2014年08月10日
最高級葉巻 ハバナシガーと日本酒 キューバ日本友好400年記念事業

写真提供:河北新報
ハバナシガー(世界一の高級葉巻)と日本酒の邂逅
時は1614年7月から8月の役2週間、伊達政宗公の命を受けた慶長遣欧使節団はメキシコからスペインに向かう途中、キューバはハバナ港へ寄港した。
使節団はもちろん伊達家の御用蔵が醸した酒を積んでいました。
(メキシコ、キューバ、スペイン、フランス、イタリア、ローマ、バチカンに初めて上陸した日本の酒が伊達家御用蔵の酒であった!)
既にハバナでは葉巻の生産・海外出荷拠点として栄えておりました。
つまり400年前、意識されず両者は出会っていたのです。

そして400年後の2014年8月8日、場所は東京にあるキューバ大使館。
そこにはキューバを代表してマルコス・ロドリゲス閣下、伊達家十八代当主 伊達泰宗公、ハバナシガーアジア・オセアニアリージョン代表Dag社長が一同に会しておりました。(写真中央が伊達家ご当主。ご当主の右側がロドリゲス閣下、左側がDag社長)
シガー界では伝説の男、THE GREAT SMOKERこと英国の元宰相ウィンストン・チャーチルにちなみ、
独眼竜と恐れられ天下を目指した武将らしさと400年前の海外へ船出した慶長遣欧使節団の勇気を大いに讃え、
ハバナシガーの為に特別にブレンドされた伊達家御用蔵の新ブランドを
“THE BRAVE SMOKER”と命名致しました。

ハバナシガー アジア・オセアニア地域を統括するパシフィックシガー社公認の初のハバナシガー用マリアージュ日本酒である“THE BRAVE SMOKER”には、
パシフィック・シガー社の特段の心意気によりハバナシガーでも最も由緒ある“ROMEO Y JULIETA(ロミオとジュリエット)”No.2のシガーを特別にご用意して頂いき、ROMEOのシガーリングと共に太平洋へ出帆していった伊達之黒船“サン・ファン・バウティスタ号”に掲げられた伊達家の家紋「九曜紋(くようもん)」がデザインされた400年友好シガーリングを付けた特別なダブルリング仕様に仕上げて頂きました。
コレクターズアイテムシガーとのシガー・マリアージュが満喫できる伊達ノ殿様酒のプレス発表会とテイスティングパーティーがここキューバ大使館で盛大に行われました。
大使館のシェフによるキューバ料理と大使館御用達のキューバ音楽の生演奏と共に、ハバナシガーの甘く濃厚な香りに包まれた不思議で官能的な雰囲気となり、まさに大人の社交場!そのものでした。
そのような雰囲気の中、国際色豊かな出席者の方々は一堂にハバナシガーとTHE BRAVE SMOKERとのマリアージュに酔いしれておりました。
8日当日放映されたTV東京“ワールドビジネスサテライト”でもプレス発表会が紹介されました。





放映された動画はコチラ→ http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/news/post_72423/?fb_action_ids=729937380420690&fb_action_types=og.likes&fb_source=aggregation&fb_aggregation_id=288381481237582
・SankeiBiz(サンケイビズ) 企業記事→ http://www.sankeibiz.jp/business/news/140812/bsc1408120500006-n1.htm
・YAHOOニュースBUSINESS→ http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140811-00000009-biz_fsi-nb
・河北新報 電子版記事→ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201408/20140809_12032.html
・ブランド腕時計ガイド→ http://blog.excite.co.jp/i-watch/22703894/
・和田政宗 オフィシャルブログ→ http://ameblo.jp/wada-masamune/entry-11907406836.html
・テレビ通信→ http://hydro13intl.com/archives/1282
・勝山Facebook→ https://www.facebook.com/pages/仙台伊澤家-勝山酒造株式会社/1414747475438341?notif_t=page_new_likes
・THE BRAVE SMOKER/勝山オンラインshop→ http://www.katsuyama-shop.jp/products/detail.php?product_id=89
THE BRAVE SMOKERのこだわりの詳細やご購入はこちらから!
2014年07月28日
マレーシアへ腕試し!
マレーシアに今後の勝山の進出の可能性を探りに行って参りました。

クアラルンプールのKL SENTRALにあるメリディアンホテルの"GASTRO"にてアジア全域のホテル関係者と地元のワイン愛好家で構成される"INTERNATIONAL WINE & FOOD SOCIETY"クアラルンプール支部のトップメンバーの富裕層の方々への勝山プレゼンテーションを行って参りました。
メリディアンホテルはマレーシア王族御用達で勝山館と同じく料理に定評のあるラグジュアリーホテルです。

イベント会場です。シック&カジュアルな雰囲気です。今回は20数名のお客様に向けてのプレゼンです。
この反応を見て、今後の勝山の輸入やホテルでの展開が決まる重要な会となりました。

今回イベントを取り仕切る大ベテランのエラン氏。最高のスタッフとの最高のプロフェッショナルな仕事が出来き、非常に心地の良いリズムの館のある会となりました。

毎度グラスの数は多いですね。今回も“ワインと日本酒の味覚体験の比較による日本酒の良さの発見"というテーマで行いました。
さすがワイン愛好家集団、皆さんの関心度の高さと知識の高さには驚かされます。

使用した酒は䴇-LEIシリーズと元-GENシリーズが中心の西洋料理&アジアンテイスト向けのラインナップ。

こちらは本日のレストランのメニューに合わせたアレンジ用のもの。

シナモンスティック、レモンピール、コニャックにカルバドスと、地元のワイン愛好家の方々に大いに喜んでいただきました。
ワインでは絶対に行えない殿様酒ならではのアレンジに皆さん大盛り上がり!
これを見たホテル関係者から「是非とも次回はマレーシア一No.1のステーキハウスで!」とのうれしいオファーを頂きました!
また参加社の殆どの方から、今すぐケース単位で購入したい!との声も頂きましたが、残念ながら販売用のお酒はありませんでした。
次回は輸入業者との流通ルートを確保した上でイベントを企画する予定です。ただマレーシアはムスリムの国なのでお酒は基本的に飲みません。
そのため輸入用のお酒は全て政府に登録制となっており4〜5ヶ月は要すると言われております。たぶん次回のイベントは半年先のことになることでしょう。

世界的なワイン愛好者団体であるINTERNATIONAL WINE & FOOD SOCIETY マレーシア支部現会長のDR. RAJAN氏。
RAJAN氏と奥様は日本に何度も来ていて日本酒へも造詣が深い博学な方で、今回のワインとの比較による双方の違いを認識できる内容に非常に感銘を受けたと大いに喜んでいただきました。奥様より「人生で最高の日本酒体験となった!」とのお褒めの言葉も頂きました。

9月には香港が世界に誇る、もっともプレステージの高い名門ワインクラブ“HONG KONG WINE SOCIETY”主催の冒険的な会が勝山を待ってます!
香港は常に中華料理で世界をリードし続けていますが、香港と言えばやはり広東料理。
そこで星付のクラッシックな本場の広東料理を舞台にサムライ酒“勝山”とトップソムリエが選ぶ最高のワインとの世紀の真剣勝負が行われます。
勝山からは中華料理専用の赤ワインのセラーで長期熟成可能の高級酒を用意し、ワインを迎え撃つ準備をしております。
HONG KONG WINE SOCIETYとBB&Rという世界屈指のワイン愛好家と2014年世界一に輝いたワイン商が見守る中での対決、すでにワクワクしてきます!
やはり人生を盛り上げるには、自ら最高の舞台に挑み臨まなくてはなりません!
吉と出るか凶と出るか、香港対決!今年一番のクライマックスとなりそうです。

クアラルンプールのKL SENTRALにあるメリディアンホテルの"GASTRO"にてアジア全域のホテル関係者と地元のワイン愛好家で構成される"INTERNATIONAL WINE & FOOD SOCIETY"クアラルンプール支部のトップメンバーの富裕層の方々への勝山プレゼンテーションを行って参りました。
メリディアンホテルはマレーシア王族御用達で勝山館と同じく料理に定評のあるラグジュアリーホテルです。

イベント会場です。シック&カジュアルな雰囲気です。今回は20数名のお客様に向けてのプレゼンです。
この反応を見て、今後の勝山の輸入やホテルでの展開が決まる重要な会となりました。

今回イベントを取り仕切る大ベテランのエラン氏。最高のスタッフとの最高のプロフェッショナルな仕事が出来き、非常に心地の良いリズムの館のある会となりました。

毎度グラスの数は多いですね。今回も“ワインと日本酒の味覚体験の比較による日本酒の良さの発見"というテーマで行いました。
さすがワイン愛好家集団、皆さんの関心度の高さと知識の高さには驚かされます。

使用した酒は䴇-LEIシリーズと元-GENシリーズが中心の西洋料理&アジアンテイスト向けのラインナップ。

こちらは本日のレストランのメニューに合わせたアレンジ用のもの。

シナモンスティック、レモンピール、コニャックにカルバドスと、地元のワイン愛好家の方々に大いに喜んでいただきました。
ワインでは絶対に行えない殿様酒ならではのアレンジに皆さん大盛り上がり!
これを見たホテル関係者から「是非とも次回はマレーシア一No.1のステーキハウスで!」とのうれしいオファーを頂きました!
また参加社の殆どの方から、今すぐケース単位で購入したい!との声も頂きましたが、残念ながら販売用のお酒はありませんでした。
次回は輸入業者との流通ルートを確保した上でイベントを企画する予定です。ただマレーシアはムスリムの国なのでお酒は基本的に飲みません。
そのため輸入用のお酒は全て政府に登録制となっており4〜5ヶ月は要すると言われております。たぶん次回のイベントは半年先のことになることでしょう。

世界的なワイン愛好者団体であるINTERNATIONAL WINE & FOOD SOCIETY マレーシア支部現会長のDR. RAJAN氏。
RAJAN氏と奥様は日本に何度も来ていて日本酒へも造詣が深い博学な方で、今回のワインとの比較による双方の違いを認識できる内容に非常に感銘を受けたと大いに喜んでいただきました。奥様より「人生で最高の日本酒体験となった!」とのお褒めの言葉も頂きました。

9月には香港が世界に誇る、もっともプレステージの高い名門ワインクラブ“HONG KONG WINE SOCIETY”主催の冒険的な会が勝山を待ってます!
香港は常に中華料理で世界をリードし続けていますが、香港と言えばやはり広東料理。
そこで星付のクラッシックな本場の広東料理を舞台にサムライ酒“勝山”とトップソムリエが選ぶ最高のワインとの世紀の真剣勝負が行われます。
勝山からは中華料理専用の赤ワインのセラーで長期熟成可能の高級酒を用意し、ワインを迎え撃つ準備をしております。
HONG KONG WINE SOCIETYとBB&Rという世界屈指のワイン愛好家と2014年世界一に輝いたワイン商が見守る中での対決、すでにワクワクしてきます!
やはり人生を盛り上げるには、自ら最高の舞台に挑み臨まなくてはなりません!
吉と出るか凶と出るか、香港対決!今年一番のクライマックスとなりそうです。
2014年06月14日
VINIV(ヴィニヴ)、エキサイティングで極上のワイン体験の巻!

