2010年04月11日
蒸留三昧~未知との遭遇の巻
実は最近蒸留三昧で引きこもっておりますおかげでここ最近のブログが滞ってます
日本酒の新たな可能性を探すべく、蒸留実験中です
いかんせん、たったの3Lを採取するために5時間もかかったり、とにかく時間がいくらあっても足りません
まず、蒸留初心者なので、あらゆる蒸留器の特性を探るために、いろいろな形状、形式をそろえました。
減圧蒸留、常圧蒸留器、ウィスキー用、ブランデー用等、何が一番自分のイメージに近いか探っております。
長い長い蒸留酒の歴史でいままで存在していない、もしくは存在し得ない世界最強の蒸留酒を本気で造ります!
蒸留酒は熟成することにより、その深みと魅力を増しますが、ある意味それは人工的なお化粧に過ぎないとも言える!
そもそも蒸留したては、不味くて飲めないから原料以外の他の香りを付けざるを得なかったのである。
そんな蒸留酒の歴史をひっくり返す、蒸留仕立てですでに最強パフォーマンスを誇り、だからこそ当然熟成させたらさらに最強となる。
そんなお酒を目指して取組中です。
19日よりANA様への出荷がはじまるので、当初来年には蒸留酒の開発を完成させる予定でしたが、
白クマ泰平社長より、「本業に注力すべし!!」と再三の忠告を受け、急がずに余裕をもって2012年頃までの完成を目指します。
あと、現在全く新しい酒質設計にも取り組んでおり、こちらも来年の仕込みからテストを開始します。
たぶん狭い日本酒業界というより、日本のお米の酒が世界を転覆させる!そんな全く新しい「型」のお米のお酒を設計中!
請うご期待!