2009年12月02日
酒道:お寿司屋さん貸し切りで本格実証テストの巻
今回はなんと!国分町のお寿司と言えば『匠』のオーナー親方 橋本氏のご協力のもと、
無理くり定休日に店を開けて頂き、お寿司と酒道、実証テストを行いました!
今回はお酒もシャンパン、イタリアの赤の発泡酒ランブルスコも登場し、超混戦模様となりました!
日本酒はもちろん『暁』と将来有望新人選手の「戦勝政宗」が登場。
実はかねてより、生魚にあわす果実酒なら泡ものがよいと考えていたので、上記二本とも泡もので勝負!
で、今回のルール
1)普通に握ったお寿司を普通に醤油をつけて普通に食べる。
2)日本酒で濡らした手で握ったお寿司のネタにに更に日本酒を塗り
→日本酒の割酒醤油を造る。醤油1:日本酒2〜2.5
→まず、日本酒を飲み、口の中を酒でリンスする。
口内の旨味伝導率を上げるためのコンディション作りをする。
→上記の寿司のネタをしっかり酒割り醤油につけてから召し上がる。
→つかさず酒を飲む。
→酒の旨味ー寿司の旨味(特にネタの旨味)ー酒とネタの旨味ー
旨味の余韻と後味のリレーを楽しむ!
3)ランブルスコも2)と同様にして味わう。
まず、ホタテで勝負!
2)の日本酒で旨味にフィットさせた方が圧倒的!
次にウニでも勝負!
2)の日本酒、参加者皆唸る!相変わらず圧倒的に美味い!
その後、ツブ貝、白身各種等々と進んでいきます。
2)の日本酒は連戦連勝!
特別純米も良いのですが、やはり続けて合わせ出すと、俄然、遠心しぼり『暁』が抜きん出ます!
極めつけはこれ!
赤身です!
もう1)は問題外の場外です。
2)の『暁』はココまでくると余裕です。
しかし!意表を突く驚きが3)ランブルスコと赤身のマリアージュ!!!!!!
凄いとしか表現できないくらい、驚きです。
たしかに言えることは、赤身の風味に確実に作用していること。
赤身の血の風味がランブルスコ割り醤油と相まって、最高にポジティブに表現し風味を倍以上広げています。
いやぁ〜今回も収穫がありました!
お寿司には『暁』がMUSTです。
あと、一言大切なこと。
日本酒はかならずワイングラスで味わって下さい。
お猪口や小さなグラスだと日本酒のパフォーマンスが大幅に低下しますのでご注意下さい。
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