写真はVINIVのFB頁からの借用です;https://www.facebook.com/photo.php?fbid=313981482100900&set=a.165142476984802.1073741831.163912013774515&type=1&theater
VINIV FB→ https://www.facebook.com/VINIVwine?fref=photo
VINIV HP→ http://www.vinivwine.com/en
英国最古で英国王室御用達のワイン商であるBERRY BROS & RUDDから日本初上陸の全く新しいワインの世界へ誘うサービス、
それが"VINIV"。
今回東京のBB&Rの主催のもと、VINIVのCEOであるSTEPHEN氏による実演と説明会がありました。
BERRY BROS & RUDD HP→ http://www.bbr.com/
何が凄いかというと・・・・・語り出したらきりがないので、上記のHPやFBをチェックして下さい。
私なりの表現とすれば、いきなりボルドーの個人ワインメーカーになれる!!
ざっくり言うとたとえばこんな感じです。
Ch. Lynch-bagesの所有する7つの異なるテロワールのカベルネソーヴィニオン、5つの異なるテロワールのメルロ-、3つのカベルネフランがあります。
ボルドーに渡って、それぞれの畑を歩き、そのテロワールと語らい、そして栽培家の手伝いをし、葡萄を味わい、葡萄を収穫します。
そして個人的にも思い入れのあるテロワールの畑の単位の初期のワインの味をそれぞれテイスティング。単なるテイスティングとは異なり、はっきりとテロワールへの個人的な絆や思い入れがそこにはあります。
葡萄畑とブドウ品種を選定し、Ch.lynch-bagesのスペシャリストと共に自分の理想のワイン、思い描くワインの将来像を共有し、ワイン造り全行程に関する詳細な計画を立て、またボルドーに来てはワイン生産工程に参加します。
発酵・熟成・ブレンディング・瓶詰めの作業の流れを追うことが出来るので自分のワインの成長が非常に楽しみになってきますね。
アッサンブラージュの際に実際にブレンドを試飲し、アロマやテクスチャー、バランスを見ながらブレンド比率をVINIVのワインメーカーのスペシャリストと最終決定します。その際のスペシャリストには例えばCh.LatourやCh.Mouton, Lafit, Margauxといった五大シャトーのコンサルタントを行っている凄腕の大一級のスペシャリストからのアドバイスももらえるという夢のような体験が待っています。
ワインが熟成している間にはラベルをデザインし、自分用にカスタマイズできます。専門のグラフィックデザイナーを交え自分だけのとっておきのワインのデザインを行います。またラベルの他にコルクを個性的なものとしたり、木箱の仕様を考えたりと、いろいろなオプションもあります。
自分専用の酒樽(約288本)から世界にひとつしかない自分だけのボトルが仕上がります。
またこのvinivのメンバーとなると、9月のボルドーのワイン畑を駆け巡るマラソン大会への参加や、Ch. Lynche-Bages主催の世界中のディナーイベント、BB&Rの主催するイギリスや香港でのイベントにも招待され、世界中屈指のワインラヴァー野郎の集まり社交&遊びの場に参加することができます。
日本のワインイベントやワイン会では味わえないテロワールの農作業から優雅な社交まで一気に世界中と繋がることを意味します。
ワインではこんな素敵な体験を用意し、世界中の成功者であるワインラヴァーを喜ばしています。
日本酒や現在試行錯誤されている蔵元ツーリズムを遙かに超えたスケールで展開するワイン業界には、やはりまだまだ多く学ぶところがあります。
話題は変わりますが、品川にある「酒茶論」の上野さんによる海底熟成酒が話題となっております。
江戸時代以後途絶えた長期熟成酒を復活させようと日夜奮闘しているすばらしい人です。
上のVINIVのStephen氏がもっているお酒のデザインとグラスに入っている酒は私なりの上野さんへの新たな回答です。
実は今回の海底熟成酒のお誘いをお断りしてしまった経緯があり、そのような思いの中、勝山として、伊達家御用蔵として出来ることはないか?
その答えがこの写真のFBの記事の中にあります。勝山のチャレンジはまだまだ続いております!
2014年05月06日
3月-4月ダイジェスト
今日GW最終日、そういえばブログもここ一ヶ月半更新しておりませんでした。
というわけで、3月から5月前半までのダイジェストです。まずは海外から!!

トップバッターはこの御方。次期スペイン国王のフィリペ皇太子とのツーショット。
私が身長175cmなので、皇太子の長身ぶりがうかがえます。皇太子殿下らしい暖かくも威厳あるオーラが漂ってました。

次が2013年世界No1.つづく2014年は世界No2.のレストランオーナーシェフである今を輝くスペイン料理界のトップランナーであるJoan Rocaシェフとのツーショット。
昨年から引き続き毎月勝山「元」を80-100本購入していただいているお得意先。大変感謝しております。

三人目は2013年スペイン最高ソムリエのPilar Cavero女史。4月1日に行われたヨーロッパ3大食品見本市Alimentaria2014において、一緒に日本酒について講義を行いました。とても感性豊かで、しかも若い!!(20代の若さでスペイントップ!!)。共に仕事を出来て誠に光栄でした。

在バルセロナ日本国総領事館 折原首席領事を囲み、慶長遣欧使節団400年を記念してバルセロナで活躍するシェフや日本酒ブロガーとのショット!
スペイン-日本 友好400年記念はますます盛り上がっております。


4月1日のAlimentaria2014での日本酒講義でのショット。
慶長遣欧使節団400年の節目として、ヨーロッパに初めて紹介された日本酒が実は伊達家の殿様酒であったこと、
そして初めて日本酒がヨーロッパに到着した初めての港が、スペインのサンルカール・バラメーダ。実はシェリー酒の産地でもあります。
400年前、シェリー酒と日本酒の邂逅があったんですね!
続いて国内でのダイジェスト・フォトです。

でました!一條一平氏。20代目鎌先温泉湯主一條一平を襲名しました!そのお目出度い襲名披露式でのショット!
代を継ぐ重みというもの、そしてその熱く深い思いに感動しました。

アンジェラ・アキさんと勝山「縁」のツーショット!
仙台ツアーを終え、帰りの新幹線グランクラスで仙台でのお疲れ様の一杯に。
仙台泉ヶ岳の水で育ったひとめぼれ米と同じ水の仕込水で醸したまさに仙台のテロワールを映す酒「縁」、仙台の最後を飾るにふさわしい酒となりました。

東京はお台場のグランパシフィック メリディアンの鉄板焼き「浜木綿」での勝山イベント。
会費3万円と東京らしい価格の中、V.I.P.オンリーのプレステージの高い参加者満員御礼で執り行われました。
丸山料理長ほかメリディアンのソムリエの皆様からバーテンダーの方まで総動員で、まるでメリディアンの総力を上げてのサービスは見事としか言いようのないかつて無いほどのそれはそれはとても凄いものでした。完璧な布陣、完璧なサービス、完璧な手際の良さ、日本酒の完璧な温度帯、そして丸山料理長の見事な料理等々語り尽くせないほどに最高すぎる内容でした。
途中ワインとの比較も行いながらも勝山がいかに肉料理に合うのかを証明できたうれしいイベントなりました。



ダイジェストの最後は、在外フランス人連合会主催のフランス人100名出席による日本酒の会をお手伝いさせていただいた際のショット。
主催者のセバスチャン氏はフランス人初のモダン酒道マスターでもあります。
在外フランス人連合会への初めてのチャレンジということで、企画からいろいろとアドバイスをさせて頂きました。
今後とも在日のフランス人コミュニティーに日本酒の楽しさ、凄さを実感してもらえるイベントをセバスチャン氏とともに仕掛けていきます!
以上、長々とご高覧ありがとうございました。
というわけで、3月から5月前半までのダイジェストです。まずは海外から!!

トップバッターはこの御方。次期スペイン国王のフィリペ皇太子とのツーショット。
私が身長175cmなので、皇太子の長身ぶりがうかがえます。皇太子殿下らしい暖かくも威厳あるオーラが漂ってました。

次が2013年世界No1.つづく2014年は世界No2.のレストランオーナーシェフである今を輝くスペイン料理界のトップランナーであるJoan Rocaシェフとのツーショット。
昨年から引き続き毎月勝山「元」を80-100本購入していただいているお得意先。大変感謝しております。

三人目は2013年スペイン最高ソムリエのPilar Cavero女史。4月1日に行われたヨーロッパ3大食品見本市Alimentaria2014において、一緒に日本酒について講義を行いました。とても感性豊かで、しかも若い!!(20代の若さでスペイントップ!!)。共に仕事を出来て誠に光栄でした。

在バルセロナ日本国総領事館 折原首席領事を囲み、慶長遣欧使節団400年を記念してバルセロナで活躍するシェフや日本酒ブロガーとのショット!
スペイン-日本 友好400年記念はますます盛り上がっております。


4月1日のAlimentaria2014での日本酒講義でのショット。
慶長遣欧使節団400年の節目として、ヨーロッパに初めて紹介された日本酒が実は伊達家の殿様酒であったこと、
そして初めて日本酒がヨーロッパに到着した初めての港が、スペインのサンルカール・バラメーダ。実はシェリー酒の産地でもあります。
400年前、シェリー酒と日本酒の邂逅があったんですね!
続いて国内でのダイジェスト・フォトです。

でました!一條一平氏。20代目鎌先温泉湯主一條一平を襲名しました!そのお目出度い襲名披露式でのショット!
代を継ぐ重みというもの、そしてその熱く深い思いに感動しました。

