道の普及の日々でした。

そのせいか、今回の試飲販売会の初日はセールスのリズムを取ることに少々手こずりましたが、

二日目からすぐにセールス感は取り戻しました。


あと一日、頑張ろう!  
タグ :試飲会大丸


Posted by 勝山 at 00:40Comments(3)日本酒

2009年11月08日

神戸日本酒フェス2009 in 神戸ベイシェラトン



今回の助っ人、勝山の関西地区サポーター第一号の美豚氏との2SHOT。関西の美味いもんを知り尽くした20年来の友人です。

icon21本日は神戸ベイシェラトンにきております。

日本酒フェスティバル2009秋の陣 @神戸ベイシェラトン by FBO & SSI




神戸初登場です!


前回東京での地酒大SHOW 秋の陣では、日本酒VSワイン 出汁とフォンドボー編でしたが、


今回はなんと!


有料試飲を行いました。


神戸でおもしろいのが、有料試飲、販売がガンガン行われていること!


さすが関西です拍手


icon09商魂むき出しです!


おもしろいのが、有料だと皆お金払うので真剣に試飲します!


「暁」(小売価格720ml 10,500円)を試飲コップ2杯分(100ml)で1,000円。


はっきり言って、格安です。


ところが、神戸人、さすがです。


飲む飲む!スーイスイっと飲む飲む!拍手


唸る!また唸る!icon14痛快です!


今回、前売り券の段階で約800名弱。当日券の入場者数は現段階ではわかりませんが


なんと!


前売り券のほぼ一割もの方々が有料試飲されていきましたicon22



神戸の皆様。この場を借りて心より感謝申し上げます

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Posted by 勝山 at 23:02Comments(2)日本酒

2009年10月28日

ダイヤモンド&酒



昨日、東京は銀座の料亭で行われました

超高級宝石店 Van Cleef & Arpel (通称ヴァンクリ)主催の

日本酒ディナーに参上!






宮本亜門プロデュースのお店で、中国からのV.I.P.がこぞって来日!!!


ディナーでは著名な酒ジャーナリスト ジョン・ゴンドナー氏が日本酒のプチレクチャー&解説を熱演!


もちろん勝山『暁』は大ブレイク!!!


日本酒で大いに盛り上がりまくりました!!!!!



日本酒はダイヤモンドのように美しい!」



ヴァンクリ代表のベンジャミンさんもご満足でした。

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Posted by 勝山 at 16:35Comments(0)日本酒

2009年10月13日

究極ノ秘密兵器〜遠心分離器〜



JAXAの人工衛星ではございません。


勝山の究極ノ必殺必勝之秘密兵器『遠心分離器』!!!!!icon09


日本でも数える程しか導入されていない遠心分離機です。


まるで、漫画の『アキラ』にでも出てきそうな、見ようによったら人工衛星みたいな遠心分離機。


別の角度から見てみましょう!





地球防衛軍のレーザー砲みたいです。



実はこれ、洗浄用に上部カバーをエアポンプで開けたSHOTです。



かなりレアなSHOTです。



遠因分離器って何の為に使うの?



よく尋ねられる質問です。



実は搾りの作業において、究極的に綺麗で透明感を出すため最高到達点がこの遠心分離機で搾る『遠心しぼり』


はっきりと申しましょう! 其の絞り、「別格」である。




通常は年、たったの2回×48時間しか使わない、超高額機材。


今年の仕込みはスゴい!!7回×48時間を予定!!!拍手


少しは元取れるかもface07



勝山では、勝山のフラッグシップの最高級酒『暁』(四合瓶で1万円)にのみ使用しております。



日本中で、「遠心しぼり」を蔵一番の最高級酒として位置づけしているのは勝山しかありません。



理由は明確です。



勝山を超えるのは 勝山『暁』しかなく、また『暁』も次のステージの夜明けでしかすぎない。



日本酒の常識を超えた存在になることを肚に決めたからこその掟破りのチャレンジです。




話が前後しますが、『遠心しぼり』と他の搾り(あらばしり、雫酒、袋絞り等)との明確な違いは以下の通り:

