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2024年09月17日

酒販店様へ|今後の勝山の酒質について

酒販店様へ

ご機嫌様でございます。

今回の記事は、勝山がいつも大変お世話になっている酒販店様へのメッセージです。

今後の酒質についての一株主としての展望をお話しさせていただきます。

身内から出たサビとはいえ、元社長と元社外輸出担当者が火をつけ回っているデマで、この度はあってはならないご迷惑をおかけし、大変申し訳なく思っております。

そこで元社長の下での酒造りとこれからの新体制の下での酒造り、いわゆる【酒質】についてお話しさせていただきます。

その前に一つの事実をお話しします。

実は2010年から2012年前半までは私が勝山酒造の社長でした。その後2012年後半から2014年後半は出張ばかりして現場を見れない私は副社長となり、代わりに社内をまとめるために次男の勝平さんが社長となりました。
そして勝平さんが社長の時にキャッシュフローを積み重ね、業績を見事V字回復を果たし、同時に海外輸出も順調に伸ばしました。

つまり今回新体制とは言っても、業績をV字回復した元社長だった勝平さんが、今度は仙台伊澤家十代目当主として家業の酒造を継いだと言うことです。
なので、全くの素人の部外者が新社長になった訳ではありません。

さて日本料理もフランス料理も世界遺産に登録されていますが、その内容は大きく異なっているそうです。
日本料理は料理として世界遺産に登録されているのに対し、フランス料理はその在り方、テーフルセッティングからワインまで【食のシーン】全体が世界遺産に登録されていると聞いてます。

元社長でありながら新社長の勝平さんの本業は学校法人勝山学園 宮城調理製菓専門学校の理事長校長です。つまり食にまつわるあらゆる全てを包括したシーンに携わる専門家であります。
そして勝山酒造は先代の父の代から常に食のシーンの中の日本酒の在り方を追求してきました。
父が宮城県酒造組合の会長の時に「宮城 純米酒の県宣言」を行ったのは、本物の食を追求する上で当然の流れでした。

私が2010年に社長に就任し真っ先に取り組んだのは酒質への取り組みでした。
金賞受賞酒ではなく、本物の食中酒、しかも現代の食のシーンに合わせ、魚も肉も、日本料理もフレンチも、イタリアンも中華も、そこに旨味があれば、なんでもマリアージュ!といった具合で、日本酒の酒質の可能性に懸けました。

その中で杜氏の後藤氏の苦心の末に生まれ、現在通常ライナップされた酒に【鴒(LEI)】や【元(GEN)】【DIAMOND暁】があります。

そこで本題です。

実は元社長は蔵元の仕事、つまり杜氏と酒質について意見を交わすことを全く行わず、放置していたと聞いております。
しかも杜氏には「賞を取れる酒を造れ!」とだけ常に言っていたそうです。

先代から私や勝平さんも「賞」は確かに頂ければ嬉しいですが、どちらかというと「賞は結果として付いてくる」程度の認識で(ちなみに父の代の照井杜氏は黙っていても金賞受賞酒の造りが上手い方でした)、当時後藤杜氏との酒質の意見交換においては受賞を目指す!的な話は一切出ず、料理に合わせるためのマリアージュ原理(MODERN酒道)に照らし合わせながら常に厳しい態度で酒質設計についての議論を展開していたことを今でも思い出します。結構無茶な注文ばかり付け、後藤杜氏にはプレッシャーをかけ過ぎたかな?と反省しています。


勝山は2009年以降、あらゆる食のシーンを素晴らしい体験に変えるための魔法の日本酒を目指して邁進してきましたが、2015年以降は平蔵元社長の号令「賞を取るための酒!」に舵を切っておりました。
しかしながら今年からは再び食のエキスパートの勝平新社長を迎え、本来の姿、つまり食のシーンでこそ映える酒質に戻す取り組みが始まります。

2025年の酒造りはもうスタートしますので、今年はある意味原点回帰の転換期となるでしょうが、その中でも現在ののトレンドや解釈を取り入れた新しい酒質の酒のテストも予定しています。

私も勝山酒造V字回復及び海外輸出の経験を活かし、株主ながら酒質のなお一層の向上と次の時代を見据えた新しい酒質への挑戦を支えていく所存です。

今後酒質が落ちると言った懸念は一切ご不要、何よりも酒質に最もうるさい私の母が取締役として目を光らせておりますのでご安心ください。

酒販店の皆様におきましては、勝山酒造は仙台伊澤家一丸となって勝山のより一層の酒質向上並びに発展に努め、より安定した品質の酒の出荷を目指しますので、今後ともご指導を賜りますようお願い申し上げます。


 ↑伊達家御家流酒道【闘酒】風景:西軍東軍イザッ勝負!!
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2014年08月10日

最高級葉巻 ハバナシガーと日本酒 キューバ日本友好400年記念事業


写真提供:河北新報

ハバナシガー(世界一の高級葉巻)と日本酒の邂逅
時は1614年7月から8月の役2週間、伊達政宗公の命を受けた慶長遣欧使節団はメキシコからスペインに向かう途中、キューバはハバナ港へ寄港した。
使節団はもちろん伊達家の御用蔵が醸した酒を積んでいました。
(メキシコ、キューバ、スペイン、フランス、イタリア、ローマ、バチカンに初めて上陸した日本の酒が伊達家御用蔵の酒であった!)
既にハバナでは葉巻の生産・海外出荷拠点として栄えておりました。
つまり400年前、意識されず両者は出会っていたのです。


