2024年09月17日
酒販店様へ|今後の勝山の酒質について
酒販店様へ
ご機嫌様でございます。
今回の記事は、勝山がいつも大変お世話になっている酒販店様へのメッセージです。
今後の酒質についての一株主としての展望をお話しさせていただきます。
身内から出たサビとはいえ、元社長と元社外輸出担当者が火をつけ回っているデマで、この度はあってはならないご迷惑をおかけし、大変申し訳なく思っております。
そこで元社長の下での酒造りとこれからの新体制の下での酒造り、いわゆる【酒質】についてお話しさせていただきます。
その前に一つの事実をお話しします。
実は2010年から2012年前半までは私が勝山酒造の社長でした。その後2012年後半から2014年後半は出張ばかりして現場を見れない私は副社長となり、代わりに社内をまとめるために次男の勝平さんが社長となりました。
そして勝平さんが社長の時にキャッシュフローを積み重ね、業績を見事V字回復を果たし、同時に海外輸出も順調に伸ばしました。
つまり今回新体制とは言っても、業績をV字回復した元社長だった勝平さんが、今度は仙台伊澤家十代目当主として家業の酒造を継いだと言うことです。
なので、全くの素人の部外者が新社長になった訳ではありません。
さて日本料理もフランス料理も世界遺産に登録されていますが、その内容は大きく異なっているそうです。
日本料理は料理として世界遺産に登録されているのに対し、フランス料理はその在り方、テーフルセッティングからワインまで【食のシーン】全体が世界遺産に登録されていると聞いてます。
元社長でありながら新社長の勝平さんの本業は学校法人勝山学園 宮城調理製菓専門学校の理事長校長です。つまり食にまつわるあらゆる全てを包括したシーンに携わる専門家であります。
そして勝山酒造は先代の父の代から常に食のシーンの中の日本酒の在り方を追求してきました。
父が宮城県酒造組合の会長の時に「宮城 純米酒の県宣言」を行ったのは、本物の食を追求する上で当然の流れでした。
私が2010年に社長に就任し真っ先に取り組んだのは酒質への取り組みでした。
金賞受賞酒ではなく、本物の食中酒、しかも現代の食のシーンに合わせ、魚も肉も、日本料理もフレンチも、イタリアンも中華も、そこに旨味があれば、なんでもマリアージュ!といった具合で、日本酒の酒質の可能性に懸けました。
その中で杜氏の後藤氏の苦心の末に生まれ、現在通常ライナップされた酒に【鴒(LEI)】や【元(GEN)】【DIAMOND暁】があります。
そこで本題です。
実は元社長は蔵元の仕事、つまり杜氏と酒質について意見を交わすことを全く行わず、放置していたと聞いております。
しかも杜氏には「賞を取れる酒を造れ!」とだけ常に言っていたそうです。
先代から私や勝平さんも「賞」は確かに頂ければ嬉しいですが、どちらかというと「賞は結果として付いてくる」程度の認識で(ちなみに父の代の照井杜氏は黙っていても金賞受賞酒の造りが上手い方でした)、当時後藤杜氏との酒質の意見交換においては受賞を目指す!的な話は一切出ず、料理に合わせるためのマリアージュ原理(MODERN酒道)に照らし合わせながら常に厳しい態度で酒質設計についての議論を展開していたことを今でも思い出します。結構無茶な注文ばかり付け、後藤杜氏にはプレッシャーをかけ過ぎたかな?と反省しています。
勝山は2009年以降、あらゆる食のシーンを素晴らしい体験に変えるための魔法の日本酒を目指して邁進してきましたが、2015年以降は平蔵元社長の号令「賞を取るための酒!」に舵を切っておりました。
しかしながら今年からは再び食のエキスパートの勝平新社長を迎え、本来の姿、つまり食のシーンでこそ映える酒質に戻す取り組みが始まります。
2025年の酒造りはもうスタートしますので、今年はある意味原点回帰の転換期となるでしょうが、その中でも現在ののトレンドや解釈を取り入れた新しい酒質の酒のテストも予定しています。
私も勝山酒造V字回復及び海外輸出の経験を活かし、株主ながら酒質のなお一層の向上と次の時代を見据えた新しい酒質への挑戦を支えていく所存です。
今後酒質が落ちると言った懸念は一切ご不要、何よりも酒質に最もうるさい私の母が取締役として目を光らせておりますのでご安心ください。
酒販店の皆様におきましては、勝山酒造は仙台伊澤家一丸となって勝山のより一層の酒質向上並びに発展に努め、より安定した品質の酒の出荷を目指しますので、今後ともご指導を賜りますようお願い申し上げます。

↑伊達家御家流酒道【闘酒】風景:西軍東軍イザッ勝負!!