1) 透明感と純度がもたらす「のどごし」のキレが圧倒的

2) 高純度だからこそ、旨味の余韻がずば抜けて長い。

3) 料理とのマリアージュは圧倒的。日本酒で『暁』以上は『プレミアム暁』のみ。

4) 小売価格5万円以上のワインでフレンチ/イタリアンと張り合える唯一の日本酒

5) 飲み方のスタイルの自由度(温度帯、香り酒、割酒、出汁割酒、花酒等)が高い、万能タイプの酒

6) 一体感と包み込む力が在る。 シャンパンの瞬間ビンテージ技、出汁酒等

7) 香道と同じ、喉と胃で味わうからこそ、本領を発揮する

8) 飲む速度が3倍早い(シャアか!?)。うっかり飲んでると自分の限界を超えている。

9) 香り-甘さ-旨味-キレ-後味の良さ-余韻の長さの全ての「まとまり」と「一体感」が圧倒的

10) 液体のダイヤモンド。初めの一口と最後の一滴が同じ味わいで楽しめる。輝きが最後まで失われない圧倒的な輝き!



でも実は、上記の事を成し遂げるだけの酒質にするには、実は『遠心分離器』を導入しただけでは実現不可能なのです。



1)遠心分離器にかける前の然るべき作業と仕込み→2)遠心分離器自体の性能/仕様→3)使い方のノウハウ→4)遠心分離器使用後の然るべき処置





さらに今期は『暁』を超える『暁』が出来る予定です。急上昇の進化です。



改善点は1)と3)。



来年発売される『暁』の一万円はバーゲンセール並みにお得で安いと喜ぶぐらいの酒質に向上します!



来年の今頃は、勝山は別次元の酒を醸す蔵元となっております。


誤解の無いように申しますと、勝山は日本酒の新しい扉を開く事となります。


いままでの日本酒の偏狭な価値基準の枠を飛び越えた、


今の味覚と感性、ファッションにフィットした新たな日本酒を醸します。

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Posted by 勝山 at 23:09Comments(0)日本酒

2009年08月31日

山田錦特A地区!



兵庫県山田錦特A地区の畑に来ております!



ファーストインプレッションは威風堂々



やはり、酒米の中のTHE 酒米。



ワインの葡萄で例えるなら、カベルネ・ソーヴィニョンかピノ・ノワール。



最高品位、最高クラスの格を持ち合わせた酒米です。





右の車と比べると、結構背が高いのが分かります。



120cm位は背が伸びます。また地底にもそれ以上の根を張ります。



お米が実ると、その重さで45°の角度で倒れ込みます。



来年1月の『暁』は兵庫県が世界に誇る最強で最高の酒米で仕込みます! 世界最高の酒、乞うご期待!!


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Posted by 勝山 at 22:57Comments(0)日本酒

2009年08月11日

ダブル金賞受賞!!





さる7月31日に東京のシェラトンホテルにてインターナショナル サケ チャレンジの審査が行われました!



審査員も世界中のワインのプロの方も参加し、国際的な日本酒コンクールです。



勝山は今回、純米大吟醸の部門に2本出品、ご存知「暁」と、遡ること28年市販酒としては初めての雫酒として販売された限定品「懸けしぼり」、共に今年の仕込の酒を出しました。



そして二本ともゴールドメダル受賞しました!!!




ざっと勝山の近年の動きですが、


勝山は平成17年に当時2500石から全量純米酒蔵に切換え300石の蔵として再スタートを切りました。


それまでは昭和31年と34年には全国第一位獲得、また昭和から平成にかけても国税庁主催の鑑評会において14回の金賞を受賞してました。


そういえば、10年くらい前に、3年連続モンドセレクション特別金賞受賞もしておりました。


2000から五年連続金賞を獲得以後、現在の全量シフトしてからは一応参加はするも、食中酒として日本料理文化を高める為に貢献しない酒は仙台の酒のスタイルではない! !時代に流されない、仙台の酒に全てを注ぐ事を決意しました!

