Salon du Sake Paris
6月21-22日にパリのバスティーユにて開催されました、
SALON DU SAKE
フランス人の主催による第一回目の大きな日本酒イベントです。
勝山のブースはメインスポンサーでもある獺祭のブースと並んでの1階の人通りが多い目立つ場所に出店(写真右)しました。
勝山のブースは輸入元のNISHIKIDORI MARKETのスタッフにより運営されました。
NISHIKIDORI MARKETは日本からの高級食材・調味料をヨーロッパ全域に卸しているため、顧客は一流レストランがその大半を占めております。
NISHIKIDORI-MARKET フランス人シェフ&ソムリエ一番人気の「䴇 EMERALD LABEL」 → http://www.nishikidori.com/fr/sake-alcools/1342-gozenchu-sake-lei-emerald-junmai.html
今回はそういう意味で多くの一流レストランのソムリエやシェフに勝山ブースにお越し戴き、一度に勝山のフルラインナップを紹介できる絶好の機会となりました。
REVUE DU VIN DE FRANCE等、ワイン誌、情報誌などの取材も多数受け、フランス人の日本酒への関心の高さがひしひしと伝わってきます。
また2日目の22日には13時から1時間、フランス語で勝山の蔵紹介と伊達ノ殿様酒によるフードペアリングの講義をジャーナリストや専門家40名の前で行いました。
同じ日の15時からの1時間半は、パリの日本酒の専門かや三つ星のシェフを招いての日本酒とフランス高級料理との相性についてのディスカッションがあり、それにも参加させて頂き、日本酒のマリアージュの素晴らしさを十分にアピール出来たと思います。
やはりフランスガストロノミー界は創造的かつ独創的ににイマジネーションを膨らますことの出来るポテンシャルのある食材や酒との関わり合いを歓迎します。
そういう意味で、酸味が少なく食材の旨味にフィットする日本酒の存在を現代フランス料理が無視できない状況となっています。
その証拠にホテルプラザアテネのシェフとソムリエとも意見交換できる機会に恵まれた際、33歳の将来のグランシェフと期待されるクリストフシェフとの意見交換の中で、現代フランス料理において、ワインの酒質に関して(酸味が強すぎる)うすうす疑問を感じているシェフが存在することが確認出来ました。
つまり現代フランス料理において、次世代の若手料理人とのコラボがますます望まれていくことでしょう!
96年から2004年までパリのファッション街にレストランSHOZANを開いた時に比べ、日本酒愛好家がこんなに多く増えてきたことに驚いております。
まさしく2013年はパリにおける日本酒ビックバンの年と言えると思います。
丁度ベストのタイミングで高級レストランへの営業をスムーズに開始できたことには誠に嬉しい限りです。
今回のご縁で、今後は勝山酒造に星付きシェフやソムリエが訪れるようになることでしょう。
今後の蔵元ツーリズムの魁となり、日本文化と西洋を繋ぐ掛け橋になれれば本望です。
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