スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by だてBLOG運営事務局 at

2010年01月29日

アメリカB級グルメ紀行〜NYからラスベガス編


ウエストヴィレッジの人気店SNACK TAVERNAにてサンデーブランチ中の写真です。

アメリカはニューヨークで6日間、ラスベガスで3日間と大いにアメリカを満喫してきましたicon09

この体験を一気にレポートします拍手

では、トップバッターはベーグルです拍手



やはり、NY名物といえば、ベーグル抜きには語れません。

ベーグルをNYで広めた、正に名店中の名店"H&H"です。

焼きたてなのに結構アゴを使います。どっしり系です。

ニューヨーカーに聞いたら3時間たったら堅くて食べるのが大変だそうです。

今回私のお薦めは「タマネギ味」!タマネギの焼けた風味がストレートに味わえる逸品。

日本で食べるベーグルって、やはり日本人用に柔らかく仕上げているんだなっというのが今回判りました。

続いては「ホットドッグ」です。



上の写真がNYで人気の「パパイヤキング」、下がラスベガスの「ロキシーズ」のホットドックです。

「パパイヤキング」は以前テレビで紹介されていて、アメリカのホットドッグ専門家がNY一押しとのこと。

もともとが、NYで初めてのジューススタンド。だから創業以来の名物が「パパイヤジュース」。

ここの「パパイヤジュース」と合わせる「牛肉ソーセージ」の濃厚な旨味がクセになるとのこと。

果たしてその通りか!!!!! ??????????

また、ロキシーズの巨大牛肉フランクフルトホットドッグは、途中で飽きてしまうほどの大きさ!?

次はニューヨーカー自慢のピザです。



ジョニーディップがNYに来たら必ず顔を出すという"ジョーンズ ピザ"

大きいです。具だくさんです。なんでも天こ盛りの、これ一枚で食事はOKみたいな。。。いわば完全食です。

これ一枚で一日30品目とれるピザです。ボリューム満点!しっかり納得の逸品です。

イタリア移民の当時の情景が浮かんでくるような、そんなピザでした。

で、やっとデザートです。



新しい店なのにオールドファッションスタイルで、モデルや女優から絶大な人気を誇るカップケーキ屋さん。

軽くてペロッと食べられるお手軽さがうけている"マグノリア"。NYではカップケーキブームとか!?

軽いと言うから3つも買ってしまいましたが、二口づつ口をつけて、替わりに鳩に食べて頂きました。

30年以上前のバタークリームに砂糖のジャリジャリ感を残した重〜いクリームを味わった瞬間、

アメリカ人と日本人のデザートへの味覚の差を痛感しました。




"KYOTOFU"(京とうふ)のカップケーキとお酒で浸したマカロニのグラタンです。

ここの"KYOTOFU"の抹茶生チョコとカップケーキがANAのニューヨーク発便に2月20日からのります。

やはり、日本人オーナー。正真正銘「軽い」クリームのカップケーキです。この味なら美味しく軽くガンガン食べれます。

お酒で浸したマカロニはアイディア賞もの。また食べたくなる味です。

ラスベガスMGMにある人気シェフ、ウォルフガングのお店の"アメリカン 神戸牛"のステーキ!?!?!?!?!?!?

"AMERICAN KOBE"BEEFとは!

 

何故"KOBE"なのか意味不明のお肉でしたが、ウエイターは非常に自信を持って勧めてくれたひと皿でした。

そういえば、5年前にスターシェフ、アランデュカスの"SPOON"というパリのお店で"KOBE BEEF"を食べましたが、

こちらもウエイターが絶対の自信を持って勧めてくれた一皿face18でしたが、今回のラスベガスの方がまだ上等だったかな!? 本家本元とは遙かに遠い味でした。

今回一番美味しかったのが下の皿



ニューヨークのセントラルパークの南端の向いにあるイタリアンの人気店"MAREA"のパスタ料理。

手打ちガルガネーリパスタの蟹とサンタバーバラのウニソース バジル風味

NYイタリアン酒道で『暁』の威力を発揮した、とっても美味なるパスタでした。


同じくウェストヴィレッジのオシャレなBAR"LA LANTERNA DI VITTORIO"のウィンターガーデンでのショット!