目指すは! 本来御用酒屋としての殿様向けの献上酒



ーつまり高級酒としての完璧なる食中酒ー



日本料理はもちろん、フランス料理、イタリア料理までもその範疇にする究極の贅沢な日本酒!



「ハレ」の高級日本酒のみを醸す純米蔵こそがわれわれの立ち位置である!




国税主導の審査の大会など眼中に無し! 己も信じる酒を醸すのみ!



なぜ?西洋料理もなのかというと、政宗公は支倉常長を使節としてヨーロッパに使わした際、常長が持ち帰ったものの中には当時のヨーロッパの料理書があった!つまり、政宗公が今で言う「フュージョン料理」の先駆けであったのだ!





今回の受賞は、料理とのマリアージュを熟知しているプロの審査委員が多い中で出品した2品ともゴールドメダルということは、正に勝山が突き進む方向性が認められたことと受け止めてます。





昨晩は高級「暁」とイタリアワインでイタリア料理対決を行った。

昨晩確信した事は、イタリア料理も日本酒でイケる!ということ。

しかも、料理にちょっとした工夫をするだけで最高のパフォーマンスを発揮する事も判った!



勝山はもっともっと先に行ける!前進あるのみ。

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Posted by 勝山 at 13:51Comments(0)日本酒

2009年08月07日

ホヤウマ!!公界



仙台駅近くアエルに七夕限定で東京渋谷から出店している『公界』さんにきております!




『公界』の木村さんは仙台宮城の酒と宮城の食材を渋谷から発進している熱い34歳です。



さて、今回の仙台初出店で、私が一番face08ハマったのが、上の写真の『殻付きホヤの水煮』です。



プチプチと皮を剥くのが非常に刺激的です!!









アエルの中なので、雨でもヘッチャラの出店ブースの様子







日本酒の炭酸割りと梅酒xラムの炭酸割りです。スッキリ夏向きカクテルです。

木村さんご自慢の「ひより」の日本酒アイスとブルーベリーアイスです。日本酒アイスの香りが印象的です。




明日の8日、夜八時までですので、是非とも足を運んで仙台宮城を愛する木村さんに声をかけてあげてください!!


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Posted by 勝山 at 13:01Comments(2)日本酒

2009年07月31日

幻の酒【柳陰】



今や幻となった【柳陰】とモンドセレクションのゴールドメダルです!!




この【柳陰】(やなぎかげ)、暑い夏に柳の陰で涼んで飲むから【柳陰】。かな?




実は【柳陰】、本みりんを焼酎で割ったカクテルで、江戸時代から戦前まで、庶民の味方として一般的な飲み物でした。




本みりんと焼酎の割合にもよりますが、トロッと甘くて、しっかり辛い。




現代で言うところの"ホッピー"です。





はっきり言ってface08美味しいです!




最近本みりんや20年もの古酒本みりん等にハマっていて、それを泉蔵で蔵人と一緒に試飲しました!




あと、モンドセレクションのゴールドメダルですが、




勝山にはゴールドメダル7個、シルバーメダル1個、ブロンズメダル1個あります。




自慢になるかどうかわかりませんが。。。。。。。。。face07





宮城県で一番モンドセレクションのゴールドメダル受賞が多い蔵!!!!!?????






サントリーモルツよりも10年以上前に、三年連続特別金賞を受賞してましたface08




このメダルはたまたま事務所の片付けをしていたら出てきました。今ではもう懐かしいです。




【柳陰】こんど、8月に『仙台流 酒道』で日本酒の歴史を講義するので、その際の教材として出す予定です。

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Posted by 勝山 at 16:59Comments(0)日本酒

2009年07月03日

5万円金ピカ新ボトル!


5万円のプレミアム暁5万円のプレミアム焼酎用に検討中のボトルです。

その横に置いてあるのが、地上最強のチーズを味わう専用酒「元」のたたき台です。




「元」は飲んだ人全てを驚かせる、ハイパーなお酒です。




スペックは以下の通り
お米: 山酒四号100%
酒類:   純米大吟醸
精米:  50%
日本酒度:- 60
アルコール度:16%
価格:8,000円(四合瓶720ml)






実はこのお酒、撰勝山用に確保しておいた、山酒四号のお米で造りました。






ですので、撰勝山ファンには申し訳ありませんicon16





実は撰勝山の山酒四号は売れ筋で、造っていれば確実に完売するお酒でありました。





ですが、敢えて前代未聞の酒質に挑戦する事を決意!