アンジェラ・アキさんと勝山「縁」のツーショット!
仙台ツアーを終え、帰りの新幹線グランクラスで仙台でのお疲れ様の一杯に。
仙台泉ヶ岳の水で育ったひとめぼれ米と同じ水の仕込水で醸したまさに仙台のテロワールを映す酒「縁」、仙台の最後を飾るにふさわしい酒となりました。

東京はお台場のグランパシフィック メリディアンの鉄板焼き「浜木綿」での勝山イベント。
会費3万円と東京らしい価格の中、V.I.P.オンリーのプレステージの高い参加者満員御礼で執り行われました。
丸山料理長ほかメリディアンのソムリエの皆様からバーテンダーの方まで総動員で、まるでメリディアンの総力を上げてのサービスは見事としか言いようのないかつて無いほどのそれはそれはとても凄いものでした。完璧な布陣、完璧なサービス、完璧な手際の良さ、日本酒の完璧な温度帯、そして丸山料理長の見事な料理等々語り尽くせないほどに最高すぎる内容でした。
途中ワインとの比較も行いながらも勝山がいかに肉料理に合うのかを証明できたうれしいイベントなりました。



ダイジェストの最後は、在外フランス人連合会主催のフランス人100名出席による日本酒の会をお手伝いさせていただいた際のショット。
主催者のセバスチャン氏はフランス人初のモダン酒道マスターでもあります。
在外フランス人連合会への初めてのチャレンジということで、企画からいろいろとアドバイスをさせて頂きました。
今後とも在日のフランス人コミュニティーに日本酒の楽しさ、凄さを実感してもらえるイベントをセバスチャン氏とともに仕掛けていきます!
以上、長々とご高覧ありがとうございました。
2014年03月22日
メキシコ− 仙台宮城日本400年友好記念

皆様方、知っておりますか?
メキシコと日本の交流400年ということ。
そして初めてアメリカ大陸にもたらされた日本酒が伊達家の日本酒であったことを!
つまりメキシコは伊達家の日本酒がはじめてアメリカ大陸に上陸した地なのです。
それも400年前、しかも公式な外交団の酒として・・・・・
その両国のお目出度い祝いの盃式とし、『伊達家御家流酒道』のなかの"酒点前"による『祝杯式三献』が、宮城県副知事主催の晩餐会の席上にて行われました。
「式三献」は武家に伝わる食前における作法であり、お互いの消息を確認し、敬意を払い、友好を深める意味をもつものです。
この度は両国の更なる友好と発展の歴史が継承されいくことを記念するものです。
主賓はトーレス連邦上院アジア太平洋外交委員会委員長。
伊達家十八代ご当主の執り成しにより、ローレス上院議員と三浦宮城県副知事による儀式と相成りました。
12-3分の儀式でしたが、両国の絆を深める素晴らしい機会となりました。

脇差しの小刀にて封を切ります。脇差しを差しながらの点前は酒道ならでは。

武士の伝統に則り、長柄の銚子にて酒を伊達家御家流酒道用"馬上杯"に注ぎます。
左に見えるお仕覆は"仙台平"にて特別に仕立てられたもの

右より三浦副知事、トーレス上院議員、伊達家当主。背後には伊達家之軍旗『勝色に金の日輪』

ご挨拶の後、「千称万歳(せんしょうばんざい)」の言葉に続き、全員「万歳!」と唱和します。

晩餐会殿全員での記念写真です。中央がトーレス上院議員夫妻。

日本酒のテロワールである"水"を見に泉ヶ岳山頂へ。メキシコでは雪が降らないのでトーレス上院議員夫妻共々大喜び。

トーレス上院議員、殿様酒の仕込にチャレンジ!

トーレス上院議員、旧上杉蔵の屋敷にて伊達家の兜をかぶり至極ご満悦のご様子。

トーレス上院議員がお気に入りの伊達家伝統の紫蘇酒に炭酸充填をしたスパークリング紫蘇酒で始まるモダン酒道ランチ。

市内で唯一の杜の都のトレードマークである"屋敷林"がある勝山館の庭園の蔵舞台の前で、トーレス上院議員夫妻とのショット。
偶然、勝山館にいた仙台藩作法の同門である和田政宗議員も食事後のカフェの合間にトーレス上院議員にご挨拶。
タグ :伊達家御家流酒道
2014年02月17日
鉄板焼きde Modern酒道イベント案内

とうとう日本が世界に誇る"鉄板焼き"との待ちに待ったコラボレーション・ディナーを開催します。
グランド パシフィックお台場の「浜木綿(はまゆう)」の丸山料理長が腕をふるう王道の鉄板焼き定番料理の数々に、
殿様酒の遊びの数々が飛び出す、20名様限定の鉄板焼きをトコトン飲み尽くす!スペシャルイベント。
鉄板焼きとあって、今回は通常ではなかなか体験できないModern酒道技も登場。国酒の懐の深さを垣間見る事が出来ることでしょう!
日時:3月25日(火曜日) 19時丁度スタート
場所:鉄板焼 浜木綿(ホテル グランドパシフィック お台場)
料金:3万円
予約:浜木綿 03-5500-6606 (先着20名様限定)
HP: http://www.grandpacific.jp/restaurant/details.php?atg=20140212121723&preview=on
2013年12月06日
世界初!スイーツと酒のフードペアリングイベント