SPECIAL THANKS: 今回NYですっごくお世話になりましたKENさんです。

KENさんは私と同じ年で、しかも仙台出身! NY生活20年選手の強者です。

人生の半分がNYという堂々ニューヨーカーです拍手

仙台出身のアーティストをNYでブレークさせるスーパーなアートプロデューサーです。

KENさんはラルフローレンやカルバンクラインのテキスタイルデザインや家具食器のデザインを手がけています。

この場を借りて厚く御礼申し上げます。NYでは本当にお世話になりました。

次回以降はKENさんのクールなアトリエで寝泊まりさせて下さい!

KENさんが今一番力を入れている家具のHPです!是非見てって下さい→ www.unit523ny.com

ポチッとご協力お願い申し上げます→ 人気ブログランキングへ  


Posted by 勝山 at 01:48Comments(6)グルメ

2010年01月25日

NY酒道デビュー戦〜ワインブティックでイキナリ登場の巻



NYはトライベッカにあるスタイリッシュなワインブティック
拍手"New York Vintners"にてイキナリのデビューです拍手



さすがはNY。世界の偉大な醸造酒である日本酒もガンガン売っている新進気鋭のイケメン若手経営のワインショップです!



月に4回行われる日本酒講座は一回に40名と凄い大好評拍手

取り組みがワールドワイドです。さすがは人種のルツボです。

価値あるものには何の躊躇もなく好奇心剥き出しです!拍手



今回、NYのレストランでのジャーナリストやレストラン関係者との酒道ランチの手配から、

NYレストラン営業周りですっかりお世話になりました!

本日の人気日本酒講師でハーフジャパニーズのモニカさんです拍手



なんと!本日はギリシャ料理と日本酒のマリアージュをテーマに講義を行うというから、本当に怖いもの知らずです拍手

本日の料理を作るMr.クリスシェフはご機嫌にギリシャ料理を披露します拍手



そろそろ受講者集まってきました!本日は地元のジャーナリストやワイン愛好家、NYの日系人などあらゆる方々登場!



本日はモニカ先生により、アメリカで売られている日本の日本酒とアメリカ産日本酒の比較テイスティングあり!

桃川のアメリカ産日本酒、初めて飲んだのですが、割と飲めるんだな、と思いました。

なんと!6本目(一番右端)は勝山『元禄』拍手

実は『元禄』、NYでは知らない人はいないグランドセントラル駅の著名なオイスターバーや、ジャン・ジョルジュ、ソーホーハウス等、日本料理以外の人気店に実は根強い支持がありました!

ソムリエにアピールするお酒だったんですね!確かにパリでも大人気でした。

右端の琥珀色の液体が入ったグラスが『元禄』です。3年熟成です。(日本では松島の「むとう屋」さんだけで売ってます!)



今回シェフが作ってくれたギリシャ料理の前菜4種。

受講生の皆さんにもちょっとだけ酒道アドバイスさせて頂きました。

皿の左端のスムール(クスクス)は、「良く噛んで甘味が出てから日本酒と合わせると非常によくマッチします!」

受講生に教えると全員素直に従い、試し始めます。驚きの声が続々!!!!!

ニューヨーカーは素直な好奇心100%拍手



ここで、今度はスペシャルゲストとしてご紹介頂きまして、満を持しての登場です!!!



アメリカで手に入る日本酒を一通り味わってから、ANAの"Inspiration of Japan"で登場する次世代日本酒の試飲に入ります。

まず「献」でワイングラスによる次世代日本酒のテイスティングを伝授。

喉で旨味と甘味とアフターテイストの余韻を味わうという全く新しい流儀に皆、楽しんで取り組んでます拍手

次に『暁』遠心しぼり。最高純度の芸術と喉越しの圧倒的な素晴らしさに、

ニューヨークヴィントナーのオーナー、投資家、シェフ、スタッフ全員が仰け反って驚いてます!

最後は『元』純蜜薫酒。もうココまで来ると皆絶句です。圧倒的な勝山ANAトリオのハイパフォーマンス炸裂です!

