新年明けましておめでとうございます。
本年も勝山、宜しくお願い申し上げます。
勝山酒造では、昨年の仙台産ひとめぼれの出来が高温障害が無く、品質の良いお米で仕込んでいるため、
現在仕込み、出荷している「縁」「戦勝政宗」「仙臺駅政宗」は近年の中では
最高に良い出来です!
また勝山食品販売部では、1月より
新ブランド"GENPHOODS(ジェンフーズ)"を立ち上げます。
新ブランドとはいってもリバイバルのブランドで、その昔、上野精養軒→仙台精養軒→GENPHOODSといった流れでプロが選ぶ高級食材店舗が1984年から2003年まで仙台上杉にありました。
初回は
その長年の伝統で培ったノウハウを注ぎ込んだソーセージの最高峰にして当時のヒット商品であった"ストラスブール"を復活させます!
その他、当時の人気商品であった"白ソーセージ"を無添加の豆乳でよりヘルシーに仕立てた
"ソイ・ホワイト"や、
豚肉の他に鶏肉を入れ、よりライトな食感で、いくらでもパクパク食べられる
"シルキーウインナー"も発売します。
"GENPHOODS"ブランドは勝山のHPでは1月15日にUPし、販売は1月後半からスタート予定しております。
日本酒業界では本物の"純米酒"が元気なように、工業製品ではなく手造り本来の姿に戻りつつあります。
ソーセージ業界も添加物や日本酒で言う所のアルコール添加といったような工業的に補う技術を一切廃した製品造りが今後ますます求められていくと考えます。
化学調味料使用など言語道断!職人の腕、匠の技を完全否定する行為です。
ソーセージでは当たり前に使用されている結着剤・発色剤の使用など勿論論外です。
また質の悪い肉質では肉がよらず結着しにくいので、卵白、水飴、小麦粉等のつなぎの為の代用品を使用するとか、
肉の味が悪いので、酵母エキス、ポークエキス、はたまた馴染みのあるカツオや昆布エキスを入れるなど愚の骨頂です。
そこまでして、消費者に悪くなった肉を無理矢理食べさせたいのでしょうか?
また消費者を"安い"という目くらましで強引に納得させる時代も終わりました。
純米酒がお米の味のエッセンスを追求するように、ソーセージも豚肉本来のクオリティーから出る豊かな味わいを追求すべきです。
そういう意味で、
味も"人工的に作られたソーセージの味"ではなく、原材料の"豚肉の旨さを存分に味わえる味"を追求すべきです。
やはり"造り手"として日本酒もソーセージ造りもその"心"は同じなのです。
GENPHOODS、これからも宜しくお願い申し上げます。