ご機嫌様でございます。
今回の記事は、勝山がいつも大変お世話になっている酒販店様へのメッセージです。
今後の酒質についての一株主としての展望をお話しさせていただきます。
身内から出たサビとはいえ、元社長と元社外輸出担当者が火をつけ回っているデマで、この度はあってはならないご迷惑をおかけし、大変申し訳なく思っております。
そこで元社長の下での酒造りとこれからの新体制の下での酒造り、いわゆる【酒質】についてお話しさせていただきます。
その前に一つの事実をお話しします。
実は2010年から2012年前半までは私が勝山酒造の社長でした。その後2012年後半から2014年後半は出張ばかりして現場を見れない私は副社長となり、代わりに社内をまとめるために次男の勝平さんが社長となりました。
そして勝平さんが社長の時にキャッシュフローを積み重ね、業績を見事V字回復を果たし、同時に海外輸出も順調に伸ばしました。
つまり今回新体制とは言っても、業績をV字回復した元社長だった勝平さんが、今度は仙台伊澤家十代目当主として家業の酒造を継いだと言うことです。
なので、全くの素人の部外者が新社長になった訳ではありません。
さて日本料理もフランス料理も世界遺産に登録されていますが、その内容は大きく異なっているそうです。
日本料理は料理として世界遺産に登録されているのに対し、フランス料理はその在り方、テーフルセッティングからワインまで【食のシーン】全体が世界遺産に登録されていると聞いてます。
元社長でありながら新社長の勝平さんの本業は学校法人勝山学園 宮城調理製菓専門学校の理事長校長です。つまり食にまつわるあらゆる全てを包括したシーンに携わる専門家であります。
そして勝山酒造は先代の父の代から常に食のシーンの中の日本酒の在り方を追求してきました。
父が宮城県酒造組合の会長の時に「宮城 純米酒の県宣言」を行ったのは、本物の食を追求する上で当然の流れでした。
私が2010年に社長に就任し真っ先に取り組んだのは酒質への取り組みでした。
金賞受賞酒ではなく、本物の食中酒、しかも現代の食のシーンに合わせ、魚も肉も、日本料理もフレンチも、イタリアンも中華も、そこに旨味があれば、なんでもマリアージュ!といった具合で、日本酒の酒質の可能性に懸けました。
その中で杜氏の後藤氏の苦心の末に生まれ、現在通常ライナップされた酒に【鴒(LEI)】や【元(GEN)】【DIAMOND暁】があります。
そこで本題です。
実は元社長は蔵元の仕事、つまり杜氏と酒質について意見を交わすことを全く行わず、放置していたと聞いております。
しかも杜氏には「賞を取れる酒を造れ!」とだけ常に言っていたそうです。
先代から私や勝平さんも「賞」は確かに頂ければ嬉しいですが、どちらかというと「賞は結果として付いてくる」程度の認識で(ちなみに父の代の照井杜氏は黙っていても金賞受賞酒の造りが上手い方でした)、当時後藤杜氏との酒質の意見交換においては受賞を目指す!的な話は一切出ず、料理に合わせるためのマリアージュ原理(MODERN酒道)に照らし合わせながら常に厳しい態度で酒質設計についての議論を展開していたことを今でも思い出します。結構無茶な注文ばかり付け、後藤杜氏にはプレッシャーをかけ過ぎたかな?と反省しています。
勝山は2009年以降、あらゆる食のシーンを素晴らしい体験に変えるための魔法の日本酒を目指して邁進してきましたが、2015年以降は平蔵元社長の号令「賞を取るための酒!」に舵を切っておりました。
しかしながら今年からは再び食のエキスパートの勝平新社長を迎え、本来の姿、つまり食のシーンでこそ映える酒質に戻す取り組みが始まります。
2025年の酒造りはもうスタートしますので、今年はある意味原点回帰の転換期となるでしょうが、その中でも現在ののトレンドや解釈を取り入れた新しい酒質の酒のテストも予定しています。
私も勝山酒造V字回復及び海外輸出の経験を活かし、株主ながら酒質のなお一層の向上と次の時代を見据えた新しい酒質への挑戦を支えていく所存です。
今後酒質が落ちると言った懸念は一切ご不要、何よりも酒質に最もうるさい私の母が取締役として目を光らせておりますのでご安心ください。
酒販店の皆様におきましては、勝山酒造は仙台伊澤家一丸となって勝山のより一層の酒質向上並びに発展に努め、より安定した品質の酒の出荷を目指しますので、今後ともご指導を賜りますようお願い申し上げます。

↑伊達家御家流酒道【闘酒】風景:西軍東軍イザッ勝負!!
2024/09/04
先週末から古巣の「勝山酒造でお家騒動?」とSNSで賑わっているらしい。すでに勝山酒造から離れて10年も経つが、なんで今頃になって突然お家騒動などと騒がれるのか!?個人的には理解に苦しむ。そもそも家督については2022年6月に仙台伊澤家9代目の父 平一から、兄で次男の勝平さんが家長として十代目を継いでい…
2024/09/06
昨今の勝山酒造の業績についての私的なつぶやき.......巷では勝山酒造の海外輸出が絶好調で、売上全体の4割を占め、ついでに今年は売上が過去最高!!!という噂がある。はたして海外輸出担当者(社外)の業績発言の真偽は?私は勝山酒造の株主の一人ではあるが、株主総会の際に顧問税理士に確認して驚いた!思わ…
2024/09/13
そういえば、元社外輸出担当者の発言について多くの人に誤解を与えた妄想がありましたので、以下指摘しておきます。① 元社外輸出担当者の父で元勝山酒造社長の平蔵について ・取締役会において代表取締役の解任動議が提案された事実はありません。 ・株主総会において平蔵の取締役の任期満了しており、とある…
2024年09月13日
元社外輸出担当者のSNS問題発言の真偽は?!