ニューヨーカーの皆さんがあまりにリアクションが大きいので、私のボキャブラリーが足りない、かなり下手だけど押しの強い英語で何とか乗り切れました。


講義の後はNYヴィントナーの方々とディナー。

オーナーからは本日の日本酒講座は「凄かった!」との感想を頂き、

下手な英語でも大丈夫、発見と感動の提供こそが大切なんだと、大きな自信になりました。

実は今まで、ニューヨーカーは眼中にありませんでしたが、今回で考えは一変しました。

いや、むしろニューヨークこそ酒道普及に世界で一番ふさわしいのではないかと確信にまで至りました。

つまらない固定概念に縛られない自由や発想と、食事をより楽しくする新しいスタイルに非常に知的好奇心旺盛な気質。

そして素直にやってみようとする行動力とかわいいくらいに大げさなリアクションと、手応えが十分すぎるくらいの反応。

もう最高です!

しかも、今回はモニカさんからはじまり、今後の酒道の展開を支えてくれる地元のスタッフとの大きな出会いがありました!

世界にはもっともっと酒道を求める人々がいる。酒道でワクワクする人たちがまだまだいる!

今年は世界進出の年。自分の決意は固まりました!

ポチッとご協力お願い申し上げます→ 人気ブログランキングへ  


Posted by 勝山 at 20:03Comments(3)仙台流『酒道』

2010年01月23日

勝山NYデビュー〜ANA発表会@NY



やってきました〜!20年ぶりのニューヨークです!

The Times Centerにて20日、ANA新商品発表会が行われました!




ジャーナリスト&招待客合わせて500名以上の大盛況な発表会でした拍手




で、勝山ですが、栗原はるみさんのお料理の横にあります!



この日用意した勝山『暁』『元』『献』は全て飲み尽くされてしまいました!

ニューヨーカーの方々の日本酒への関心の高さが伺えます。

さすが、最先端を突っ走る都市に住む人々の好奇心は凄いです!

NYのパワーをひしひしと感じました!




最後に、今回一番お世話になりました商品戦略室の今村さんとのSHOT。

今村さんの制服姿はたいへん珍しいので一緒に撮って頂きました。

ANAニューヨーク支店の方々およびケータリングのANACの皆様、

この度は大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。

ポチッとご協力お願い申し上げます→ 人気ブログランキングへ  


Posted by 勝山 at 00:22Comments(2)ANA

2010年01月18日

伊達家雑煮vs仙台鮎雑煮 武家と商家の頂上対決の巻



前代未聞の頂上対決!

伊達家古文書から忠実に再現した武家代表!伊達家雑煮と!

仙台伊澤本家に口伝されている/もしくは歴史を紐解くと実は広く伊達家からサムライ、商家まで食していたであろう

かつて広瀬川でよく捕れていたという幻の『鮎出汁雑煮』の対決です!


本日は伊達文化創世フォーラムで旧正月の伊達家料理を味わう会を執り行いました。

ただ今回はカワウソ校長こと次男の勝平校長率いる宮城調理製菓専門学校と勝山館日本料理醇泉の大友料理長とのコラボ。

かつて無いほどに意欲作となった今回の献立です!

まずは先付け。『漬浸しの鮭』



スモークサーモンも真っ青の、素晴らしい香味、食感、味の深み!

泉区ひとめぼれ一等米を使用した雫酒『戦勝政宗』梵天丸Ver.にマリネして乾燥させた日本酒風味全開の逸品!

早速今後の『酒道認定メニュー』に満場一致で導入決定!


で、日本料理の華、椀ものが本日のメーンイベント!雑煮対決です!



まず、具が入っていないピュアな状態での味比べ。左が鰹武士、右が鮎出汁。

鰹武士のスモーキーでいながら深みのある滋味がクッキリとクリアーに出ています!さすがは武家の出汁。

で、今回の主役、『広瀬川産天然鮎だし』。

凄いです! 凄すぎます! 皆、興奮の渦に一気に巻き込まれてしまいました!

