2013年10月13日

別冊「ワイナート」日本酒基本ブック

別冊「ワイナート」日本酒基本ブック
別冊「ワイナート」日本酒基本ブック
別冊「ワイナート」10月号 日本酒基本ブックです。

松崎晴雄氏のテイスティングノート、素晴らしく冴えてます。

ワイン専門誌らしく、ワインの持つ気品と品格、風格という切り口で日本酒を表現すると、

こんなにも魅力的になる!というひとつのお手本と言えるでしょう。

また、通常の日本酒特集にみられる「日本酒こうあるべし」が一切無く、

むしろ造り手が語る日本酒の未来と希望にフォーカスしたポジティブ前進志向が好感触です。

勝山はP.76に紹介されています。

ダイヤモンド・レイ(50,000円)と元ルビーラベル(30,000円)が紹介されております。

それぞれロンドンSAKEチャレンジで金賞と銀賞を受賞したお酒。

このような高級酒もタブー視せずに、当然なこととして「良いものは良い」と誌面に取り上げるという、

高いのは罪、高いのは美味しくて当たり前、日常で飲めなければ日本酒に非ず的な短絡的思考・狭い視野から脱却し、

日本酒の品格と名誉が失墜した戦後の呪縛からの初の“民主化”が感じ取れる貴重な一冊です。

皆さんも是非一家に一冊常備して下さい。日本酒は実は素敵なお酒ということがよく理解できることと存じます。


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この記事へのコメント
こんばんは。

「一家に一冊常備」とお勧めでしたので、
一冊、注文しました。近くの書店には無かったので。
届くのが楽しみです。

最近、自分の知らない事、詳しくないことにも挑戦していきたいなあと
思って、乗馬を始めたりしています。
ただ乗るだけでなく、馬のことや乗馬用語なども、ちゃんと知りたいなあと、
乗馬倶楽部で、雑誌を借りてきたところです。

日本酒のことも、ただ飲むだけでなく、知りたいなと思いました。
日本の心に触れることにもなりそうですし。

ご紹介、ありがとうございました。
Posted by RinRin at 2013年10月27日 18:47
RinRinさま、
ご機嫌様でございます。
乗馬もそうですが、身体で慣れていくことと、理論や知識といった頭でも理解していくこと。この二つが交互に作用して物事をよりよく知っていくのだと思います。
あと素性の良い日本酒で学んでくださいね。
日本酒を知るというのはまさに日本の心に触れることそのものです。
お互い切磋琢磨がんばりましょう!
Posted by 勝山勝山 at 2013年10月28日 00:14
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    コメント(2)