そういえば、元社外輸出担当者のSNSの問題発言について多くの人に誤解を与えた妄想がありましたので、
以下指摘しておきます。
① 元社外輸出担当者の父で元勝山酒造社長の平蔵について
・取締役会において代表取締役の解任動議が提案された事実はありません。
・株主総会において平蔵の取締役の任期満了しており、とある理由(裁判終了後にご報告します)により再任されなかった。
②元社外輸出担当者がSNSで拡散したA.「家政?の継承」「家督の移譲」「伊沢家内で」「お家騒動が勃発」、B.「意趣返しのような形で」「(伊澤平蔵の)解任」について
・上記①によってA.は全くの元社外輸出担当者の妄想です。よってB.も事実に反しております。
・今は係争中のため、①の「とある理由」をここで話すことは控えなければなりませんが、この「とある理由」が全ての原因であり、これは元社外輸出担当者とその父平蔵が他の一族メンバーに嘘をつき騙し続け勝手に引き起こした暴挙であり、それがが全ての問題のはじまりです。
謂わば、犯罪者が自分の勝手な願望で引き起こした犯罪に対し、犯罪者であることを隠して世間に被害者ヅラする、といった極めて私からすると「悪質」で「タチの悪い」ことをその元社外輸出担当者はSNSで巷に拡散し、世間を惑わし続けているということで、我々一族からすると全くもって迷惑千万な話であります。
さらに
③ 「10年前、21歳でNYから勝山を輸出し始めたのは〜 中略〜本当にゼロからのスタートでした。」について
・勝山酒造は2010年にはANAの新サービスの一連の発表会でNYでも紹介され、2011年には既にアメリカも含め海外での販売を開始し、2014年まで着実に海外輸出の実績を積み上げていたので、この元社外輸出担当者が勝山の輸出を「ゼロからのスタート」から始めた訳ではありません。これも事実に反しております。
④「勝山で苦難と勝利を分かち合った数人の仲間が一緒に去ることになりました。」「勝山酒造で苦楽を共にしてきた社員たちも数名一緒に辞めることを決意しました」について
・10月17日現在で(既に1ヶ月半が経過している)で上記を理由に退社した従業員は皆無です。
⑤ 今後この社外輸出担当者についての勝山酒造の対応について
・今回の事実に反したSNSへの投稿に対し、勝山酒造は現在刑事告訴・民事訴訟による法的処置を検討しております。
・そして上記の事実に反した投稿記事の削除もしくは訂正、事実に反した記載に対し謝罪文を投稿することを要求しております。
・さらに今後のSNS投稿、取引先への接触、連絡やeメールの送付による勝山酒造の名誉ないし信用を毀損する行為に対しての警告。
最後に今回の元社外輸出担当者のSNS投稿についての私見
初めSNS投稿を見た時、その稚拙な文章や誤字から、本当に東大中退レベルの人が書いた文章なのだろうかと我が目を疑った。その後私の弁護士からも、「彼女、本当に東大に入学できたの?」と聞き返された。
あまりに幼稚な内容。しかも感情的に誰かになりふり構わず言い付ける的なその内容の精神性の低さにただただ驚いた。
一方でそのような妄想の文章に対し、もっともらしい解説をつけて意見したりいろいろと推測したりしている投稿もあり、あらためて仙台における『伊澤家』の存在を再確認できたことはとても興味深かった。
以上、3回にわたって10年ぶりにブログを投稿しました。そして事実だけを述べました。
次回は多分、全ての裁判がひと段落ついた時、そして最終的に裁判が終結した時となるでしょう。
そしてその結末は........、真相を知ったら誰もが驚愕する、とんでもない事実が.......、そして元社外輸出担当者推しの方々には耐えられない受け入れ難い試練が待ち受けているかもしれない.............。
そしてあなたは人に巣食う"闇"を見るかもしれない..........。
語られることがあれば、真実は小説よりも奇なり、かも......ね。

↑【ベッカム氏にダイヤモンド暁プレゼント】@シンガポール
追記【9月9日 河北新報朝刊】についての私見
河北新報は社外輸出担当者とその家族からの一方の情報のみに基づいているにも関わらず『関係者からの取材で』と新聞社の報道倫理を敢えて逸脱した記事を掲載しました。記事の中で宮城調理製菓専門学校の勝平兄の肩書きにも誤りがありました。勝山酒造は勝山酒造を貶めるような曖昧な記事に抗議したそうですが、いまだ河北新報からの謝罪や返信等は何一つ無いと聞いております。
いい加減な記事を垂れ流しにしているようでは、新聞の凋落がますます加速しますね。
【新商品:亮庵 - RYOAN LEGEND 純米大吟醸 UMAMI DOUBLE FINISH 遠心搾り 12年氷温貯蔵 - 1セット税抜き: 百万円】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000019894.html
【酒の裏話】Heavensakeの怖い裏側
https://jihei-sake.hatenadiary.com/entry/2024/12/29/100425
以下指摘しておきます。
① 元社外輸出担当者の父で元勝山酒造社長の平蔵について
・取締役会において代表取締役の解任動議が提案された事実はありません。
・株主総会において平蔵の取締役の任期満了しており、とある理由(裁判終了後にご報告します)により再任されなかった。
②元社外輸出担当者がSNSで拡散したA.「家政?の継承」「家督の移譲」「伊沢家内で」「お家騒動が勃発」、B.「意趣返しのような形で」「(伊澤平蔵の)解任」について
・上記①によってA.は全くの元社外輸出担当者の妄想です。よってB.も事実に反しております。
・今は係争中のため、①の「とある理由」をここで話すことは控えなければなりませんが、この「とある理由」が全ての原因であり、これは元社外輸出担当者とその父平蔵が他の一族メンバーに嘘をつき騙し続け勝手に引き起こした暴挙であり、それがが全ての問題のはじまりです。
謂わば、犯罪者が自分の勝手な願望で引き起こした犯罪に対し、犯罪者であることを隠して世間に被害者ヅラする、といった極めて私からすると「悪質」で「タチの悪い」ことをその元社外輸出担当者はSNSで巷に拡散し、世間を惑わし続けているということで、我々一族からすると全くもって迷惑千万な話であります。
さらに
③ 「10年前、21歳でNYから勝山を輸出し始めたのは〜 中略〜本当にゼロからのスタートでした。」について