明日から週末、7−8日の2日にわたり、シンガポールにあるショッピングモール"MILLENIA WALK"にて、
アジア初、世界初の"スイーツ×Sake"フードペアリング イベントを開催します。
時間は17:00-19:00の二時間です。幸運にもシンガポールにおられる方は是非、お越し下さい。
イベントでは1種のペイストリーと3種のスイーツに合わせ、口スイーツのファンタジーなイメージが更に口内で膨らむよう、
スイーツに合わせた香り付けをしたお酒との口内マッチングを楽しんで戴きます。
お酒は勝山の「戦勝政宗」「伝」「䴇サファイア」「元サファイア」と完璧な布陣!
いまからお客様の驚きと感動の声が浮かんできそうです!ワクワクドキドキのイベントとなることでしょう。
そもそも今回のきっかけはPatisserie GのオーナーシェフであるGuenシェフがフランス修行中に感じたことに端を発します。
スイーツを作る際に多用する、たまご、クリーム、チョコレート、どれもワインには合わないか、合わせるのが難しいと感じてました。
さらに出来上がったスイーツとの相性で、シャンパンもじつは炭酸の泡で、苦心して表現した繊細な味わいの層がマスキングされ洗い流されてしまうことにも気づきました。
あるときひょんな事から日本酒と出会い、合わせてみたら、たまご、クリームの味わい、ガナッシュのテクスチャーなど邪魔をしないどころか、結構いける!
シンガポールで店を立ち上げるにあたり、スイーツの横で日本酒を飲ませるコーナーを設け、日本酒が楽しめるスイーツ店とオープンしてはどうか?
満を持してファッショナブルなMILLENIA WALKに自分のイニシャルを冠したお店"Patisserie G"をオープンしました。
アジアで初の、しかも世界初の日本酒を楽しめるスイーツのお店です。
Patisserie G
9 RAFFLES BOULEVARD, #01-40 MILLENIA WALK SINGAPORE
(65) 6338-7578
CONTACT@PATISSERIEG.COM
シンガポールは今、日本酒が熱い!
BAM!
TAPAS-SAKE BAR
(スペインのタパスと日本酒のバーです)
スペインと日本は伊達家つながりで400年の交流があり、勿論その交流は料理と酒までに及びます。
日本酒狂のオーナー(数名)が集まり、世界初の"タパス×サケ"フードペアリングの専門店を創りたい!と、近日オープン予定のお店です。
本日はここの名物となり得る"フードペアリング・カクテル"の試作と従業員に日本酒とフードペアリングの授業を行います。
オープンは年末となるそうです。
BAM! : 38 Tras Street Singapore 078977
TEL; +65 6226 0500
今、シンガポールでは日本酒の新たな魅力に目を付けた新しいムーブメントが計画中です。
ある意味、本場日本が感覚的に遅れをとっているような印象を受けます。
また日本酒のカクテルを抜本的に見直し、日々改良を加え気合いが入っているのはマリーナベイ・サンズ WAKU GHINのチーフバーテンダーの地井さん。
昨日もボンド・マティーニ×勝山「伝」は見事な出来映えでした。MANCINO BERMOUTHを使用したアレンジは流石でした。
WAKU GHINではバーで地井さんの日本酒カクテルは勿論、軽食も楽しめます。カジノの中で、とっておきの落ち着いた別空間でのひとときは実に贅沢なものです。マリーナベイサンズの隠れた穴場と言えるでしょう。
また今後シンガポールのレストランでは日本酒のサービスをより魅力的に行うためにどうすべきかも真剣に考えております。
すごいことに、それは全て売上に直結しております。実際にシンガポールで真面目に取り組んだ高級店では飲料売上が400%もUPしたと喜んでおりました。
日本料理が世界遺産登録されたことは大いに喜ぶべきですが、日本酒のサービスに関してはまだまだ残念なことが目に付くのが正直なところです。
日本の料理界も真剣に日本酒サービスの重要性に気づかないと、将来外国に遅れをとるかもしれません。
日本国内の方にも是非とも日本酒サービスに真剣かつダイナミックに取り組んで戴きたいと切に願う次第で御座います。
P.S.
最近自分が素晴らしいと思うBARに、麻布十番の"GEN"というお店があります。
4杯から6杯の日本酒のカクテル テイスティングメニューが楽しめます。今イチオシのBARです。
ここのオーナーのGENさんもNYからの海外帰国組でして、その創造力には毎回感服しております。
お昼の三時からの営業ですので、ランチ後に洒落て一杯!も楽しめます。
2013年11月04日
國酒の海外戦略考 その1
パリにて、日本酒の海外展開の今後について考える。
以下は世界のマーケットを目指す蔵元や売り込もうと販売のプロフェッショナルに対しての意見として書いてあります。
まず、売り先。
今回のSalon du Chocolatや、6月のSalon du Sakeに参加し、
また、日本は勿論、香港、シンガポール、パリでの多数のシェフ、ソムリエ、バーテンダーとの会話の中で、
今後の日本酒の売り先について以下の展望が見えてきた。
有望な先の順として;
・スイーツ/パティシエ
・高級レストラン/シェフとソムリエ、そしてレストランのバーテンダー
・富裕層またはワインコレクター
共通して言えるのは、自分の提供している技術とサービスに絶対の自信のある先。
そして、自分を感動させてくれるなら、お金を払いたい、という顧客。
次ぎに、売るための心得というか、心構えも見えてきました。
上記の売り先の対象先はみな自信家です。自分の経験、技量、知識、どれをとっても申し分のない素晴らしい才能の持ち主の方々です。
そのような方々を目の前にし、自分の製品に対して絶対とも言える「造り手の矜持」がなければなりません。
世界中に顧客を持っている上記の対象先の方々は、世界中のこだわりの顧客を日々相手にしています。
当然あらゆる角度からの評価・批評にさらされております。だからこそ彼らに対してはあらゆる角度からも絶対的な説得力のある商品プレゼン能力が不可欠となります。
3つ目が世界のあらゆるルールや、論理に則って商品説明ができるか?です。
最近感じているのですが、語学センスがとても重要となってきています。
語学と言っても巷に溢れている"ネイティブ・スピーカー"のように話そう、というのではありません。
たとえば英語。英語と言っても本場ブリティッシュ・イングリッシュとアメリカン・イングリッシュでは、
会話や笑いのポイントやセンスに、まるで大阪人と東京人(?)との会話以上の違和感があり、
実際のビジネスコミュニケーションにおいて、相互理解の点で難しさがあります。
またシンガポールのシングリッシュ、オーストラリアの英語、カナダの英語など、単語事態の意味が違っていたり、発音がまったく違っていたり、
上記の英国と米国では同じ意味の言葉のスペルの最後が違っていたりなど、例を挙げたらきりがありません。
また当然同じラテン語系でも英語とヨーロッパの大陸系、つまりフランス語、イタリア語、スペイン語には頭の中での理解するロジックが大きく異なります。
例えばですが、料理用語。特にフランス語の語彙の豊富さは圧倒的です。
一方英語での料理的味覚的表現にはフランス語を知っていると、表現にかなりの限界があることを感じます。
英語圏同士、また同じラテン語圏同士でさえ意味が通じにくいし、直訳が出来ていないという状況を考えると、日本語から各国の言葉に"直訳"は出来ないという結果が導き出されます。
更に言うと、日本語の文章表現の"直訳"は存在しない、とも言えます。
ならば、その国の言葉の似た表現や似た言葉を、その国のロジックに合致するように組み合わせ、しっくり理解できるように再構成しなくてはなりません。
ということは、実は日本酒の説明が、日本人がわかっているような理解を、日本国外の人々はほとんど理解されていないことになります。
実際、あらゆるシーンで意味が通じていなかったり、造り手が全く意図していない異なった言葉で表現されていることに出会うことがかなりの確率で行われています。
たとえば「フルーティー」という表現。けっこう皆さん、造り手さんもよく頻繁に使いますよね。
でもフランス人のソムリエのロジックからすると、非常に違和感のある説明となってしまいます。突っ込みどころ満載の表現となってしまいます。
文章で説明すると非常にややこしいのでここでは割愛させて頂きます。
4つ目。これがもっとも重要です。
よく日本酒の飲み手や日本酒通を語っている人々がいろいろなことを述べております。
酒は嗜好品なので、自由に楽しく語り合えばいいと思っております。
大抵の日本酒通は、日本酒はどんな料理にも、なんでも合うことを知っております。
ところが、果たしてそんなに簡単なことでしょうか?そして本当にその通りでしょうか?
答えは"NO"です。以下二つの理由でNOです。
1つ目は日本人の悪いクセで、自分たちはわかっている。と思っていることは大抵外国の人には通用しないと言うことを理解していないことです。
世界はそんなに日本人の味覚に同情などしません。納得いく説明をかならず求めてきます。
そんなときに「そんなのわかるだろ?」なんて言葉は一切通用しません。
相手の国の味覚の文化・歴史・調理法・表現方法・食材等、熟知していることが前提で、はじめて外国人に説明が可能となってきます。
2つ目は、日本酒はなんでも合う、といいますが、造り手から言わせるとそうではありません。
正確に言いますと、あらゆる料理と食のシーンを想定して酒質設計する。だからその料理にあってくるのです。
料理や食材の味の幅、厚味、ボリュームに合わせ、酒が料理に勝つ、負ける、または合致する。その料理のどの甘味?旨味?酸味?といったどの味わいを増幅させるのか、まとまるようにするのか、馴染むようにするのかなど、全て酒質設計の段階で念頭に入れておかねばならないことなのです。
ただ、伝統的な製法で仕込んだからどんな料理にも合うなんて、正直幻想です。
たまたま仕込んだものが、特定のいくつかの料理にたまたま合った、という結果的にそうなるというなら理解できますが、
はじめからあらゆる料理に合うという日本酒の幻想は、世界中のプロ相手に通用するわけがありません。
なので、「日本酒だから」とは外国マーケットには全くの的外れな表現としか、正直言いようがありません。
ワインは葡萄の葡萄の出来が酒質や品質を左右しますが、日本酒は全くの逆。つまり原材料の出来よりも醸造技術が優先する酒なのです。
技術が最優先である以上、ある意味、腕とセンスがものを言う料理人と同じスタンスであると言うことを自覚しなければなりません。
ここをしっかり押さえておかないと、外国人にとっては、特にプロの外国人にとってはトンチンカンな説明で終始してしまう事態に陥ってしまいます。
結論
今の日本酒の世界進出に関して、よく何処何処の都市は既に飽和状態である云々という方や表現をたまに耳にしますが、
私の意見はまだまだこれから。まだ始まったばかりです。
ですので上記の表現を言う方がいましたら、それは量販的な視点で、チープな安い商品を大量に売るだけの意見です。
ところが、真に"國酒"としての海外での認知度、教育という視点。また彼らの文化に根付くという視点では殆どの国が全くの"未開拓"状態であると断言できます。
ですので是非、マーケットをしっかりと見据えた酒造りを行い、決して相手に屈しない造り手のプライド、そして説得させるための語学センスを持ち合わせていれば必ず光明が見えてくることでしょう。
つまり、1つ目の売り先に挙げた高級レストランや富裕層に対しては、こちらもプロである以上、最高の商品をプレゼンし、同時に日本の文化・歴史的側面や日本の大いなる自然の恵み(日本酒のテロワール)についても言及する必要があります。
一方、物価の関係上、安い商品しか売れない未開の地や発展途上の国々関しては、量販的なアプローチと、長い意味でマーケット層の構築を考えているならば上記のアプローチを合わせて行うことをオススメ致します。
以下は世界のマーケットを目指す蔵元や売り込もうと販売のプロフェッショナルに対しての意見として書いてあります。
まず、売り先。
今回のSalon du Chocolatや、6月のSalon du Sakeに参加し、
また、日本は勿論、香港、シンガポール、パリでの多数のシェフ、ソムリエ、バーテンダーとの会話の中で、
今後の日本酒の売り先について以下の展望が見えてきた。
有望な先の順として;
・スイーツ/パティシエ
・高級レストラン/シェフとソムリエ、そしてレストランのバーテンダー
・富裕層またはワインコレクター
共通して言えるのは、自分の提供している技術とサービスに絶対の自信のある先。
そして、自分を感動させてくれるなら、お金を払いたい、という顧客。
次ぎに、売るための心得というか、心構えも見えてきました。
上記の売り先の対象先はみな自信家です。自分の経験、技量、知識、どれをとっても申し分のない素晴らしい才能の持ち主の方々です。
そのような方々を目の前にし、自分の製品に対して絶対とも言える「造り手の矜持」がなければなりません。
世界中に顧客を持っている上記の対象先の方々は、世界中のこだわりの顧客を日々相手にしています。
当然あらゆる角度からの評価・批評にさらされております。だからこそ彼らに対してはあらゆる角度からも絶対的な説得力のある商品プレゼン能力が不可欠となります。
3つ目が世界のあらゆるルールや、論理に則って商品説明ができるか?です。
最近感じているのですが、語学センスがとても重要となってきています。
語学と言っても巷に溢れている"ネイティブ・スピーカー"のように話そう、というのではありません。
たとえば英語。英語と言っても本場ブリティッシュ・イングリッシュとアメリカン・イングリッシュでは、
会話や笑いのポイントやセンスに、まるで大阪人と東京人(?)との会話以上の違和感があり、
実際のビジネスコミュニケーションにおいて、相互理解の点で難しさがあります。
またシンガポールのシングリッシュ、オーストラリアの英語、カナダの英語など、単語事態の意味が違っていたり、発音がまったく違っていたり、
上記の英国と米国では同じ意味の言葉のスペルの最後が違っていたりなど、例を挙げたらきりがありません。
また当然同じラテン語系でも英語とヨーロッパの大陸系、つまりフランス語、イタリア語、スペイン語には頭の中での理解するロジックが大きく異なります。
例えばですが、料理用語。特にフランス語の語彙の豊富さは圧倒的です。
一方英語での料理的味覚的表現にはフランス語を知っていると、表現にかなりの限界があることを感じます。
英語圏同士、また同じラテン語圏同士でさえ意味が通じにくいし、直訳が出来ていないという状況を考えると、日本語から各国の言葉に"直訳"は出来ないという結果が導き出されます。
更に言うと、日本語の文章表現の"直訳"は存在しない、とも言えます。
ならば、その国の言葉の似た表現や似た言葉を、その国のロジックに合致するように組み合わせ、しっくり理解できるように再構成しなくてはなりません。
ということは、実は日本酒の説明が、日本人がわかっているような理解を、日本国外の人々はほとんど理解されていないことになります。
実際、あらゆるシーンで意味が通じていなかったり、造り手が全く意図していない異なった言葉で表現されていることに出会うことがかなりの確率で行われています。
たとえば「フルーティー」という表現。けっこう皆さん、造り手さんもよく頻繁に使いますよね。
でもフランス人のソムリエのロジックからすると、非常に違和感のある説明となってしまいます。突っ込みどころ満載の表現となってしまいます。
文章で説明すると非常にややこしいのでここでは割愛させて頂きます。
4つ目。これがもっとも重要です。
よく日本酒の飲み手や日本酒通を語っている人々がいろいろなことを述べております。
酒は嗜好品なので、自由に楽しく語り合えばいいと思っております。
大抵の日本酒通は、日本酒はどんな料理にも、なんでも合うことを知っております。
ところが、果たしてそんなに簡単なことでしょうか?そして本当にその通りでしょうか?
答えは"NO"です。以下二つの理由でNOです。
1つ目は日本人の悪いクセで、自分たちはわかっている。と思っていることは大抵外国の人には通用しないと言うことを理解していないことです。
世界はそんなに日本人の味覚に同情などしません。納得いく説明をかならず求めてきます。
そんなときに「そんなのわかるだろ?」なんて言葉は一切通用しません。
相手の国の味覚の文化・歴史・調理法・表現方法・食材等、熟知していることが前提で、はじめて外国人に説明が可能となってきます。
2つ目は、日本酒はなんでも合う、といいますが、造り手から言わせるとそうではありません。
正確に言いますと、あらゆる料理と食のシーンを想定して酒質設計する。だからその料理にあってくるのです。
料理や食材の味の幅、厚味、ボリュームに合わせ、酒が料理に勝つ、負ける、または合致する。その料理のどの甘味?旨味?酸味?といったどの味わいを増幅させるのか、まとまるようにするのか、馴染むようにするのかなど、全て酒質設計の段階で念頭に入れておかねばならないことなのです。
ただ、伝統的な製法で仕込んだからどんな料理にも合うなんて、正直幻想です。
たまたま仕込んだものが、特定のいくつかの料理にたまたま合った、という結果的にそうなるというなら理解できますが、
はじめからあらゆる料理に合うという日本酒の幻想は、世界中のプロ相手に通用するわけがありません。
なので、「日本酒だから」とは外国マーケットには全くの的外れな表現としか、正直言いようがありません。
ワインは葡萄の葡萄の出来が酒質や品質を左右しますが、日本酒は全くの逆。つまり原材料の出来よりも醸造技術が優先する酒なのです。
技術が最優先である以上、ある意味、腕とセンスがものを言う料理人と同じスタンスであると言うことを自覚しなければなりません。
ここをしっかり押さえておかないと、外国人にとっては、特にプロの外国人にとってはトンチンカンな説明で終始してしまう事態に陥ってしまいます。
結論
今の日本酒の世界進出に関して、よく何処何処の都市は既に飽和状態である云々という方や表現をたまに耳にしますが、
私の意見はまだまだこれから。まだ始まったばかりです。
ですので上記の表現を言う方がいましたら、それは量販的な視点で、チープな安い商品を大量に売るだけの意見です。
ところが、真に"國酒"としての海外での認知度、教育という視点。また彼らの文化に根付くという視点では殆どの国が全くの"未開拓"状態であると断言できます。
ですので是非、マーケットをしっかりと見据えた酒造りを行い、決して相手に屈しない造り手のプライド、そして説得させるための語学センスを持ち合わせていれば必ず光明が見えてくることでしょう。
つまり、1つ目の売り先に挙げた高級レストランや富裕層に対しては、こちらもプロである以上、最高の商品をプレゼンし、同時に日本の文化・歴史的側面や日本の大いなる自然の恵み(日本酒のテロワール)についても言及する必要があります。
一方、物価の関係上、安い商品しか売れない未開の地や発展途上の国々関しては、量販的なアプローチと、長い意味でマーケット層の構築を考えているならば上記のアプローチを合わせて行うことをオススメ致します。
2013年09月21日
ロンドン 酒チャレンジ @ハロッズ


