2009年07月01日
蒸留酒免許取得!!!

写真は免許取得に尽力してくれたスタッフの長谷川君(恋人募集中)です。
うれしいぃ〜♡本日単式蒸留免許を頂きました〜!

なぜ?私がそんなに嬉しいのでしょうか?
日本文化には「ハレとケ」という言葉があります。
戦前の日本酒は「ハレの酒」、焼酎は「ケの酒」ということでちゃんとクラス分けが出来上がっていました。
また、江戸時代では日本酒は高かったのでお殿様はストレートで、その他一般の武士や町人は3〜4倍に水割りして飲んでおりました。
しかしながら現在は「ケの酒」である焼酎よりも価値の低い扱いを受けています。
発酵技術の高さから言えば、日本酒→焼酎→ウィスキーですが、
マーケットの価値で言えば、ウィスキー→焼酎→日本酒です。
ウィスキーは720mlで100万円で即日完売があったり、焼酎もプレミアがついて高値で取引されたりしております。
そんな中で日本酒だけはディスカウントの値下げ商戦を繰り広げております。
情けないです。
伊達政宗公の仙台伊達家御用蔵の勝山としては、江戸時代から続く日本酒の「ハレの酒」としての地位と名誉を復活させたい!
ということで、昨年から蒸留酒での可能性を探っていました。
なぜなら、、、、
高価で取引され、プレミア感のある蒸留酒マーケットに殴り込みをかけた方が、日本酒の世界一の発酵技術が一目瞭然ではないか!
そして、本日念願の蒸留酒免許を頂戴致しました。
ただし、「粕取り焼酎」というカテゴリーで、日本酒の酒粕を原料とするものという条件付きです。
条件付きの方がなおさら燃えます!!

なんたって、世界一高い原材料を使用し、世界最高のスタッフと技術で醸して出来た酒粕です。実に楽しみです。
蒸留酒ファンの皆様!是非ご期待ください。
現在予定している蒸留酒は以下の通りです;
1)兵庫県特A地区山田錦35%磨き 純米大吟醸 720ml 初留 5万円 中留 3万円 アルコール度数44.9度
2)兵庫県特A地区山田錦50%磨き 純米吟醸 720ml 初留 1万円 中留 5千円 アルコール度数44.9度
2010年から本格的蒸留実験を行い、2011年には一気に世界を狙います!
ポチッとご協力お願い申し上げます→

Posted by 勝山 at 18:35│Comments(0)
│日本酒