・勝山酒造は2010年にはANAの新サービスの一連の発表会でNYでも紹介され、2011年には既にアメリカも含め海外での販売を開始し、2014年まで着実に海外輸出の実績を積み上げていたので、この元社外輸出担当者が勝山の輸出を「ゼロからのスタート」から始めた訳ではありません。これも事実に反しております。
④「勝山で苦難と勝利を分かち合った数人の仲間が一緒に去ることになりました。」「勝山酒造で苦楽を共にしてきた社員たちも数名一緒に辞めることを決意しました」について
・10月17日現在で(既に1ヶ月半が経過している)で上記を理由に退社した従業員は皆無です。
⑤ 今後この社外輸出担当者についての勝山酒造の対応について
・今回の事実に反したSNSへの投稿に対し、勝山酒造は現在刑事告訴・民事訴訟による法的処置を検討しております。
・そして上記の事実に反した投稿記事の削除もしくは訂正、事実に反した記載に対し謝罪文を投稿することを要求しております。
・さらに今後のSNS投稿、取引先への接触、連絡やeメールの送付による勝山酒造の名誉ないし信用を毀損する行為に対しての警告。
最後に今回の元社外輸出担当者のSNS投稿についての私見
初めSNS投稿を見た時、その稚拙な文章や誤字から、本当に東大中退レベルの人が書いた文章なのだろうかと我が目を疑った。その後私の弁護士からも、「彼女、本当に東大に入学できたの?」と聞き返された。
あまりに幼稚な内容。しかも感情的に誰かになりふり構わず言い付ける的なその内容の精神性の低さにただただ驚いた。
一方でそのような妄想の文章に対し、もっともらしい解説をつけて意見したりいろいろと推測したりしている投稿もあり、あらためて仙台における『伊澤家』の存在を再確認できたことはとても興味深かった。
以上、3回にわたって10年ぶりにブログを投稿しました。そして事実だけを述べました。
次回は多分、全ての裁判がひと段落ついた時、そして最終的に裁判が終結した時となるでしょう。
そしてその結末は........、真相を知ったら誰もが驚愕する、とんでもない事実が.......、そして元社外輸出担当者推しの方々には耐えられない受け入れ難い試練が待ち受けているかもしれない.............。
そしてあなたは人に巣食う"闇"を見るかもしれない..........。
語られることがあれば、真実は小説よりも奇なり、かも......ね。

↑【ベッカム氏にダイヤモンド暁プレゼント】@シンガポール
追記【9月9日 河北新報朝刊】についての私見
河北新報は社外輸出担当者とその家族からの一方の情報のみに基づいているにも関わらず『関係者からの取材で』と新聞社の報道倫理を敢えて逸脱した記事を掲載しました。記事の中で宮城調理製菓専門学校の勝平兄の肩書きにも誤りがありました。勝山酒造は勝山酒造を貶めるような曖昧な記事に抗議したそうですが、いまだ河北新報からの謝罪や返信等は何一つ無いと聞いております。
いい加減な記事を垂れ流しにしているようでは、新聞の凋落がますます加速しますね。
2024/12/29
嬉しいご報告12月26日付、仙台地裁判決がありました。原告伊澤家側と被告平蔵・ユウカ側の間での1年半の長い裁判に、やっと一つの区切りができました。『原告側の全面勝訴』よって、前社長の平蔵並びにユウカ側の勝山酒造退任時における二人の問題発言ーSNS上に伊澤家と新経営陣を意図的に貶める目的で拡…
【新商品:亮庵 - RYOAN LEGEND 純米大吟醸 UMAMI DOUBLE FINISH 遠心搾り 12年氷温貯蔵 - 1セット税抜き: 百万円】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000019894.html
【酒の裏話】Heavensakeの怖い裏側
https://jihei-sake.hatenadiary.com/entry/2024/12/29/100425
2024/09/04
先週末から古巣の「勝山酒造でお家騒動?」とSNSで賑わっているらしい。すでに勝山酒造から離れて10年も経つが、なんで今頃になって突然お家騒動などと騒がれるのか!?個人的には理解に苦しむ。そもそも家督については2022年6月に仙台伊澤家9代目の父 平一から、兄で次男の勝平さんが家長として十代目を継いでい…
2024/09/06
昨今の勝山酒造の業績についての私的なつぶやき.......巷では勝山酒造の海外輸出が絶好調で、売上全体の4割を占め、ついでに今年は売上が過去最高!!!という噂がある。はたして海外輸出担当者(社外)の業績発言の真偽は?私は勝山酒造の株主の一人ではあるが、株主総会の際に顧問税理士に確認して驚いた!思わ…
2024/09/17
酒販店様へご機嫌様でございます。今回の記事は、勝山がいつも大変お世話になっている酒販店様へのメッセージです。今後の酒質についての一株主としての展望をお話しさせていただきます。身内から出たサビとはいえ、元社長と元社外輸出担当者が火をつけ回っているデマで、この度はあってはならないご迷惑…
Posted by 勝山 at
05:25
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│ANA│会社経営│仙台伊達家 御家流 酒道│Modern酒道│ミス・ユニバース│ミシュラン│海外戦略│慶長遣欧使節団400年記念行事│未来への提言
2024年09月06日
最近の勝山酒造の業績についてのつぶややき....
昨今の勝山酒造の業績についての私的なつぶやき.......
巷では勝山酒造の海外輸出が絶好調で、売上全体の4割を占め、ついでに今年は売上が過去最高!!!という噂がある。
はたして海外輸出担当者(社外)の業績発言の真偽は?
私は勝山酒造の株主の一人ではあるが、株主総会の際に顧問税理士に確認して驚いた!思わず3回も聞き返してしまった。
SNSを駆け巡る噂はなんだったのか!?と..........
はたして前社長や前輸出担当者(社外)は財務諸表の数字をちゃんと読めていたのだろうか?と.........
今確実に言えることは、もし数字をちゃんと読めていたら、巷のSNSの噂のように、海外輸出が絶好調で売上全体の4割を占めていて、さらに過去最高の売上!と堂々と胸を張って言えるはずがないということだ。これは明かに『妄想』の類だ。
なぜなら私が勝山酒造の酒を本格的に輸出に取り組み出した2011年頃から私が退社した2014年度の海外輸出の平均売上と比べてみても、今期の輸出額は私の想像を遥かに超えた低成長ぶりだったからだ。そしてあまりの低さに三度も担当の税理士に聞き返したほどだ。
SNSの危うさ!?