野性味、ふくらみ、奥行き、味の強さ、洗練された旨味と塩味。どれをとってもスケールがでかい!

このでかさは日本料理の範疇を超えて、フレンチやイタリアンのソース並みの動物の滋味と芳香がぷんぷん出ております。!

和食の味覚の域を超えたこの旨さ。。。。。しつこいようですが、本当に凄いです。



では、雑煮の試食。 具は伊達家の忠実な再現です。

鮑、にしん、干しなまこ、焼き餅、ゴボウ、豆腐、大根、黒豆、菜の花。 付け合わせに酢大根甘酢漬け

やはり、スタートダッシュで鮎が圧倒的リードを広げます。

具材の旨さがさらに加わるので、鮎出汁はその全てを受け止め、さらに広げて深めます。

正直『ハゼ出汁雑煮』のことはすっかり忘れていました。

たしかに『鮎』が捕れなくなり、高価になり、この野性味の名残り惜しさに「ハゼ」が取って代わったという話は、

口伝とはいえ、かなりの説得力がございます。

鮎もハゼも同じ系統のクセはありますが、クオリティーの高さと品格はとんでもないくらい違います。

やはり、口伝はその通り本当だった!を実感した貴重な体験でした。




造りは鯉の洗いに見立てて、ヒラメの洗い 煎り酒

煎り酒とは江戸の中期まで大豆醤油が普及する前の醤油の前身。日本酒に梅干しを入れて煮詰めたもの。

ただし今回はなんとANA限定品『元』純蜜薫酒を使用した非常に高価な煎り酒です。

梅の品のある酸味と果実実が心地よいハーモニーで表現されている!これまた絶品!!

この『元』の煎り酒、『酒道認定調味料』に満場一致で決定!



焼き物は武家の大好物『白鳥の焼き物』を見立てた、岩手県産鴨の焼き物です。

これまた濃厚な旨味で『酒道認定焼き物』に決定!




鍋物は伊達家に伝わる心に染み入るエピソードからの一品。「貝殻焼き」。ホッキ貝の殻の中にはホッキ貝、鮑、椎茸、三つ葉。



箸休めは『元』の甘旨酒粕のドレッシングをかけた人参とロマネスコ。

甘酸っぱい優しさのあるドレッシングで口と気分がリフレッシュ!これ、煎り酒とともに製品化しようかな?



きました!真打ち登場!仙台牛大吟醸酒粕漬けの石焼き!

これは古文書に書かれている日本初のステーキ『石焼き鯨』の見立て。

こんどGACKT若様がご来仙の際に、是非とも仙台の味覚を代表して献上しなければならない逸品です!

前回の去年は醇泉の「宮城黒毛和牛の牛タン石焼き」と「仙台牛ロースしゃぶしゃぶ」でご満足頂きましたので、

今年は是非この「仙台牛大吟醸酒粕漬けの石焼き」をご堪能頂きましょう!




さて水菓子です。スイーツです!これも商品化しなければならない逸品です!

なにしろ、あの拍手山口もえさんがあまりの美味しさに釘付けになった仙台スイーツなのですから!

その名も『伊達一ころ柿』拍手拍手



中にはマスカルポーネチーズが入っています! おもわず笑みが出る驚く美味しさです!



殿を囲んでフォーラムのメンバーの皆さん!ご満悦拍手


さて明日19日から28日までニューヨークに行って大暴れしてきます。

なんてたって!20日のANA新商品サービス発表会を皮切りに『ANA Modern 酒道』および『仙台流 酒道』が

ニューヨーク初デビューを飾ります
拍手拍手拍手
NYへ、いざ出陣icon09

ポチッとご協力お願い申し上げます→ 人気ブログランキングへ  


Posted by 勝山 at 22:14Comments(7)伊達家行事

2010年01月16日

母上75歳誕生会〜ワインで一流格付けテストの巻



拍手本日、母上の75回目の誕生日です拍手



Padrino del SHOZANにてイタリアンディナーです。家族全員集合です!



人数が人数なので、かなり大きめの特製ケーキ登場! 