London Sake Challenge 2013
ロンドンの高級百貨店ハロッズにて開催されました。
スノッブな英国人に勝山の殿様酒がどううつるか!という好奇心で4種類出品しました。
審査は英国を含め16カ国のソムリエや酒のエキスパートや評論家の方々が行いました。
実は今回出品した4つの殿様酒はすべて、日本の酒コンペではかならず落選させられる程に、日本酒の枠を超えたニュータイプばかり。
Umami Full-Body タイプから2種
・䴇 Sapphire Label
アルコール12% 日本酒度 -35 酸度2.2 ¥ 3,500
・䴇 Ruby Label 遠心しぼり
アルコール15% 日本酒度 -35 酸度2.0 ¥30,000
Sweet Rich-Body タイプから2種
・元 Sapphire Label
アルコール 13% 日本酒度 -110 酸度3.3 ¥ 5,000
・元 Ruby Label
アルコール 12% 日本酒度 -116 酸度3.0 ¥30,000
日本酒に相当詳しく自信のある人でも上記のスペックでは飲んでみなければ想像もつかないという酒ばかり。
でもやはりそこは英国、それなりに的確な評価をしているところが流石です!
ファイン・ワインを愛し、そしてフランスワイン、特にボルドーを世界的ワインに育ててきた長い歴史は伊達じゃない。
"遠心しぼり"を金賞に選ぶところなど、「やはりこう来たか!」と大方の予想通り、英国からポジティブな反応があったことが素直に嬉しいです。
で、気になる結果は以下の通り。
金賞:䴇 Ruby Label (遠心しぼり)
銀賞;元 Sapphire と Ruby Labelの両方
銅賞:䴇 Sapphire Label
受賞の際の審査員からのコメントは以下の通りでした。
勝山 䴇RUBY LABEL 金賞
Full-bodied sake with surprising character. Complex, rich flavours.
勝山 元RUBY LABEL 銀賞
Very elegant sake with full of intensive aroma from rice.
勝山 元SAPPHIRE LABEL 銀賞
Unique, sweet sake that stands out from the crowd. Can be served with spicy cheese or blue cheese.
勝山 䴇SAPPHIRE LABEL 銅賞
Well-balanced, full-bodied sake. Extremely enjoyable and bottle design is also fabulous.
詳しくはHP→ http://www.londonsakechallenge.com/result.html
尚、受賞した酒はハロッズにて展示もしくは販売されるそうです。
2013年09月01日
Salon du Sake パリの記事の翻訳です!

パリで行われた"Salon du Sake"のルポタージュの翻訳です。
記事と動画はこちら"Terroire de Chefs"Le sake et la gastoronomie francaiseの記事はこちは↓
http://www.terroirsdechefs.com/l-actualite-de-la-gastronomie-en-france/l-actualite-des-evenements-gastronomiques-en-france/Le-Sake-et-la-gastronomie-francaise
大変遅れましたが以下が記事の翻訳です。
(本記事の一部にスペインというところをポルトガルと誤りがあり、よって翻訳も記事に沿ってそのままポルトガル表記となっております。)
日本酒とフランスのガストロノミー
流行であるか?最高の料理とのマリアージュであるか?
その答えを見つけるために、ヨーロッパ初の「日本酒サロン」に参加し、フランスのトップシェフと日本酒生産者に会ってきました。
2013年6月末、パリ・バスチーユ広場で、「Sake Bar」と一つ星レストラン「Sola」の共同経営者であるYoulin LY氏と日本酒スペシャリスト兼「アカデミー・デュ・サケ‐日本酒アカデミー‐」の創業者で、フランス人で初の「酒サムライ」叙任者であるSylvain HUET氏の提案でヨーロッパ初、日本酒と日本の蒸留酒サロンが開催されました。
厳選された蔵元と銘柄でフランス人消費者と業者の日本酒に対しての理解し、Sake・サケという物を味わっていただきたいとHUET氏は語ります。
ホテルジョールジュV内二つ星レストラン「ル・サンク」の料理長Eric BRIFFART氏は20年前に日本を訪れた時、日本の素晴らしさと共に日本酒と出会いました。氏はワインと日本酒を平等に考えて、フランスのガストロミーと合わせることは十分に可能だと。「日本酒はワインですよ!ワインと同様に作り上げ、発酵による醸造酒ですから!」
料理の旨味を引き立ってくれるお酒だからこそ氏は好きだという。
400年の歴史を持っている勝山酒造の(副)社長 伊澤治平氏はこう語ります。
日本に於いては日本酒と西洋料理のマリアージュは昔から行われて、このような食事は、ポルトガルの外交の時代には既に供されました。
「生ハムと良質な日本酒を合わせてみてください。本当に美味しいですよ!日本料理通にはしゃぶしゃぶで試すのもお勧めします!」
私は、かしこまって、この純米大吟醸・御膳酒『元』 を飲んでみました。
この御膳酒『元』は発酵したお米で作られているお酒です。日本酒の最高ランクで、封建時代の日本では上流階級で賞味されていました。
程よい新鮮さの中に砂糖漬けの洋ナシとハチミツの味わいがあり、ロックフォールとフォアグラによく合うとOlivier DERENNE氏が私に説明してくれました。
彼は「Nishikidori Market」という日本の高級食材を輸入している会社の創立者で、4世紀前からの伝統に敬意を払いながら、この高い技術で製造されたお酒に魅了されています。
そして、私も日本酒に心を奪われました。
Sophie Le Menestrel
Terroirs des Chefs
2013年07月25日
日本ブランド発信事業
7月24日 日本ブランド発信事業「日本酒講座」がメキシコ・シティーにて開催されました。
現地マスコミ記事(21枚写真アリ) by Quien → http://www.quien.com/circulos_mexico/2013/07/25/embajador-de-japon-reune-a-sus-colegas-en-cata-de-sake
現地マスコミ記事 by InsurGentes → http://www.vozinsurgentes.com/2013/06/29/seminario-y-degustacion-de-sake/
今回は慶長遣欧使節団出帆400周年、メキシコ-日本友好年ということで、宮城県の日本酒のプロモーションを行いました。
日本酒講座では、在メキシコ日本大使館 目賀田大使のご挨拶に続き、宮城県 若生副知事より慶長遣欧使節団の説明と震災時支援して頂いたメキシコへの感謝と震災後の復興についてのスピーチがございました。
定員100名のところ115名が来られ開場は熱気に包まれました。
以下、当日の雰囲気を以下の写真で感じて頂ければ幸いです。
※冒頭の写真は閉会後メキシコのフレンチレストランオーナーとの挨拶。写真中央は今回大変お世話になりました外務省の米谷課長様です。
開会前の準備中写真。急遽席数を増やすために宴会スタッフ、調理スタッフが大慌てでした。
目賀田大使のご挨拶。スペイン語が堪能で日本酒への造詣が深い紳士です。
若生宮城県副知事のスピーチ。熱いスピーチでした!
慶長遣欧使節団に関連した宮城の日本酒講座スタート! 写真は仙台城の清水門脇の御用蔵発祥の地の説明。
参加者ご一同と"戦勝万歳!" にて乾杯。メヒコの皆様、非常にノリがいいですね。
ここメキシコでも「先手飲み」が基本! MODERN酒道の定番「掛け酒」から「山椒 香り技」、そしてメヒコの方々から拍手喝采を頂戴した「テキーラ技」を伝授! 開場が盛り上がってきました。
一皿目、"海老と帆立のガーリックバター醤油焼"と"サーモン幽庵地マリネ蒸し”には「䴇LEI」SAPPHIRE LABELとのマリアージュ。
特に「䴇」の「山椒 香り技」とサーモンは大好評。
二皿目、"白ごまビーフタコス"と"地鶏山椒焼"には「元」とのマリアージュ。
「元」にテキーラ・レポサード(熟成)をスプーンで加える「テキーラ技」と地鶏山椒焼には嬉しい拍手喝采。
やはり"地元の誇りとのコラボレーション"はこのような国際交流の場では非常に大切だと確信しました。
宮城の蔵元をご紹介。宮城県は特定名称酒(高級酒)の製造割合が日本一!
全国平均が26%のところ、宮城県はなんと84%の酒が特定名称酒。
まさにニッポンの誇り、ニッポン有数の酒処なのです。
純米酒に対する情熱も日本一、毎年秋の仙台ジャズフェスの風物詩となった"純米酒BAR"は特に有名です。
いよいよ盛会の〆に入ります。もちろん〆には皆様ご存じ「伊達家戦勝三本締め」。
メヒコの皆様におきましては威風堂々、天晴れなる三本締め也。
今回のメニュー作りにご尽力頂いた、メキシコシティー高級日本料理店「佳心(よしみ)」料理長であるASAIシェフ。
事前のメニューすりあわせからはじまり、試食での変更や、人数が急遽増えてしまった際の対応など、見事なプロフェッショナルぶりには脱帽。感謝です。
閉会後、大使公邸にて会食。若き才能溢れる公邸シェフによるMODERN酒道懐石メニューには驚きました。
薄造り用の酒醤油・酒ポン酢・酒梅肉、天麩羅用の酒塩、酒香トウモロコシごはん、メキシカンマンゴー日本酒ゼリーなど、随所に日本酒のアクセントを利かせ、まさにMODERN酒道懐石にふさわしい、創作意欲溢れる素晴らしい料理の数々でした。
公邸シェフは献立に際して「モダン酒道」本を熟読したそうです。まさに一期一会の心がけのある素晴らしい料理人に出会うことが出来て心から幸せでした。
最後に、今回の渡航と会の運営にご尽力された外務省の皆様、在メキシコ大使館の皆様、そして宮城県県庁の皆様に篤く御礼申し上げます。
以上、メキシコからのレポートでした。
2013年07月22日
戦勝政宗!戦勝万歳!