改めてSNSの危うさを再認識した。
つまり情報の発信者の意図により、踊らされる人が少なからずいるということだ。
仏教では、人がおかしてはいけない五つの戒め(五戒)があり、
その中に不妄語[妄言(嘘)をついけはいけない]という教えがある。
たとえSNSだろうがなんだろうが、だからこそ発信者は、特に企業を代表する人間は【妄語】を避け、誠実に真実を語るべきだろう。
老舗経営と事業承継
取締役会にて数字が読めない前社長が任期切れにより再任されなかったのは、株主の一人としては当然といえば当然である。
また私利私欲のために妄語を連発し、自身の妄想をSNSで拡散し続け世間を迷わし続けている前輸出担当者(社外)との関係を今回解消したことも、株主としてはこれも当然の成り行きだろう。
企業経営とは、たとえ老舗の同族会社であってもそんな生やさしいものでは決してないのだ。
いつでも生き残りをかけたサバイバルであり、それは常に時代の要請を先取りし脱皮し続ける、終わりなき創造活動である。
だからこそ今回の新体制は、より具体的に言えば、次の世代である仙台伊澤家十一代目そして勝山酒造十三代目へのバトンを繋ぐための伊澤家が下した決定であって、そういう意味では【家督相続】は仙台伊澤家ではとっくの昔に"終了案件"であり、前回の私のブログで言うところの【伊澤家のお家騒動など存在しない】訳であります。

【2012年 蔵元限定発売の本で、ここに書かれている世界初のコペルニクス的回転を引き起こした日本酒フードペアリング理論は、当時の飲食関係者や有名シェフにも受け入れられ国内の高級日本酒マーケット創造に貢献し、さらには勝山の世界進出の原動力となりました。(文中に妄語はありません) 】
【新商品:亮庵 - RYOAN LEGEND 純米大吟醸 UMAMI DOUBLE FINISH 遠心搾り 12年氷温貯蔵 - 1セット税抜き: 百万円】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000019894.html
【酒の裏話】Heavensakeの怖い裏側
https://jihei-sake.hatenadiary.com/entry/2024/12/29/100425
巷では勝山酒造の海外輸出が絶好調で、売上全体の4割を占め、ついでに今年は売上が過去最高!!!という噂がある。
はたして海外輸出担当者(社外)の業績発言の真偽は?
私は勝山酒造の株主の一人ではあるが、株主総会の際に顧問税理士に確認して驚いた!思わず3回も聞き返してしまった。
SNSを駆け巡る噂はなんだったのか!?と..........
はたして前社長や前輸出担当者(社外)は財務諸表の数字をちゃんと読めていたのだろうか?と.........
今確実に言えることは、もし数字をちゃんと読めていたら、巷のSNSの噂のように、海外輸出が絶好調で売上全体の4割を占めていて、さらに過去最高の売上!と堂々と胸を張って言えるはずがないということだ。これは明かに『妄想』の類だ。
なぜなら私が勝山酒造の酒を本格的に輸出に取り組み出した2011年頃から私が退社した2014年度の海外輸出の平均売上と比べてみても、今期の輸出額は私の想像を遥かに超えた低成長ぶりだったからだ。そしてあまりの低さに三度も担当の税理士に聞き返したほどだ。
SNSの危うさ!?
改めてSNSの危うさを再認識した。
つまり情報の発信者の意図により、踊らされる人が少なからずいるということだ。
仏教では、人がおかしてはいけない五つの戒め(五戒)があり、
その中に不妄語[妄言(嘘)をついけはいけない]という教えがある。
たとえSNSだろうがなんだろうが、だからこそ発信者は、特に企業を代表する人間は【妄語】を避け、誠実に真実を語るべきだろう。
老舗経営と事業承継
取締役会にて数字が読めない前社長が任期切れにより再任されなかったのは、株主の一人としては当然といえば当然である。
また私利私欲のために妄語を連発し、自身の妄想をSNSで拡散し続け世間を迷わし続けている前輸出担当者(社外)との関係を今回解消したことも、株主としてはこれも当然の成り行きだろう。
企業経営とは、たとえ老舗の同族会社であってもそんな生やさしいものでは決してないのだ。
いつでも生き残りをかけたサバイバルであり、それは常に時代の要請を先取りし脱皮し続ける、終わりなき創造活動である。
だからこそ今回の新体制は、より具体的に言えば、次の世代である仙台伊澤家十一代目そして勝山酒造十三代目へのバトンを繋ぐための伊澤家が下した決定であって、そういう意味では【家督相続】は仙台伊澤家ではとっくの昔に"終了案件"であり、前回の私のブログで言うところの【伊澤家のお家騒動など存在しない】訳であります。

【2012年 蔵元限定発売の本で、ここに書かれている世界初のコペルニクス的回転を引き起こした日本酒フードペアリング理論は、当時の飲食関係者や有名シェフにも受け入れられ国内の高級日本酒マーケット創造に貢献し、さらには勝山の世界進出の原動力となりました。(文中に妄語はありません) 】
2024/12/29
嬉しいご報告12月26日付、仙台地裁判決がありました。原告伊澤家側と被告平蔵・ユウカ側の間での1年半の長い裁判に、やっと一つの区切りができました。『原告側の全面勝訴』よって、前社長の平蔵並びにユウカ側の勝山酒造退任時における二人の問題発言ーSNS上に伊澤家と新経営陣を意図的に貶める目的で拡…
【新商品:亮庵 - RYOAN LEGEND 純米大吟醸 UMAMI DOUBLE FINISH 遠心搾り 12年氷温貯蔵 - 1セット税抜き: 百万円】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000019894.html
【酒の裏話】Heavensakeの怖い裏側
https://jihei-sake.hatenadiary.com/entry/2024/12/29/100425
2024/09/04
先週末から古巣の「勝山酒造でお家騒動?」とSNSで賑わっているらしい。すでに勝山酒造から離れて10年も経つが、なんで今頃になって突然お家騒動などと騒がれるのか!?個人的には理解に苦しむ。そもそも家督については2022年6月に仙台伊澤家9代目の父 平一から、兄で次男の勝平さんが家長として十代目を継いでい…
2024/09/13
そういえば、元社外輸出担当者の発言について多くの人に誤解を与えた妄想がありましたので、以下指摘しておきます。① 元社外輸出担当者の父で元勝山酒造社長の平蔵について ・取締役会において代表取締役の解任動議が提案された事実はありません。 ・株主総会において平蔵の取締役の任期満了しており、とある…
2024/09/17
酒販店様へご機嫌様でございます。今回の記事は、勝山がいつも大変お世話になっている酒販店様へのメッセージです。今後の酒質についての一株主としての展望をお話しさせていただきます。身内から出たサビとはいえ、元社長と元社外輸出担当者が火をつけ回っているデマで、この度はあってはならないご迷惑…
2024年09月04日
勝山お家騒動???