売り先も不明、マーケットが存在するかも不明、扱いたいお店があるかも不明。。。。。。。。。





でも、1000本出来ちゃいました! それもすっごい品質で!





正直、35歳の後藤杜氏は天才!だと確信しました。






来年の後藤君は金ピカボトル用のプレミアム暁 5万円のチャレンジが待ってます。





勝山は、誰が買うか判ってから造る、という姿勢ではなく、

常に日本酒の新しい方向に向かって最高の技術を駆使し、まだ消費者や専門家も知らない未到達の高みに挑戦真っ最中です!





自分たちが一番、最新最先端にいます! だからこそ見えてくるものやロマンがある。





そのワクワク感を伝えたい!一緒に味わいたい!





早く実現出来たらどんなにステキな日本酒の新世界が広がっていく事でしょう! 夢見る夢男くん41歳です。

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Posted by 勝山 at 10:39Comments(4)日本酒

2009年07月01日

蒸留酒免許取得!!!


写真は免許取得に尽力してくれたスタッフの長谷川君(恋人募集中)です。



うれしいぃ〜♡本日単式蒸留免許を頂きました〜!face02




なぜ?私がそんなに嬉しいのでしょうか?





日本文化には「ハレとケ」という言葉があります。




戦前の日本酒は「ハレの酒」、焼酎は「ケの酒」ということでちゃんとクラス分けが出来上がっていました。




また、江戸時代では日本酒は高かったのでお殿様はストレートで、その他一般の武士や町人は3〜4倍に水割りして飲んでおりました。




しかしながら現在は「ケの酒」である焼酎よりも価値の低い扱いを受けています。





発酵技術の高さから言えば、日本酒→焼酎→ウィスキーですが、






マーケットの価値で言えば、ウィスキー→焼酎→日本酒です。






ウィスキーは720mlで100万円で即日完売があったり、焼酎もプレミアがついて高値で取引されたりしております。






そんな中で日本酒だけはディスカウントの値下げ商戦を繰り広げております。






情けないです。






伊達政宗公の仙台伊達家御用蔵の勝山としては、江戸時代から続く日本酒の「ハレの酒」としての地位と名誉を復活させたい!





ということで、昨年から蒸留酒での可能性を探っていました。



なぜなら、、、、






高価で取引され、プレミア感のある蒸留酒マーケットに殴り込みをかけた方が、日本酒の世界一の発酵技術が一目瞭然ではないか!







そして、本日念願の蒸留酒免許を頂戴致しました。






ただし、「粕取り焼酎」というカテゴリーで、日本酒の酒粕を原料とするものという条件付きです。






条件付きの方がなおさら燃えます!!





face08日本一、いや世界一の蒸留酒を目指します。





なんたって、世界一高い原材料を使用し、世界最高のスタッフと技術で醸して出来た酒粕です。実に楽しみです。





蒸留酒ファンの皆様!是非ご期待ください。





現在予定している蒸留酒は以下の通りです;

1)兵庫県特A地区山田錦35%磨き 純米大吟醸 720ml 初留 5万円 中留 3万円 アルコール度数44.9度

2)兵庫県特A地区山田錦50%磨き 純米吟醸 720ml 初留 1万円 中留 5千円 アルコール度数44.9度

2010年から本格的蒸留実験を行い、2011年には一気に世界を狙います!

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Posted by 勝山 at 18:35Comments(0)日本酒

2009年06月28日

新旧「杜氏」師弟対決!!



新旧の杜氏「師弟対決!」です。


写真は友人N氏。日本酒とワインの鋭くマニアックなエキスパート。




なんとなんと!もはや製造中止となった「献勝山」の平成12年ものをコレクションとして何故か持っていました!