共に仙台藩作法を学ぶ学友の和田政宗君が、
参議院選挙において、自民・民主の牙城を見事突破し、当選しました!
和田政宗君が戦に勝って"戦勝政宗"。

そしてその戦勝政宗で仙台藩作法にのっとって「戦勝万歳!」で祝杯をあげましょう!
仙台藩作法での乾杯と〆の詳しい解説→ http://www.katsu-yama.com/sahou/index.html
今回政宗君にご尽力を頂いた全ての方、そして投票して頂いた全ての方々に篤く御礼申し上げる次第で御座います。
仙台宮城の新しい時代の幕開けです。戦後68年にして、ここ伊達の地でようやく伊達ノ心意気をもつ政治家の出現です。
仙台宮城の若い世代が今回のネット選挙という新しい方法で政治を変えた瞬間でした!
時代は動かせば、まだまだ動くのだという、平成の閉塞感を吹き飛ばす熱気が今回はありました。
政宗君、国政へいざ出陣! ご武運を。

2013年07月19日
Sake Competition 2013結果発表!
Sake Competition 2013結果発表!!!

【蔵元審査】
純米吟醸の部「献」第2位、純米の部「縁」7位。
HP→ http://www.hasegawasaketen.com/news/2013/07/sakecompetition2013-1.html
【審査員の部】
純米吟醸の部「献」11位、 純米の部「縁」6位。
HP→ https://www.hasegawasaketen.com/eshop/user_data/sake_competition2013_junmai.php
勝山のスタンダード酒でPure Light Body の「献」「縁」は安定した実力を発揮しました!仙台宮城の「美しい水のテロワール」が評価されました
HP→ http://www.katsu-yama.com/products/pure_light.html
勝山のPure Light Bodyのお酒は日本酒のテロワールである「水」の美しさ、そしてお米の美味しさにフォーカスしたお酒です。

【蔵元審査】
純米吟醸の部「献」第2位、純米の部「縁」7位。
HP→ http://www.hasegawasaketen.com/news/2013/07/sakecompetition2013-1.html
【審査員の部】
純米吟醸の部「献」11位、 純米の部「縁」6位。
HP→ https://www.hasegawasaketen.com/eshop/user_data/sake_competition2013_junmai.php
勝山のスタンダード酒でPure Light Body の「献」「縁」は安定した実力を発揮しました!仙台宮城の「美しい水のテロワール」が評価されました
HP→ http://www.katsu-yama.com/products/pure_light.html
勝山のPure Light Bodyのお酒は日本酒のテロワールである「水」の美しさ、そしてお米の美味しさにフォーカスしたお酒です。
2013年07月11日
フランス ガストロノミーサイトに登場!

フランスの毎月3万人アクセスのあるガストロにミーサイト"Terroir des Chefs"にて6月20-21日のSALON DU SAKEが紹介されてます。
動画を見る→ http://www.terroirsdechefs.com/l-actualite-de-la-gastronomie-en-france/l-actualite-des-evenements-gastronomiques-en-france/Le-Sake-et-la-gastronomie-francaise
私のインタビューもあります。
0:39〜1:00には私のヘタなフランス語インタビューが、
次いで2:54〜3:10にも恥ずかしながら出ており、
3:19〜3:42は幸いレポーターにより勝山が紹介されております。
「勝山のお酒はフランス料理と良く合うので、是非試されることをオススメします!」と嬉しいコメント頂きました!
その他主催者で酒サムライのHUET氏、ジョルジュサンクホテルのメインダイニング"LE V"のスターシェフエリック氏のインタビューも必見です!
フランス料理の最前線でこれだけ日本酒が注目されているにもかかわらず、
日本の日本人のトップシェフでこれだけ熱く語れるシェフ果たして何人いるのか?
積極的に日本酒を合わせ、新しいフランス料理の世界を開こうとするシェフが何人いるのか?
パリでは日本酒のフードペアリングが注目されていることがよくわかる内容となっており,
スターシェフを始め、ソムリエ、愛好家も日本酒の可能性とフランス料理との新しいマリアージュの可能性に熱い視線が向けられています。
篤とご覧あれ!
2013年06月30日
速報!純米酒部門第6位!!

SAKE COMPETITION 2013が本日東京は港区芝の東京プリンスにてお行われました。
全国の銘醸蔵元が一同に集合し、1,000名以上の来場者で混み合いました。
この度、純米酒部門におきまして、一番仙台のテロワールを表現する勝山『縁』特別純米が第六位に選ばれました。
泉ヶ岳を水源とし、その涌き水が田んぼに流れ、仙台JAと仙台泉区の農家の方々に丁寧に育てられた仙台が誇る食米『ひとめぼれ』。
同じ泉ヶ岳を水源とする地下水を地下76mから採水し仕込水としました。日本酒の約67%は人体と同じ水。つまり水源の水がその酒の柔らかさ、丸さ等の味わいのテクスチャーを生んでいるのです。
酵母は仙台宮城が全国に誇る「マイ酵母」。マイ酵母はひとめぼれの新米の炊きたての香りを彷彿させる優しい甘さを表現しております。
山田錦や五百万石、雄町などの酒米がしのぎを削る中、ひとめぼれ米、同じ水源の泉ヶ岳の仕込水、そしてマイ酵母と"仙台のテロワールを表現する"オール仙台"の酒が堂々の6位入賞しました。
米処"仙台宮城"の面目躍如というところでしょうか!
泉ヶ岳は長年仙台を護り、美しい水を提供してくれる神の居る山です。
美味しい酒の源である泉ヶ岳に、戦勝万歳!!
2013年06月28日
Salon du Sake Paris
6月21-22日にパリのバスティーユにて開催されました、
SALON DU SAKE
フランス人の主催による第一回目の大きな日本酒イベントです。
勝山のブースはメインスポンサーでもある獺祭のブースと並んでの1階の人通りが多い目立つ場所に出店(写真右)しました。
勝山のブースは輸入元のNISHIKIDORI MARKETのスタッフにより運営されました。
NISHIKIDORI MARKETは日本からの高級食材・調味料をヨーロッパ全域に卸しているため、顧客は一流レストランがその大半を占めております。
NISHIKIDORI-MARKET フランス人シェフ&ソムリエ一番人気の「䴇 EMERALD LABEL」 → http://www.nishikidori.com/fr/sake-alcools/1342-gozenchu-sake-lei-emerald-junmai.html
今回はそういう意味で多くの一流レストランのソムリエやシェフに勝山ブースにお越し戴き、一度に勝山のフルラインナップを紹介できる絶好の機会となりました。
REVUE DU VIN DE FRANCE等、ワイン誌、情報誌などの取材も多数受け、フランス人の日本酒への関心の高さがひしひしと伝わってきます。
また2日目の22日には13時から1時間、フランス語で勝山の蔵紹介と伊達ノ殿様酒によるフードペアリングの講義をジャーナリストや専門家40名の前で行いました。
同じ日の15時からの1時間半は、パリの日本酒の専門かや三つ星のシェフを招いての日本酒とフランス高級料理との相性についてのディスカッションがあり、それにも参加させて頂き、日本酒のマリアージュの素晴らしさを十分にアピール出来たと思います。
やはりフランスガストロノミー界は創造的かつ独創的ににイマジネーションを膨らますことの出来るポテンシャルのある食材や酒との関わり合いを歓迎します。
そういう意味で、酸味が少なく食材の旨味にフィットする日本酒の存在を現代フランス料理が無視できない状況となっています。
その証拠にホテルプラザアテネのシェフとソムリエとも意見交換できる機会に恵まれた際、33歳の将来のグランシェフと期待されるクリストフシェフとの意見交換の中で、現代フランス料理において、ワインの酒質に関して(酸味が強すぎる)うすうす疑問を感じているシェフが存在することが確認出来ました。
つまり現代フランス料理において、次世代の若手料理人とのコラボがますます望まれていくことでしょう!
96年から2004年までパリのファッション街にレストランSHOZANを開いた時に比べ、日本酒愛好家がこんなに多く増えてきたことに驚いております。
まさしく2013年はパリにおける日本酒ビックバンの年と言えると思います。
丁度ベストのタイミングで高級レストランへの営業をスムーズに開始できたことには誠に嬉しい限りです。
今回のご縁で、今後は勝山酒造に星付きシェフやソムリエが訪れるようになることでしょう。
今後の蔵元ツーリズムの魁となり、日本文化と西洋を繋ぐ掛け橋になれれば本望です。
2013年06月19日
Salon du SAKE パリのイベント参加