先週末から古巣の「勝山酒造でお家騒動?」とSNSで賑わっているらしい。
すでに勝山酒造から離れて10年も経つが、なんで今頃になって突然お家騒動などと騒がれるのか!?個人的には理解に苦しむ。
そもそも家督については2022年6月に仙台伊澤家9代目の父 平一から、兄で次男の勝平さんが家長として十代目を継いでいる。
仙台伊澤家名跡直授式という儀式が、上杉の伊澤本家にて仙台伊達家十八代目当主伊達泰宗氏が立会人代表となり、親族関係者の見守る中、6月11日に無事執り行われている。以下の写真はその時のもの。



↑この主役3名の写真だけなぜか横向きに.....!?

ちなみに今回仙台伊澤家十代目の家督を継いだ勝平兄はいかなる人物か?
伊達政宗公以来の伊達家の武家の料理と商家として伊澤家に伝わる仙台料理を継承する仙台伊達家の香道の師範代であり、東京の外資系ホテルレストラン、星付レストラン、京都の老舗へ即戦力となる料理人を供給し、日本中の超有名店から引っ張りだこで就職率100%の宮城調理製菓専門学校を率いる理事長校長であり、フグ調理師免許を持つほどの腕の立つ料理人で、フランスを本部に置く世界的美食家の会員組織ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の日本の理事であり東北支部長を務める美食家でもある。一方でシュバリエ・ド・タストヴァンを授与されるほどのワイン通でもあり、料理のみならず酒やコーヒー、紅茶までも造詣が深い。また仙台勝山館の立ち上げから料理人やホールスタッフの教育指導も行い、今は無き勝山館を『仙台の迎賓館』たらしめた張本人でもある。調理師学校はフランス、イタリア、香港などの職業訓練学校やワイン学校とも提携しているので、海外にも太いパイプを持っている。
そしてここが注目ポイントなのだが、2012-2014年の勝山酒造代表取締役社長を務め、当時副社長だった私と共に勝山をV字回復した立役者でもある。
ところで思わず爆笑したのが、SNSでは父は呆けて亡くなっていることになっているらしい、というデマ。
父 平一(90)は、ちなみに2022年と2023年の認知症のテストでは満点に近い点数を取っており医学的には認知症でないことが証明されている。
もちろん、まだ生きている。よく食べよく寝てる。
勝山酒造の家督争い?について
私は勝山酒造の株主の一人ではあるが、経営には一切携わっていない。
株主として勝山酒造の新体制について知っていることは以下の通りである。
① 令和6年度の取締役会と株主総会は法律に則って行われた。会の進行において特段何も騒ぎはなかったと聞いている。
② よって今回の新役員選任は裁判所のお墨付きをもらって法務局にて登記したと聞いている。
③ 前任の平蔵さんについては、取締役社長の任期が切れており、今回は単に【再任】されなかったと聞いている。
よって【解任】や【退任】の動議も特になく、数で圧倒したような強制的な解任劇など一切なく、弁護士同席の上で粛々淡々と行われたと聞いております。
つまり平蔵さんはSNSで噂になっているような、追放されたとか、退任させられた、ということは全くの事実無根であると断言できます。
いくら同族会社であっても、法律は厳守です。法に従い真っ当な手続きが行われたからこそ、裁判所公認での法務局への登記が出来たのです。
これも後から聞いた話ではあるが、今回の取締役会で注目すべきは杜氏である後藤氏が平蔵さんの再任に挙手しなかったという点。この事実だけでも平蔵さんがどのような社長であったか推して知るべしというところですかね。
SNSで東北の田舎の勝山酒造は旧態依然の「男尊女卑」「女性蔑視」な社風なのか?についての私見。
父である仙台伊澤家九代目平一は慶應ボーイで、カルフォルニア州立大学大学院を卒業し、その後三和銀行のロンドン支店に勤務した経験があるので、レディーファーストのマナーを身につけた紳士であります。平蔵もカルフォルニアのとある大学院と勝平もメリーランド州立大学ホテルレストラン学科を卒業しているので二人の兄たちも開けた考えの持ち主なのは確かです。なので「男尊女卑」「女性蔑視」などという発想は全く存在しておらず、むしろ平一にしろ、勝平にしろ、「実力主義」であると断言できます。かく言う私もパリやフィレンツェでレストラン(SHOZAN Paris)やバー(THE FUSION BAR:サルバトーレ・フェラガモ所有ホテルのメインダイニングバー)を経営してきた「実力主義」派です。
SNSで見落とされがちなのが、今回の新体制の役員7名中2名を除いて、新社長や新専務は今年の8月6日以前の勝山酒造の経営には携わっておりません。