プレゼントは我が盟友GACKT様のDears会員限定CD『雪月花』です。

母君はたいそうご満悦のご様子
拍手


さてここで、

一流格付け大会の始まり拍手



レストラン価格、ワイン一本1万円、一本7万円、そして一本40万円!!の完全ブラインドテイスティングです!(親父奮発!)


参加者は白くま泰平社長とカワウソ勝平校長と私の3人。

目隠しをしてのテイスティング


で、結果は!?





なんと、見事全員正解! 当たり前と言えば当たり前ですが。。。。。。

1万円がイタリアワイン。葡萄を干したものなので、濃厚で複雑、力強さが前面に出ているワインでした。

7万円はフランスは85年のシャトーマルゴー

で、気になる40万円は89年のペトリュスでした。

ただ、なんというか、白くま社長は1万円のパフォーマンスを自画自賛(自分が試飲して仕入れたワインなので)

マルゴーとペトリュスの価格の差は、有ると言えばあるのですが。金額的には。。。。比例していないような。。。。

私がワインを覚えたバブル期とはもはや時代が違うので、

ワインも世界的に見てパフォーマンスが上がっている下克上なんだなと、つくづく考えさせられました。

っていうか、偉大なるワインが最近魅力的に感じられない。。。。。現代ワインの造り手達が頑張っているのか。。。。。。

実に微妙な戦いでした。。。。。。。。。。。


でもカワウソ校長と私の自画自賛はやはり日本酒のレベルの高さです。

正直、ココに『プレミアム暁』があったなら。。。。。。。。。。

かなり低く見積もっても価格3万円は超納得価格です拍手

もしかして、1500円の泉区ひとめぼれ100%地産地消純米酒『縁』でもわりとそこそこ健闘したかもしれません。

ただ今回のテイスティングで一つ自分の問題としては、日本酒用の味覚に合わせている最中にワインを試飲するとやたらと酸味がきつく感じてしまうということです。

ここんとこずっと味覚を日本酒に合わせていたからか、マルゴー、ペトリュスの醍醐味を感じ取ることが十分に出来てなかったかもしれませんね。

さて、

本日の兄弟から母上へのプレゼントは、

兄弟行きつけの「フィットネスクラブ」の会員券です。

最近右ひざが痛くて、大好きなウォーキングが出来なくなってしまいました。

そこで、兄弟で自分が行く際に母上を誘い、一緒にプールでウォーキングという計画。

ついでに自分もダイエットと一石二鳥のプレゼントを贈りました!


ポチッとご協力お願い申し上げます→ 人気ブログランキングへ にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村  


Posted by 勝山 at 21:18Comments(6)ソムリエ

2010年01月14日

シャンパン酒道!



白くま泰平社長とのツーショット!

ポチッとお願いします!→ 人気ブログランキングへ
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村


さて本日は酒道技、シャンパン瞬間ビンテージの応用編のご紹介!!

今週は成田での酒道講習会の為、3日間出張です。

その際に思いついたのが今回の応用編!

和食にはへたなワインよりもシャンパンの方がオールラウンドで良い!というのは結構知られております。

そこで、そのシャンパンをより和食にフィット出来ないか!ということで今回の応用です。

昨日受講生のフランス語堪能なC.A.の方との会話の中でひらめきましたface08

シャンパンに日本酒を20〜25%位加えます。酒道では『瞬間ビンテージ技』と紹介しております。

実はこの技、シャンパンの酒質に合わせていちいち調整するので結構難しいのですが、

今回の場合はむしろ日本酒の風味が出る方が良いので、やや多めに日本酒を入れてもOK!と簡単です。

日本料理で、繊細な旨味をより感じるためには、まず口内への刺激と酸味を下げます。

そうすることでシャンパン自体の旨味構造を表面に押し上げることが出来ます。

日本酒の旨味と甘味を加え、シャンパンの果実味の甘味と旨味が増幅することにより、

通常よりも料理の旨味を引き出しやすくなります。

是非、寿司、刺身から会席料理などにお試しあれ!!!




最近毎朝聴いている、お気に入りの一曲をご紹介!

GACKT ニューシングル 『雪月花』

GACKTの歌唱力が凄い拍手 凄すぎます!聞き応え満点!

