今日のランチは、イタリアからのお客様を迎え、宮城調理製菓専門学校に集合です。
イタリアはあの有名なパルマの生ハムのパルマにある料理学校の方々を迎えての食事会です!
ここは三つ星でイタリアでは知らない人はいない
スーパーシェフのマルケージ氏が出資している料理学校です。
そこで今回は仙台勝山館が誇るスーパーシェフ千石進総料理長自ら作る宮城の最強フレンチです
左から宮城調理製菓専門学校校長の勝平さん、千石進総料理長そしてSHOZANシェフ矢島シェフ
料理の味付けの最終調整をしています。
今回は滅多に口にできないフルコースby千石シェフに敬意を表してもちろんお酒は、
でたぁ〜『プレミアム暁』30,000円とANA限定『元』10,000円
イタリア人先生曰く
イタリアでは、ほとんどの全員が日本酒=蒸留酒と認識しています。
ワインに比べて色がなくて、香りが薄くて、味がなくて、どこがいいのかわからない!
料理のどこに「合うのか?」がわからない!
で、早速『プレミアム暁』で『Modern 酒道』で料理スタート
乾杯用にと、シャンパングラスで『プレミアム暁』ソーダ割りライムピールの香り
イタリア先生「ジントニックのようにすっきりして美味い!日本酒ってこんな風に楽しめるなんて驚きです。」
で、次に『プレミアム暁』ストレート
日本酒は料理に「合わせる」のではなく、第六の味覚「UMAMI」との『一致を楽しむ』のです!との説明に知的好奇心に火がつく!
-「酸」の塊のワインとことなり「UMAMI」を味わうテイスティングは本質的に異なります。
- 是非!喉と長いアフターティストで「UMAMI」を感じてください。
- 前菜のフォアグラの茶碗蒸しとの「UMAMI」の一致とその余韻をお楽しみください!
イタリア先生、どよめく「たしかに!凄いね!」
「ほんとに感じる!非常に長くUMAMIが続く!」
次いで手長エビのポワレ 菊の紫ソース
- 酸味が利いたソースなので、ティースプーンで2杯加水してからレモンピールを絞ります。
- 爽やかになりアルコールも丸くなります。日本酒は料理の濃度や酸度に合わせてチューンナップして楽しめるのです。
イタリア先生、ワインでもやらない新手にかなりびっくり
お魚料理は宮城の海鮮盛り合わせ
左からホタテのソテー バジルソース→アワビのコンフィ ウニソース→牡蠣のキャラメリゼ バルサミコ風味の三種類
イタリア先生、牡蠣の美味しさに絶句! ますます「暁」が進む!
ワインは強い酸味でマスキングするので「アミノ酸の構造」が出てこない。
ところが日本酒は旨味成分である「アミノ酸の構造」が米の甘さと控えめな酸のためにくっきりと全面に出る
実はワインも用意していましたが、誰一人ワインが頭に浮かばない
で、ここで本日のメイン!仙台牛のブレゼ、白トリュフスライス、白トリュフの濃厚ソース!!
ここで満を持して純蜜薫酒『元』登場
イタリア先生、なぜお米だけの酒なのに、グラスいっぱいにバナナの芳香が充満しているのか不思議でしょうがない様子!
白トリュフソースと『元』の「UMAMI」が膨らむ! なぜだ!?
白トリュフソースの「UMAMI」の余韻が果てしなく口の中に残る!なぜだ?
イタリア先生、もう日本酒の虜です。 横に赤ワインがありましたが、皆『元』で完食
デザートは抹茶のティラミスです。
結局、イタリア人2名で昼から四合瓶2本空けちゃいました!
料理も大満足!
千石総料理長、久々に目の覚めるような味の輪郭、エッジの効いた見事なフレンチをありがとうございました!
イタリア先生から、こんどスターシェフとソムリエ集めるから是非パルマの料理学校で『酒道』講座やってくれとプロポーズを受けました!
日本酒がラテン代表のイタリア人に受け入れられた瞬間でした
これからディナーは仙台牛のしゃぶしゃぶ懐石です
今日一日で6000Kcalかな・・・・・・・・・・
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