と言うことは、私の父が国際派の紳士である以上、「女子で、第二子だから正社員になれない」発言は、その発言主とその父親である前社長の平蔵さんの家庭問題であって、決して会社の問題ではないと言うことです。
これは以前直接平蔵さんと役員である兄弟から聞いた話ですが、そもそも平蔵さんは長男に酒造を継がせたいと思っておりました。そして一方で上記の発言主は勝山酒造に縛られることなく、つまり役員に入ることなく、自由に自分の思い通りに自分が設立した会社の社長として活動したいと言うことで、勝山酒造からの役員のオファーを自ら断った、と言うのが私が直接関係者本人たちから聞いた真相です。
ゴッドマザーの存在
一方で今回の新役員の目玉は、私の母が新たに加わったことです。
これは伊澤家一丸となってベストな人事を行うと言う強い意志の現れだと理解しています。
周知の通り、勝山グループを代表する勝山館が無くなった今、次世代の仙台伊澤家の中心はまさにゴッドマザーたる母の存在が不可欠です。
今の母 正子の存在は、たとえるなら「御恩は山よりも高く海よりも深い」と有名な『北条政子の演説』の政子の存在そのものであります。
仙台伊澤家は今、母 正子の下、兄弟家が一丸となり勝山酒造が再び仙台の地に根付くよう努力を積み重ねて行く所存です。
SNSの噂を流した張本人たちについての私見
確かに親族間であっても争いごとは人間なので当然起こります。
問題が大きくなった際はもちろん弁護士や裁判所のお世話にはなりますが、私の経験上フランスやイタリア、そして米国でもこのような法的な介入は経済活動において、たとえ親族間であっても弁護士や裁判所で白黒つけることは必要不可欠であると考えております。
ただ大切なことは、決して悪意と憎悪といった感情で意見や思想の違う相手をやり込めようとしないことです。
憎悪は憎悪を生む。問題解決にあたり、個人の感情などは脇におき、代理人を通して事実関係を公正明大に法に従って解決していくべきだと考えます。
よって今回SNSを騒がせている平蔵さんとその長女の、明かに勝山酒造を貶めようと意図した悪意のこもった憎悪を吐露するぼやきをわざわざ投稿するその行為には、日本人の道徳心や倫理観を通り越したどこか異常さを感じます。
彼らには苦楽を共にした残された従業員たちの生活に思いを馳せることはできないのでしょうか?
どうしてどこまでも彼らは自らの不平不満や妄想(法に逆らってまでも)に留まり続け、嘘に嘘を重ねるようなことをするのか?
私には全く理解できません。
読者の皆様へお願い
私は酒造業界に復帰することはないでしょうが、皆様にお願いがございます。
仙台伊澤家勝山酒造は一族の威信に懸けて強固な勝山酒造の再構築に着手しますので、どうか10年単位で長く見守っていただきたいと願っております。
日本酒というものは一つの酒質が開発され、その酒質での生産が安定するまでに5年は最低かかります。しかも今回の新体制は、次の十三代目蔵元への事業承継まで考慮した一族の決定です。
SNSで言われるような醜いお家騒動などは存在しておりませんので、どうか温かく新体制の今後の動きを見守っていただきたいと切に願う次第でございます。
P.S. 現在粛々と進行途中の裁判もありますので、すべてをお伝えすることは控えさせていただきますが、父 平一と母 正子は四人の息子たちと共に次世代に向けて歩んでおりますのでどうかご安心ください。
すべての裁判の決着がつき次第、追ってこのブログにてご報告させていただきます。
【酒の裏話】Heavensakeの怖い裏側
https://jihei-sake.hatenadiary.com/entry/2024/12/29/100425
【新商品:亮庵 - RYOAN LEGEND 純米大吟醸 UMAMI DOUBLE FINISH 遠心搾り 12年氷温貯蔵 - 1セット税抜き: 百万円】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000019894.html
すべてのご縁に感謝。
伊澤治平
すでに勝山酒造から離れて10年も経つが、なんで今頃になって突然お家騒動などと騒がれるのか!?個人的には理解に苦しむ。
そもそも家督については2022年6月に仙台伊澤家9代目の父 平一から、兄で次男の勝平さんが家長として十代目を継いでいる。
仙台伊澤家名跡直授式という儀式が、上杉の伊澤本家にて仙台伊達家十八代目当主伊達泰宗氏が立会人代表となり、親族関係者の見守る中、6月11日に無事執り行われている。以下の写真はその時のもの。



↑この主役3名の写真だけなぜか横向きに.....!?

ちなみに今回仙台伊澤家十代目の家督を継いだ勝平兄はいかなる人物か?