男の自分が言うのも何ですが、GACKTの歌声と叫んだときの鋭い目つきにはもう魅了されっぱなしです!

今年のカラオケのレパートリーに取り入れたいと思いますが。。。。。。face07

ポチッとご協力お願い申し上げます→ 人気ブログランキングへ にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村  


Posted by 勝山 at 10:30Comments(2)仙台流『酒道』

2010年01月10日

焼き鳥『酒道』2〜ワインVS酒の巻



久々のワインvs日本酒レポートです。

テーマは『焼き鳥』

といっても、白くま社長が買ってきました宮崎県産地鶏の無添加炭火焼きのパックで勝負!

白くま社長の家のキッチンが決闘の場。

で、まず無添加の地鶏の炭火焼きですが、

無添加と言うより、スス添加じゃないの?というぐらいススが多い焼き鳥です。

そのままだとススが邪魔するので、一工夫。

くま社長秘蔵の350mlで一本6千円もするイタリアはモデナで購入したバルサミコ酢で和えちゃいました。

するとどうでしょう! ススが洗い流され、鳥ダレの風味が広がります! さすがバルサミコ! イタリア万歳です。



今回のワインはイタリア有数の名醸地、トスカーナの赤ワインが登場!

バルサミコ酢がかかっているので、かなりワインに分がありそうです。

ところが、取りダレと、果実味が十分ある濃厚な香りとが反発し合います。

バルサミコ酢をかける前後で試しましたが、確実に反発し合います。

おっと!日本酒有利か!?

で、日本酒はというと、焼き鳥の後飲む日本酒の旨味よりも遙かに多い焼き鳥の旨味が酒の味をマスキングして、

日本酒のアルコールしか感じません!!!

※今回使用の戦勝政宗は新酒です。火入れをしてから一ヶ月はたっているので火冷め香はしておりませんが、フレッシュさはあるものの、まだ味が十分のっておりませんので、このような結果になったと推測できます。

おっと日本酒不利か!

ところが焼き鳥を食べた直後の赤ワインは素晴らしい! 

ここに来て赤ワインが有利か!

ここで整理します。

焼き鳥を食べる前に飲むのは日本酒が有利。

口に入れた際の旨味伝導率が遙かにUPします。炭臭さもキレイに落とされております。

焼き鳥を食べた直後は赤ワインが圧倒的に有利。



今回の白くま社長宅での対決の行方はいかに!


パックのススの香りが強い無添加焼き鳥の場合。

1)まず、日本酒で口内をクリーニング&リンスして、口内のコンディションを整え、旨味伝統率を高めておきます。

2)焼き鳥を口に入れ、良く噛んで、十二分に旨味を味わいましょう!

3)食べた後は直ぐに赤ワインです! 焼き鳥の風味を倍加し、脂とススを切ってくれます。

4)1)に戻る

今回の発見は日本酒とワインの共同作業が焼き鳥をファンタスティックにする!でした。

ポチッとご協力お願い申し上げます→ 人気ブログランキングへ  


Posted by 勝山 at 17:59Comments(2)仙台流『酒道』

2010年01月07日

SpaceShipOneと戦勝政宗



SPACE SHIP ONEです。

正月から私の机のオブジェとして登場しました!

鬼才バート・ルータンの会心の作。初の民間宇宙旅行用の宇宙船です。

実はディスカバリーチャンネルのドキュメントを見てからハマッてしまいました。


大胆な発想、大胆なデザイン、大胆な実行力。全てがダイナミック!

大気圏突破するっていうのは、こんなに凄いことなんだ!と改めて実感。

既成概念をブレイクスルーする人とチームの熱い物語でした。



これからの日本酒および日本料理、ワインと西洋料理の両方の既成概念を大胆な発想で突破する!

凄いスピードと加速力で突破する!