現在金龍蔵杜氏、誉れ高き金賞受賞酒を大の得意とする照井杜氏の以前の大ヒット作がN氏の左手にある懐かしい角瓶の「献勝山」




さて、右手はというと、ご存知!現在の大ヒットを飛ばしている最新鋭「暁」。若手No.1カリスマ後藤杜氏の作品。




いよいよ「師弟」対決!!




前代未聞の事が起こりました!!




「暁」が重い! 舌の上にずっしりのしかかってくる!





まるで、プロレスのリングのコーナーから思いっきり飛んで、ダメージを受けている師 照井杜氏に若手後藤杜氏が上からひじ鉄を食らわすほど強烈に重く舌にのしかかってきます!face08



なにか因縁でもあるかのような「暁」の攻撃です!





通常、「暁」の特性として、利き比べの際に「暁」自身の酒質が変化する事はまずあり得ないことなのですが、






なぜか照井杜氏の「献勝山」だけに強烈なひじ鉄攻撃を食らわすほどに「重さ」の印象だけが強烈にのこります。







6名のうち、1名が「暁」が初めてで、「こんな強烈な重い酒なんですか!暁は」という感想を述べたほどでしたface18






あり得ない感想です。face15






たしかに「暁」は重いお酒です。日本でも最強に重い酒です。






しかし、それはスペック上の話で、舌の官能テストではそう感じ取る事は通常ありません。








何故か「師弟」対決の時だけ????????







杜氏の後藤くんにも尋ねましたが、理由は未だに不明。








やっぱり日本酒は奥が深い!を実感するエピソードでした

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Posted by 勝山 at 20:57Comments(4)日本酒

2009年06月14日

主張する高級食中酒「暁」


「暁」は進化しております。

なぜなら、現在36歳の若きカリスマ、後藤杜氏と蔵元が日本酒の未来を問う為に仕込んでいるからです。

この勝山「暁」は四合瓶(720ml)で一万円のお酒です。

実は、一万円かけないと出来ないお酒があるのです!

なぜなら日本酒は非常に完成された「酒」なのです!

世界最高で一番高いお米を35%まで磨き、世界最高の人件費をかけ、世界最高の発酵技術を駆使し、しかも微生物と対話しながら根気よく醸します。

全く理解されていませんが、日本酒の発酵レベルの高さはスゴイのです。

勝山「暁」とワインを比べてみましょう!同額のワインでフランス料理のフルコースや懐石料理と合わせて勝てるワインはこの世に存在しません!

実際、アウェーのフランス料理でも相当高いワインでなければとうてい「暁」には太刀打ちできないという仮説を立て、2月から4月まで集中して実験を行いました。おかげで6kg太りましたface18フレンチ恐るべし。。。。

ちなみに今までの勝負したワインは以下の通り;

白ワイン;
Bienvenues-Batard-Montrachet GrandCru Louis Latour 96
Corton-Charlemagne Grand Cru Louis Latour '93
Montrachet Grand Cru Louis Jadot '88 他

赤ワイン:
Chateau Cos D'Estornel Medoc '82
Chateau Pichon-Longueville Contesse de Lalande '86 (熟成がちょうど良く、日本酒とワインの対比が出来て良い勝負でした♡) 
Chateau Talbot '88
Chateau Petrus '82 他

論理的にはワインと日本酒の料理に対しての楽しむ次元とポイントが大幅に異なりますが、

上記のワインの値段を考慮すれば、「暁」のパフォーマンスから換算すると明らかに一万円は「かなり安い!」という客観的な結論に至りました。

実際に一緒に食事をされた多くの方々もかなり「ビックリ!」されておりました。

日本酒のレベルは皆さんが認識している以上に進化しているのです!

安くて旨い日本酒はご家庭および居酒屋向き。気の合う仲間と気兼ねなくワイワイい呑みたいです。

高くて興奮する日本酒は素晴らしいハレのレストラン向きでビシッ決め、大振りなワイングラスがオススメ。

どちらが良いというのではなく、TPOに合わせて両方楽しめるほうが人生幅が出来てよろしいのではないでしょうか♡

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Posted by 勝山 at 17:50Comments(0)日本酒