伊達政宗公以来の伊達家の武家の料理と商家として伊澤家に伝わる仙台料理を継承する仙台伊達家の香道の師範代であり、東京の外資系ホテルレストラン、星付レストラン、京都の老舗へ即戦力となる料理人を供給し、日本中の超有名店から引っ張りだこで就職率100%の宮城調理製菓専門学校を率いる理事長校長であり、フグ調理師免許を持つほどの腕の立つ料理人で、フランスを本部に置く世界的美食家の会員組織ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の日本の理事であり東北支部長を務める美食家でもある。一方でシュバリエ・ド・タストヴァンを授与されるほどのワイン通でもあり、料理のみならず酒やコーヒー、紅茶までも造詣が深い。また仙台勝山館の立ち上げから料理人やホールスタッフの教育指導も行い、今は無き勝山館を『仙台の迎賓館』たらしめた張本人でもある。調理師学校はフランス、イタリア、香港などの職業訓練学校やワイン学校とも提携しているので、海外にも太いパイプを持っている。
そしてここが注目ポイントなのだが、2012-2014年の勝山酒造代表取締役社長を務め、当時副社長だった私と共に勝山をV字回復した立役者でもある。
ところで思わず爆笑したのが、SNSでは父は呆けて亡くなっていることになっているらしい、というデマ。
父 平一(90)は、ちなみに2022年と2023年の認知症のテストでは満点に近い点数を取っており医学的には認知症でないことが証明されている。
もちろん、まだ生きている。よく食べよく寝てる。
勝山酒造の家督争い?について
私は勝山酒造の株主の一人ではあるが、経営には一切携わっていない。
株主として勝山酒造の新体制について知っていることは以下の通りである。
① 令和6年度の取締役会と株主総会は法律に則って行われた。会の進行において特段何も騒ぎはなかったと聞いている。
② よって今回の新役員選任は裁判所のお墨付きをもらって法務局にて登記したと聞いている。
③ 前任の平蔵さんについては、取締役社長の任期が切れており、今回は単に【再任】されなかったと聞いている。
よって【解任】や【退任】の動議も特になく、数で圧倒したような強制的な解任劇など一切なく、弁護士同席の上で粛々淡々と行われたと聞いております。
つまり平蔵さんはSNSで噂になっているような、追放されたとか、退任させられた、ということは全くの事実無根であると断言できます。
いくら同族会社であっても、法律は厳守です。法に従い真っ当な手続きが行われたからこそ、裁判所公認での法務局への登記が出来たのです。
これも後から聞いた話ではあるが、今回の取締役会で注目すべきは杜氏である後藤氏が平蔵さんの再任に挙手しなかったという点。この事実だけでも平蔵さんがどのような社長であったか推して知るべしというところですかね。
SNSで東北の田舎の勝山酒造は旧態依然の「男尊女卑」「女性蔑視」な社風なのか?についての私見。
父である仙台伊澤家九代目平一は慶應ボーイで、カルフォルニア州立大学大学院を卒業し、その後三和銀行のロンドン支店に勤務した経験があるので、レディーファーストのマナーを身につけた紳士であります。平蔵もカルフォルニアのとある大学院と勝平もメリーランド州立大学ホテルレストラン学科を卒業しているので二人の兄たちも開けた考えの持ち主なのは確かです。なので「男尊女卑」「女性蔑視」などという発想は全く存在しておらず、むしろ平一にしろ、勝平にしろ、「実力主義」であると断言できます。かく言う私もパリやフィレンツェでレストラン(SHOZAN Paris)やバー(THE FUSION BAR:サルバトーレ・フェラガモ所有ホテルのメインダイニングバー)を経営してきた「実力主義」派です。
SNSで見落とされがちなのが、今回の新体制の役員7名中2名を除いて、新社長や新専務は今年の8月6日以前の勝山酒造の経営には携わっておりません。
と言うことは、私の父が国際派の紳士である以上、「女子で、第二子だから正社員になれない」発言は、その発言主とその父親である前社長の平蔵さんの家庭問題であって、決して会社の問題ではないと言うことです。
これは以前直接平蔵さんと役員である兄弟から聞いた話ですが、そもそも平蔵さんは長男に酒造を継がせたいと思っておりました。そして一方で上記の発言主は勝山酒造に縛られることなく、つまり役員に入ることなく、自由に自分の思い通りに自分が設立した会社の社長として活動したいと言うことで、勝山酒造からの役員のオファーを自ら断った、と言うのが私が直接関係者本人たちから聞いた真相です。
ゴッドマザーの存在
一方で今回の新役員の目玉は、私の母が新たに加わったことです。
これは伊澤家一丸となってベストな人事を行うと言う強い意志の現れだと理解しています。
周知の通り、勝山グループを代表する勝山館が無くなった今、次世代の仙台伊澤家の中心はまさにゴッドマザーたる母の存在が不可欠です。
今の母 正子の存在は、たとえるなら「御恩は山よりも高く海よりも深い」と有名な『北条政子の演説』の政子の存在そのものであります。
仙台伊澤家は今、母 正子の下、兄弟家が一丸となり勝山酒造が再び仙台の地に根付くよう努力を積み重ねて行く所存です。
SNSの噂を流した張本人たちについての私見
確かに親族間であっても争いごとは人間なので当然起こります。
問題が大きくなった際はもちろん弁護士や裁判所のお世話にはなりますが、私の経験上フランスやイタリア、そして米国でもこのような法的な介入は経済活動において、たとえ親族間であっても弁護士や裁判所で白黒つけることは必要不可欠であると考えております。
ただ大切なことは、決して悪意と憎悪といった感情で意見や思想の違う相手をやり込めようとしないことです。
憎悪は憎悪を生む。問題解決にあたり、個人の感情などは脇におき、代理人を通して事実関係を公正明大に法に従って解決していくべきだと考えます。
よって今回SNSを騒がせている平蔵さんとその長女の、明かに勝山酒造を貶めようと意図した悪意のこもった憎悪を吐露するぼやきをわざわざ投稿するその行為には、日本人の道徳心や倫理観を通り越したどこか異常さを感じます。
彼らには苦楽を共にした残された従業員たちの生活に思いを馳せることはできないのでしょうか?
どうしてどこまでも彼らは自らの不平不満や妄想(法に逆らってまでも)に留まり続け、嘘に嘘を重ねるようなことをするのか?
私には全く理解できません。
読者の皆様へお願い
私は酒造業界に復帰することはないでしょうが、皆様にお願いがございます。
仙台伊澤家勝山酒造は一族の威信に懸けて強固な勝山酒造の再構築に着手しますので、どうか10年単位で長く見守っていただきたいと願っております。
日本酒というものは一つの酒質が開発され、その酒質での生産が安定するまでに5年は最低かかります。しかも今回の新体制は、次の十三代目蔵元への事業承継まで考慮した一族の決定です。
SNSで言われるような醜いお家騒動などは存在しておりませんので、どうか温かく新体制の今後の動きを見守っていただきたいと切に願う次第でございます。
P.S. 現在粛々と進行途中の裁判もありますので、すべてをお伝えすることは控えさせていただきますが、父 平一と母 正子は四人の息子たちと共に次世代に向けて歩んでおりますのでどうかご安心ください。
すべての裁判の決着がつき次第、追ってこのブログにてご報告させていただきます。
2024/12/29
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2024/09/13
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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000019894.html
すべてのご縁に感謝。
伊澤治平