日本酒の次のブレイクスルーを作るのは『勝山』だ!と心に強く言い聞かせております。




ところで本日は、今期の初出荷する『戦勝政宗』の新酒の試飲会



はたして、そろそろ出荷して良いものかどうかの判断をします。

判断基準は以下の通り;

1) 火入れをした後の「火冷め香」の残り具合。
  
 通常は1ヶ月半で落ち着きますが、この戦勝政宗は3週間目。

 正直、厳密に嗅ぐと火冷め香は残ってますが、意外に早く無くなってます。それほど問題にならないレベルでした。

2)味のノリ、バランス、成熟状態をみる

 微量炭酸の残留が多いためフレッシュさと元気良さが目立ちますね〜 

 やはりまだまだ若いので酒が尖ってます。舌に突き刺さるようなとげとげしさが残ります。

 でも、それは新酒の証。

 時期が早いので、狙い通りの旨味がのっていないので、本来の味は発揮されてませんが、新酒らしさが売りです。


結論) 「戦勝政宗」ではなくて、只今「戦勝梵天丸(ぼんてんまる;政宗公の幼少の頃の名)」です!

    若くて元気が良いのが取り柄ですって感じでした。

    これはこれで「新酒」らしさが出ているので、新酒としては十二分に楽しめる出来だと思います。


P.S.『戦勝政宗』の状態は通常より控えめに書いておりますが、

ここのところ正月なので『暁』ばかり飲んでいるので『暁』基準で計ってしまいます。

ただ、味ののってきた『戦勝政宗』は『暁』並のバランスとまとまりの良さを観ることが出来る

とても傑出したお酒
であります。




ポチッとご協力お願い申し上げます→ 人気ブログランキングへ  


Posted by 勝山 at 16:36Comments(3)日本酒

2010年01月03日

念願の鰻酒道!の巻



仙台が世界に誇る知る人ぞ知るウナギの名店中の名店!炭火マスターが焼く「炭マジック!」が堪能できる店として有名な

うなぎ処 中村


に、宮城調理製菓専門学校校長の勝平さんと初うなぎを食べに来ています。

まずは上の写真、日本最高の「うなぎの肝焼き」です。

ウナギ酒道では、基本が二つ。

これを守れば、楽しさが倍増します! やっと念願のウナギ酒道〜!!!!!!

では、基本1)必ず日本酒を飲んでからうなぎを食す!

基本の2)うなぎたれと日本酒をだいたい1:1で割り、酒割りダレをつくります。

そしてその酒割りダレに浸すか、上からかけます。そして基本1をまもって酒を飲んでから食べます。


もう、酒道になじみのある方なら、お約束ですが、

先に日本酒で口の中をリンスし、旨味伝導率を上げ、料理の旨味をじっくりと受け止める準備をあらかじめ整えておきます。

お酒は、正月三が日ということで、贅沢に『暁』で!


で、ここの中村の「ウナギの肝焼き」は絶品です。

思わずフォアグラを彷彿させる、肝の風味と美味さがじっくりと味わえます。



次は裏メニューの「焼き鳥の炭焼き」

これを食べちゃうと、焼き鳥専門店なんかちゃんちゃらおかしくなってきます。

この鳥は実は普通のブロイラーの鶏肉ですが、炭火の力で有名ブランド地鶏よりも遙かに上に行きます!

つまり「うなぎの焼き」という世界は、焼き方、炭の扱い方が焼き鳥屋の遙か上の技術で焼いているということです。

どんなに美味いと言われているブランド地鶏なんか吹き飛ばす美味さ!『凄い!』の一言です。

ここで言いたいのは、よく炭火とは名ばかりの、鍛錬されていない炭焼き職人あがりの炭で「炭」を語るな!と言いたい。


焼き鳥屋は素材にこだわる前に、徹底的に炭焼きの技術にこだわってほしい!



あまりの美味しさに、ふたを開けた瞬間、写真撮るのを忘れてしまいました〜

で、今回の考察;

酒道での場合は、確かに日本酒の効用が確認された!

タレの甘ったるさや焦げ感をそげ落とし、全体の味を調えてくれることが判った。


二人で20分、四合飲んでしまった! あっという間の出来事だった。。。。。でも昼から幸せ。



これは二日の夜、白クマ泰平社長宅でのワンショット 左が白クマ社長と右がカワウソ校長。

ANA限定販売 純蜜薫酒「元」を使った正月用カクテル。

その名も「黒豆マティーニ」の試作品です。

作り方は簡単。

『元』に黒豆の汁を少々入れ、最後に黒豆を入れるだけ!

