2009年08月17日
グラス違い飲比べ!
「うすはり」グラスで飲み比べ!
「うすはり」とは東京の松徳硝子さんが電球と同じプロセスで造った非常に薄いグラスです。
HPはこちら→ http://stglass.shop-pro.jp/
実際にワイングラスと味比べしました。
よく、グラスによる味の感じ方の違いは指摘されており、ご存知の方も多いでしょう。
今回は口径がどれも大きい事、グラスの構造上香りがちゃんと立つので、そういう意味では甲乙つけることはちょっと難しかったです。
しかし気づいた事がありました。
グラスを持った際の「手の感触」と「グラスの重さ」
グラスの薄さからくる唇にあたる「口当たり」の印象でした。
「暁」のスタイルは「透明感」「キレ」
やはり、液体のテクスチャーとグラスのテクスチャーとの相性が一番感性的に整合性が合うと実感。
軽やかで洗練されたテクスチャーの「暁」には手に取って軽いグラスがいい。
グラスの「薄さ」が「暁」のキレイで透明感のある液体を身近に感じ取ることができるようなところがいい。
グラスの「縁の薄さ」は「暁」の極純なキレイな口当たりが楽しめ、口の中にシャープに入ってくる。
そして、それまでのキレイさから口に入ると「暁」は一気に性格を変えるところが面白くなる。
「うすはり」シリーズには「大吟醸」「葡萄酒用ブルゴーニュ」等数種類あるが、
今回は「ブルゴーニュ」タイプが一番「暁」に合いました。
今回は和食でしたが、後日イタリアンでも行いました。
テーブルセッティングや、料理の違い、サービスの違い等、今度はバルーン型のワイングラスに軍配が上がりました。
やはり感性は環境に左右されますね。
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Posted by 勝山 at 13:40│Comments(0)
│仙台流『酒道』