そして400年後の2014年8月8日、場所は東京にあるキューバ大使館。
そこにはキューバを代表してマルコス・ロドリゲス閣下、伊達家十八代当主 伊達泰宗公、ハバナシガーアジア・オセアニアリージョン代表Dag社長が一同に会しておりました。(写真中央が伊達家ご当主。ご当主の右側がロドリゲス閣下、左側がDag社長)
シガー界では伝説の男、THE GREAT SMOKERこと英国の元宰相ウィンストン・チャーチルにちなみ、
独眼竜と恐れられ天下を目指した武将らしさと400年前の海外へ船出した慶長遣欧使節団の勇気を大いに讃え、
ハバナシガーの為に特別にブレンドされた伊達家御用蔵の新ブランドを
“THE BRAVE SMOKER”と命名致しました。

ハバナシガー アジア・オセアニア地域を統括するパシフィックシガー社公認の初のハバナシガー用マリアージュ日本酒である“THE BRAVE SMOKER”には、
パシフィック・シガー社の特段の心意気によりハバナシガーでも最も由緒ある“ROMEO Y JULIETA(ロミオとジュリエット)”No.2のシガーを特別にご用意して頂いき、ROMEOのシガーリングと共に太平洋へ出帆していった伊達之黒船“サン・ファン・バウティスタ号”に掲げられた伊達家の家紋「九曜紋(くようもん)」がデザインされた400年友好シガーリングを付けた特別なダブルリング仕様に仕上げて頂きました。
コレクターズアイテムシガーとのシガー・マリアージュが満喫できる伊達ノ殿様酒のプレス発表会とテイスティングパーティーがここキューバ大使館で盛大に行われました。
大使館のシェフによるキューバ料理と大使館御用達のキューバ音楽の生演奏と共に、ハバナシガーの甘く濃厚な香りに包まれた不思議で官能的な雰囲気となり、まさに大人の社交場!そのものでした。
そのような雰囲気の中、国際色豊かな出席者の方々は一堂にハバナシガーとTHE BRAVE SMOKERとのマリアージュに酔いしれておりました。

8日当日放映されたTV東京“ワールドビジネスサテライト”でもプレス発表会が紹介されました。





放映された動画はコチラ→ http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/news/post_72423/?fb_action_ids=729937380420690&fb_action_types=og.likes&fb_source=aggregation&fb_aggregation_id=288381481237582

・SankeiBiz(サンケイビズ) 企業記事→ http://www.sankeibiz.jp/business/news/140812/bsc1408120500006-n1.htm

・YAHOOニュースBUSINESS→ http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140811-00000009-biz_fsi-nb

・河北新報 電子版記事→ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201408/20140809_12032.html

・ブランド腕時計ガイド→ http://blog.excite.co.jp/i-watch/22703894/

・和田政宗 オフィシャルブログ→ http://ameblo.jp/wada-masamune/entry-11907406836.html

・テレビ通信→ http://hydro13intl.com/archives/1282

・勝山Facebook→ https://www.facebook.com/pages/仙台伊澤家-勝山酒造株式会社/1414747475438341?notif_t=page_new_likes

・THE BRAVE SMOKER/勝山オンラインshop→ http://www.katsuyama-shop.jp/products/detail.php?product_id=89
 THE BRAVE SMOKERのこだわりの詳細やご購入はこちらから!  


2012年10月04日

超マニアックな逸品



超マニアックな逸品が、

はせがわ酒店のHPからネット販売されました。

その名も、

DIAMOND AKATSUKI Version H. 10 JOURS

DIAMOND AKATSUKI Version H. 20 JOURS

暁 Version H. 10 JOURS

暁 Version H. 20 JOURS

小泉武夫先生より以下のコメントを頂いております。
「酒の世界遺産に登録すべき日本酒」

後にも先にもそれぞれ世界にたったの5本だけ。

既に勝山の蔵にはございません。

断言しますが、

これを口にされた方は、本当に幸運です。

自分で言うのも何ですが、

日本酒の更なる高み、可能性、明るい日本酒の将来を魅せてくれる、

本当に心から感動できる酒です。

正に日本酒史に残る金字塔といっても過言ではありません。

"暁"を越える、更なる高みにある"暁"!!

日本酒における既存の高級酒の概念を覆す、
"新日本酒"における高級酒の模範となる酒です。

詳しくは、はせがわ酒店HPをご覧ください。

蔵元イチオシは、DIAMOND AKATUKI シリーズ、

手前味噌ですが、ズバ抜けてます‼

暁シリーズでは味わえない素晴らしい炭酸味が、
暁を遥か遠くに引き離す、

圧倒的なダイヤモンド感があります‼

『超マニアックな逸品』↓
はせがわ酒店HPより
http://ameblo.jp/hasegawasaketen-blog/entry-11370996276.html  続きを読む


Posted by 勝山 at 22:40Comments(4)新日本酒