番外編 マッサン最終回に寄せて
マッサン、いよいよ最終回。
そこで今夜はこの二本。
初号スーパーニッカ復刻版と初号ハイニッカ復刻版
でマッサンのウィスキーへ込めた魂に触れてみようと思う。
やはり
ウィスキーはストレートがいい。
ストレートでチビチビと時間をかけて香りと味わいに心から浸るのがいい。
とか言いながらも水をくわえたりもするが、そこは元 蔵元、やっぱりストレートが好きだ。
(マッサンこと竹鶴氏もストレートを好んでだとか・・・・)
理由はこうだ。
日本酒の場合、仕込みの際に地下水を加えるが、その地下水は一度全てお米に吸収され、長期低温発酵の経過とともに再び外に溶け出す、というプロセスを経て甘美なる液体となる。
そして蔵元は米から滲み出た液体の尊さと美しさ、品格を魂で愛でる。
だからこそ後から取って付けたような
"水割り"は、原酒のもつ液体としての一体感とその美しさに相容れない別の水のテクスチャーの存在を認め、許容することとなり、私なりのテイスティングの
美学から大きく反することとなる。
これは元 酒の造り手側として、そして日本酒で"酒道"を極めたという矜持ゆえのこだわりからかもしれないが、ある意味たいへん偏屈で損な性とも言える。
ウンチクはさておき、
今宵はマッサンとリタ、二人の人生のアドベンチャー、そしてリタの純粋で大きな母性愛に敬意を表し、
献杯!
そして最後に、日本ウィスキーの父を支え続けたリタの心="利他の心"に乾杯。
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