2009年07月05日
墨画と酒





仙台を中心に活躍する墨画師 一関恵美さんの作品(2枚目以降は色調調整したもの)です。
一関恵美さん情報→acteduce.com/newsletter.aspx
墨画は墨の濃淡5色で表現する、日本人の繊細な感性とイマジネーションが育んだ伝統的手法です。
今回は一関さんには勝手に、私の大好きな作品で、題名「プレゼント」の墨画の画像色調を遊んでみました!すみませんっ!
五色の濃淡の墨色の色調を変えると、また違ったイメージなります。
まるで光のプリズムと同様に、更に色々な色に分解され、新たな解釈が生まれてきます。
実は日本酒と墨画には共通点があります。
非常に限られた色彩/味/薫りでの濃淡とバランスでストイックなまでにシンプルな手法/構造にこだわりながらも、
だからこそ、観る人/味わう人のイマジネーションと知性を刺激します。
実は今回、色調を変えて遊んでみたのは、日本酒の場合、楽しみ方の偏見が全てのイマジネーションと知識への刺激を阻害しているのを視覚的に表現しようと思ったからです。
日本酒の現行のティスティングでは、墨画の楽しみを表面的にしか捉えてなく、見た後/飲んだ後、
カラダを通したあとに起こる情緒的反応、生理的反応、心のうごき、感動、感激、イマジネーションの増幅などなど、
あらゆる豊かな創造をアートの域まで楽しんでおりません!。
たとえば、色調を変えた絵を見てください。
日本酒の味わいのポイントに例えるなら。
橙色は「甘味」にフォーカスした場合。
赤色は「旨味」にフォーカスした場合。
紫色は「綺麗なまとまり」にフォーカスした場合。
緑色は「甘切れと余韻の戻り香」にフォーカスした場合。
などなど、切り口を変えたアプローチをちゃんと認識してから(知識と実践のプリズムを持って)楽しむと、更にいろいろと見えてきます!
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Posted by 勝山 at 11:28│Comments(0)
│アートと酒
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