Salon du Sake
INFO→ http://www.bisoujapon.com/laune/evenement/sake-tasting-2013.html
今週の21日金曜日と22日土曜日に、パリのバスティーユにて開催されます。
今回はフランス人による初の日本酒イベントで、20日までボルドーで行われているVIN EXPOの翌日から開催です。
勝山酒造は世界一のレストランであるスペインの三つ星 EL CELLER DEL CAN ROCAに勝山をはじめ日本の食材を卸している
NISIKIDORI-MARKETと共同でブースを出しております。
※NISHIKIDORI MARKET HP→ www.nishikidori-market.com
また22日土曜日には勝山とモダン酒道のマスタークラス講座が14時から一時間行われます。
同じ日の16時から一時間はパリのスターシェフを交えた酒とガストロノミー料理とのフードペアリング、マリアージュについて話し合う会議に出席します。
今後ともパリを中心としたヨーロッパ戦略に向けて着実な一歩となるよう頑張って参ります。
2013年05月25日
モダン酒道イベント@東京

モダン酒道イベントのご紹介です。
最近よく東京でのリクエストがおおいので、満を持しての一般公開イベントとなります。
今回は東京、東銀座にある和酒バル「蔵葡(kurabuu)」さんにて行います。
今、東京でブレイクしている"和酒バル"スタイル。
同じテーブルで気楽に日本酒と日本ワインを中心に、日本ウイスキー-日本リキュール-泡盛-焼酎と、ニッポンのありとあらゆるお酒がリーズナブルに愉しめちゃうから、とっても楽しいことうけあいです。
日本酒も日本ワインもいちいち区別しないで同じ日本の郷土のお酒=食中酒として同列に扱っているところが実に痛快です。
ということで、今回はこの"和酒バル"スタイルに特化したモダン酒道を行います。
お酒をあまり飲めないけど、より美味しく料理を愉しみたい方、
ワイン派のノムリエや、勿論日本酒派の酒豪の方も納得の内容となっております。
日本酒でのモダン酒道技は勿論、日本ワインや泡盛、地ウイスキーをも駆使した技も披露!
日本酒バル、和酒バル等、これからもっともっと盛り上がる東京の飲食業界に一石を投じ、業界をよりエキサイティングにするアイディア満載の企画となっております。
ただ残念なことに、たったの20席しかありません。早い者勝ちですので、奮ってご応募ください。
2013年05月19日
満員御礼 Kappo×モダン酒道

Kappo×モダン酒道 イベント、無事終わりました。心より感謝申し上げます。
定員50名が実質53名となり、はるばるカナダとアメリカからの参加者もおりました。
今回は、「世界中のフルコールが愉しめる酒」を目指す勝山の、
フルコースを愉しむための4シリーズからそれぞれお一本づつ提供。
・ピュア・ライトボディータイプからは勝山「縁」
・ピュア・ミディアムボディータイプからは勝山「伝」
・ ウマミ・フルボディータイプからは勝山「䴇(レイ) サファイアラベル」
・スイート・リッチボディーからは勝山「元」
いつも通り、赤ワインとの一騎打ちという比較できる環境で話を進めました。
最初が講義で1時間、その後フードペアリングを実際に体験して頂きながらの1時間半。
やはりお酒が入ると会場がヒートアップしてきますね。
仙台が誇る伊達家食酒文化の現代に繋がる心意気を感じて頂けたことと存じます。
最後にKAPPO川元編集長とスタッフの皆様に感謝申し上げます。
2013年05月13日
仙台藩主勢揃い!

企画展「仙台藩主勢ぞろい!」
仙台市博物館で5月21日→6月30日迄仙台市博物館にて開催されます。
「この展覧会では、仙台藩の基礎を築いた初代藩主政宗から、戊辰戦争での敗戦によって藩主の座を降りた13代慶邦までの人物像を絵画や自筆書状、具足などの資料を通して紹介します。
歴代藩主の画像と歴代藩主の具足が、前期・後期に分けて全て展示される貴重な機会です。仙台藩主の意外な素顔をのぞきに、ぜひ博物館へお越しください!」
〜仙台市HPより抜粋
詳しくはこちら→ http://www.city.sendai.jp/kyouiku/museum/tenrankai/index.html
瑞鳳殿 仙台藩祖伊達政宗公378遠忌法要
5月24日に政宗公378回目の法要が瑞鳳殿にて行われます。
終日御開帳。普段はご覧頂けない政宗公御木像がご覧頂けます
詳しくはこちら→ http://www.zuihoden.com/
2013年04月08日
KappoX勝山イベントのご案内

Kappo五月号が発売されました!
この仙台における“伊達文化”一挙に紹介しております!
川元編集長、渾身の力作ですので、必見です!
十八代の御当主も仙台藩作法の池田先生も皆総出演!!
わたしも飄々と出させて頂きました。P.56-57

今回Kappoにて紹介されたMODERN酒道のイベントが行われます。
仙台では2年ぶりの開催です。
2013年、仙台ではこのイベントが最初で最後です。
首都圏から大阪、そして今年に入って香港やシンガポール、アメリカにパリと、ますます話題の"モダン酒道"、
その進化したエッセンスがこの仙台でも体験できる貴重な会です。
是非、奮ってご応募ください。
日時:5月17日(金) 18:00開場 18:30開始
会場:勝山館2F瑞雲(仙台市青葉区上杉二丁目1-50)
料金:7,000円(税込・要事前振込)
定員:50名(先着順)
申込先:ファックスまたはメールで。
ファックス番号 022―266―0913
メールアドレス kappo@pressart.co.jp
プレスアート Kappo編集部「MODERN酒道」係
(代表者氏名、参加人数を明記の上、お申込みください。折り返しご返信いたします)
問合せ:電話022-211-0989(10:00~18:00) 担当/川元、小山内
2013年03月20日
再発見 日本の食卓イベント参加


勝山、28-29日出店します!
あのブレイク中のCh.GACKTをはじめ、
チーズの為に誕生した日本酒「元(GEN)」
フランス料理のために生まれた新型酒「䴇(LEI)」
日本の糀技術の粋を集めた新日本酒テイスティングができます!
この機会に日本酒の未来に触れてみてください!!
28日第一部の講義を担当します!
11:10より行います。
『日本酒のフードペアリングの可能性』についてお話しします。
こちらもお見逃し無く!
日時:2013年3月28日(木)
場所:東京国際フォーラム 展示ホール
主催:一般社団法人 日本ソムリエ協会
後援:厚生労働省、農林水産省、観光庁
時間:完全入替、定員制
料金:1部~3部:3,000円
4部:4,000円
1部:11:00 ~ 12:45
2部:13:15 ~ 15:00
3部:16:00 ~ 17:45
4部:18:15 ~ 20:00
2012年07月03日
Sake Competition 2012


7月1日、SAKE COMPETITION 2012が、
プリンスタワーホテルにて開催され、1000名の方で賑わいました!
写真は勝山が世界に誇る天才杜氏の後藤くん。
午前中は800本の一気テイスティング!夕方が蔵元を囲む会&表彰式。
結果、約800品の中から、勝山は4部門中2部門で受賞しました。ホッ・・・・
純米酒部門、第九位 戦勝政宗 特別純米酒
仙台市泉区の一等ひとめぼれと、泉ヶ岳の伏流水で醸したALL仙台、伊達之軍用酒
はせがわ酒店HP↓
http://www.hasegawasaketen.com/shop.cgi?order=&class=all&keyword=%8F%83%95%C4%8E%F0%82%CC%95%94&FF
純米吟醸部門、第七位 勝山 "献" 純米吟醸酒
酒米の王者、山田錦で醸した勝山のロングセラー
はせがわ酒店HP↓
http://www.hasegawasaketen.com/shop.cgi?order=&class=all&keyword=%8F%83%95%C4%8B%E1%8F%F8%82%CC%95%94&FF
あと、純米酒部門では、勝山 「縁」ひとめぼれ特別純米が28位にランクインしておりました。
はせがわ酒店のスタッフの皆様、大変お世話になりました。
この場を借りて、篤く御礼申し上げます。
P.S. 2012年"世界の医療団"支援者の集い@フランス大使館レポート



右が世界一日本酒がわかるフランス人シェフ、ドミニク・コルビ シェフ
この日は400名のチャリティービュッフェに、東京の名だたるレストランやホテル28社のトップシェフが一堂に会し料理を振る舞いました。
勝山ではコルビ シェフとマリアージュのコラボを提案。
"伊達の赤豚"ハム、菜の花マスタード添えと「元」のマリアージュは、会場を大いに盛り上げました!
2012年05月14日
日本酒"日本一決定戦!"開催