でも美味い!本当に甘ウマ!

これはこれで結構嬉しい発見。

で、ウナギの後はボーリングで運動。

しかし、25年ぶりと運動不足でスコアは101止まりでしたface07


うなぎ処 中村

仙台市泉区長命ヶ丘3-1-17
022-378-4452
北仙台駅から長命ヶ丘方面に乗り、市民センター前で下車

ウナギの肝焼きは要予約です!


ポチッとご協力お願い申し上げます→ 人気ブログランキングへ  


Posted by 勝山 at 18:28Comments(0)仙台流『酒道』

2010年01月01日

仙台雑煮の秘密の巻



明けましておめでとうございます! 今年は更にパワーUPしますので、皆様ついてきてください!よろしくお願いします!

で、ハゼです。新年初ブログは、そう、「仙台雑煮の秘密〜何故日本一具だくさんなのか!!」をお教えします!

実はハゼちゃん、結構ニオイがキツイです。

確かに出汁は出ます。PH値を調整してアクの出ない水で出汁を取りますが、

それでもキツイ。



ハゼはハラワタを取り去らずに、そのまま炭火で1時間、遠火で焼きます。

そしてその後炭火の上に吊して、ゆっくりと燻り、乾燥させます。

そうしてしっかり乾燥したハゼで出汁を取るわけですが、

結構、ニオイや風味がキツイ。


(宮城調理製菓専門学校の校長で次男の勝平さんが仙台雑煮の継承者です!)

そこで!



カツオ一番だし、カツオ二番だし、こんぶダシ、干し椎茸ダシをそれぞれ用意します。

実際、香り、風味がキツイ、ハゼのダシを美味く仕上げるため、それぞれをブレンドして調合します。

また、精進料理の系譜を継ぐので、具材は以下の通り

ゴボウ、ニンジン、ダイコン、イトコン、凍み豆腐、椎茸を入れます。

野菜からの旨味も出て、味が美味しく広がります!

つまり、仙台雑煮が何故具だくさんか!?

それは、ハゼのキツイ臭いを美味しい風味に変えるために、結果的に具だくさんになった!でした。


(勝平校長、ちょくちょく味見をしながら調合しているところです。)

仕上げはセリを入れで軽く火を通し、

つきたて餅、伊達巻き、かまぼこ、そしてイクラ(さっと湯がき紅白の色づけをする)をどっさりとのせる。

ここでご注意!

仙台雑煮の真贋ポイントは、決してハゼを上に飾らないこと!

偽物はハゼを雑煮の上にのせます!ご注意を!!!

「上にハゼがのっていたら偽物と思え!」です!

ダシを取ったハゼは正直、おいしくないです。

まるで煮干しでダシをとった味噌汁に、その煮干しを飾るようなもので、そんなアホな話、真に受ける方もアホです。

美味しくないものは美味しくない!
どう食べたらいいのか判らないものを、しかも食べづらいものを入れるなんて馬鹿げてます。

「料理」の原則から思いっきり外れています! ここで仙台人なら当然思い出して頂きたい言葉があります。

「少しも料理心なきは、つたなき心なり」−伊達政宗公のとても有名なお言葉です。


河北新報をはじめ、仙台市もPRとして堂々と偽物を取り上げるから、若者たちが食べづらく美味しくない、一度食べたらもういらない郷土料理から完全に関心を無くしてます。文化の情報発信の際は、是非とも伊達文化の本質とプライド、そして新進気鋭でワールドワイドな視点をしっかりと持って頂きたい!

実質本意の伊達文化には、中身の無い見た目だけの飾りは一切不要。



さて本番の「鮎」の本格仙台伊達家雑煮は、1月の伊達文化創世フォーラムにて行う予定です。

お楽しみに!


ポチッとご協力お願い申し上げます→ 人気ブログランキングへ  


Posted by 勝山 at 03:48Comments(4)グルメ