はせがわ酒店 長谷川社長です。
東京駅地下のGRANSTA店や表参道ヒルズ店等、次々と話題のスポットに出店し、
今月はナント!はせがわ酒店スカイツリー店もオープンいたします!!
この日本酒業界において常に話題を巻き起こすはせがわ酒店長谷川社長が次に仕掛けるのは!
本当に飲んで一番美味しい日本酒、
"日本一決定戦!!"
酒屋さん主導の本当に消費者目線で、飲んで美味しい、最高の酒を選ぶという主旨、
その名も
"SAKE COMPETITION 2012"
〜本当にうまい酒を味わう会〜
2012年7月1日
ザ・プリンスパークタワー東京にて
18:00〜開催
今回ははせがわ酒店と"日本名門酒会"でおなじみ岡永との共同開催。
当日はビュッフェ形式にて、日本酒の頂上決戦出品酒を飲めるという至福の宴。
チケットにも限りがありますので、大至急、多めに購入されることをオススメします!!
詳しくはこちらをご覧下さい。はせがわ酒店HP↓
http://www.hasegawasaketen.com/news/2012/05/post-95.html
2012年04月13日
勝山エクスペリメントディナー@リッツカールトン
本日はリッツカールトンでの勝山イベントです。
今朝ひらめいたのですが、
恒例の"MODERN酒道エクササイズ"ではなく、
先日名古屋に遊びに行った際に九平治さんからインスパイアされた"あるアイディア"に沿って、
別の角度から取り組んでみます。
名付けて"お米から迫る!日本酒の魅力"
なぜなら、
通常、ワインではブドウの品種、出来映え(土壌、風土)、当たり年(天候)、
そしてその味が開いているか、閉じてるか、どうグラスの中で表現されているかを中心に、
酵母の種類がどうのこうの、発酵温度がどうのこうの、云々、製法談義をほとんどせず、
ポエム的に文学的"遊び"を取り入れたポジティブな表現を楽しく交わします。
一方、日本酒では、お米を全く語らずに、終始"造り"について語ります。
酵母がどうとか、酒母がどうとか、無濾過かどうか、生原酒かどうか・・・等
それがかえって消費者を混乱させているのではないか?!と考えます。
日本酒は米からの酒、原点に戻り、お米がどう酒に美しく表現されているか、
造り手がその美しさをどう表現していくのか・・等々、
本来ならば飲み交わしながら交わされるべき、一番大切なエッセンスにフォーカスした
熱く語るエクスペリメントディナーにしたいと存じます。
お楽しみに!
戦勝万歳!
SAKE COMPETITION 2012 ご案内
本当にうまい酒を味わう宴↓
http://www.hasegawasaketen.com/news/2012/05/post-95.html
業界最大級の蔵元を囲む会PDF↓
http://www.hasegawasaketen.com/news/SAKE%20COMPETITION%202012.pdf
今朝ひらめいたのですが、
恒例の"MODERN酒道エクササイズ"ではなく、
先日名古屋に遊びに行った際に九平治さんからインスパイアされた"あるアイディア"に沿って、
別の角度から取り組んでみます。
名付けて"お米から迫る!日本酒の魅力"
なぜなら、
通常、ワインではブドウの品種、出来映え(土壌、風土)、当たり年(天候)、
そしてその味が開いているか、閉じてるか、どうグラスの中で表現されているかを中心に、
酵母の種類がどうのこうの、発酵温度がどうのこうの、云々、製法談義をほとんどせず、
ポエム的に文学的"遊び"を取り入れたポジティブな表現を楽しく交わします。
一方、日本酒では、お米を全く語らずに、終始"造り"について語ります。
酵母がどうとか、酒母がどうとか、無濾過かどうか、生原酒かどうか・・・等
それがかえって消費者を混乱させているのではないか?!と考えます。
日本酒は米からの酒、原点に戻り、お米がどう酒に美しく表現されているか、
造り手がその美しさをどう表現していくのか・・等々、
本来ならば飲み交わしながら交わされるべき、一番大切なエッセンスにフォーカスした
熱く語るエクスペリメントディナーにしたいと存じます。
お楽しみに!
戦勝万歳!
SAKE COMPETITION 2012 ご案内
本当にうまい酒を味わう宴↓
http://www.hasegawasaketen.com/news/2012/05/post-95.html
業界最大級の蔵元を囲む会PDF↓
http://www.hasegawasaketen.com/news/SAKE%20COMPETITION%202012.pdf
2012年03月27日
4月MODERN酒道イベントご案内

勝山酒造 エクスペリエンスディナー(4月13日夜限定)
会席「ひのきざか」では、4月13日(金)に仙台の名将伊達家御用達「勝山酒造」の銘酒と会席「ひのきざか」笠本辰明副料理長による、旬の食材を吟味した正統派会席料理をお楽しみいただけるイベントを開催いたします。
当日は、勝山酒造から蔵元の伊澤 治平氏を迎え、他では聞くことができない勝山酒造の歴史やこだわりを聞きながら、“液体のダイヤモンド”と称される極上の日本酒「DIAMOND AKATSUKI」、「暁」、「元」などの自信作をお楽しみいただける企画となっております。伝統的な日本料理と究極の酒の会を、45階からのすばらしい眺望と共にご堪能ください。
日時: 2012年4月13日(金) 午後6時30分受付 午後7時開始
場所: ザ・リッツ・カールトン東京 会席「ひのきざか」(45階)
料金: 18,000円(税金込み、サービス料別)
日本酒: 勝山 純米大吟醸 DIAMOND AKATSUKI、勝山 純米大吟醸 暁、勝山 純米大吟醸 元
※お申し込み、ご予約は、会席「ひのきざか」までお電話にてお願い申し上げます。
会席「ひのきざか」HP↓
http://www.ritzcarlton.com/ja/Properties/Tokyo/Dining/Hinokizaka/Menu.htm
タグ :ひのきざか
2012年03月27日
シンガポール

モンサンクレールの辻口シェフとシンガポールに行ってきました!
"COOL JAPAN"の企画イベントで、
チョコレートと酒のコラボレーションが行われました。
昆布の"旨味"を閉じ込めたボンボンショコラを盃に浮かべての"口内調理"!!
演出が斬新すぎます! さすがは辻口シェフ!
更に、ベトナムにある天空の辻口茶園から収穫された抹茶を使用した抹茶のモワルーショコラ&元の"口内調理"も炸裂!!
シンガポールの方々からも大絶賛!

チーム辻口制作の、日本のシンボル"鶴"のピエスモンテのデモンストレーション。
天こ盛りの内容で、感動的な会でした!
先日、お誕生日を迎えた辻口シェフ、お疲れ様でした!
タグ :COOL JAPAN
2012年02月29日
「美食サライ」のトップページに紹介されました!

今月上旬にて東京港区西麻布にある、ジビエファンでは知る人ぞ知るフレンチレストラン、
『COGITO(コジト)』にて
これぞ武士のたしなみ!
“ジビエと殿様酒”のMODERN酒道エクササイズが行われました。
この模様が、『美食サライ』公式HPにて、
ナント!!本日トップ記事にて紹介されておりますので、是非以下をクリックして見て頂きたい。
美食サライ→ http://bimi.serai.jp/top/blog/2012/02/post-13.html
フードハンターとしても名高いコジトの山田実弘シェフ御自らが仕留めてきた、
最高のコンディションの蝦夷鹿 メス 4ヶ月!!
時を超え、侍のDNAを呼び覚ます酒道イベント!
大いに盛り上がりました。
山田実弘シェフ 星の瞬くレストラン→ http://www.in-shoku.info/foodfantasista/vol16.html
2012年02月14日
宮調ショコラとF-22ラプター

カワウソ勝平校長から購入した、
宮城調理製菓専門学校のバレンタイン ショコラ!
正直、おいしい!
作りたてのカカオの風味と優しくなめらかな食感が素晴らしい。
カワウソ勝平校長曰く、
輸入されたボンボンショコラとの違いは、輸送時にあるらしいとのこと。
つまり低温に置かれるとショコラが固くなってしまう。
一度固くなると、作りたての口溶け優しいテクスチャーが失われる。
調理師学校の生徒でも、最高の食材、正しい技術で、正確に制作し、
作りたてを直ぐに召し上がって頂ければ、調理師学校生でも"ココまでやれる!!"ということを示したかった!
毎年思うのですが、
宮調、天晴れである!

つづいては、ゾウさん平蔵会長と、"天才"杜氏 後藤君と利き酒。
勝山は潔い"NOブレンド"のため、酒の成熟状況を見極め、どのタンクのものから出荷するかを決めております。
この日は、父の平一会長、御自ら購入してきた、"日本の名酒(新酒)"との利き比べも行い、現在のトレンドを調査しました。
『日本酒のビール化現象』!?!?!?!?!?!?!?!?
個人的にココ2〜3年、日本酒の酒質が"ビール化"!?してきているように感じてます。
最近の傾向というか、特徴というか、口の中の図式は
炭酸味と酸味→苦み/渋み→辛味・・・・(最後に米の雑味)。
なんか"ビール"っぽいでしょ。
そろそろ、勝山が、日本酒の、日本酒たる方向性を全世界に示さなければいけない機運が高まってきました!

そこで、噂のコードネーム"F-22 ラプター(試作第一号)"の登場です!!
昨日、ラプターの初搾りでした。早速テイスティング。
ここ数週間、挨拶もかけられないほど鬼気迫るオーラ充満の後藤杜氏が、久々の笑み。
第一回目の仕込みなので、当然今後の課題はありますが、率直な感想は以下の通り:
『"飲酒体験"そのものが根底から覆されるほどの破壊力をもった酒が出来上がってしまった!』
『これぞ、アルコール飲料として日本が世界に圧倒的差別化できる酒が出来た!』
このレベルの酒になると、火入れして最低3ヶ月は寝かせないと本当の真価が発揮されません。
つまり、初搾りの利き酒はあくまでも出来上がった酒の性質とポテンシャルを見極め、次の試作の手立てを考えるために行います。
ついでに言いますと、さらに1年寝かせることにより、お米の味がのってきて旨味が増し、より優しい口当たりとなります。
この"米の味が乗る"が重要で、米の味が増すと余計な酸味が穏やかになり、全体的なまとまりが一段と良くなります。
ある意味『F-22 ラプター』は『元』の初搾りの時の感動を越えた、突き抜けた酒となりました。
私の2008年からの念願の"酒"、いよいよ現実のものとなってきました!
2012年02月07日
仙台三越 地元限定ショコラ!

本日、仙台三越のサロン・デュ・ショコラにてトークショーをしてきました。
昨日が大御所、ジャン・ポール・エヴァンだっただけに、久々に結構緊張してしまいました。
さて、写真は、
三越と30年以上も取引をしている中野の老舗"ロイスダール"との2年目のコラボ作品。
仙台三越限定商品です。
ショコラの売り場には当然、勝山のお酒もお買い求め出来ますので、
チョコと殿様酒のマリアージュをお楽しみ頂けます。
昨年もあっという間に売れ切れてしまいましたので、
ヴァレンタイン当日ギリギリでのお買い求めしようとせず、前もってゆとりを持ってお買い求めに来てください。
写真左下、手前の灰色のラベルが今回使用した"F-35 ライトニングⅡ"です。
勝山の新商品のプロトタイプで、次世代の日本酒の姿を垣間見る事が出来るスグレものです!
この"ライトニングⅡ"も、仙台三越のみの期間限定特別商品です。
お見逃し無く!