2010年03月02日

今年最後『暁』蒸し米の巻



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今年最後の『暁』『プレミアム暁』用兵庫県特A地区特上米山田錦35%精米の蒸し米です拍手

最後と言うことは、最後のタンク用の三段仕込みの三段目掛け米留め仕込み用に堅く蒸したお米です。

最後なので、天才杜氏の後藤くんに黙って食べちゃいましたface08

とても美味しいです!この香り!この風味!この味!この甘味!これこそ日本最高の酒米の美味しさです!『暁』の美味さとボディーそのままです!拍手

美味しいので、またまた黙って食べちゃいましたface07



ちょうど50分、蒸し上がりです! 
正確な水分量を確保するため、蒸し米担当は杜氏から指定された時間、蒸気圧を微妙に調整しながら立ちっぱなしです。



蒸し米を持ち上げます!
その際に最終の重量を量ります。これで洗米前の重量と比較して正確に水分量を計ることが出来ます。

この蒸しの作業が狂うと予定されている水分量と異なるため、この後の全ての作業に思いっきり響きます。

つまり!蒸しはとても大切な作業です。

よく、蒸している間に朝食をとる、「朝飯前」という言葉は、次世代日本酒の造りでは当てはまりません。



蒸し米は放冷機に送られます。

この時が蒸し米を食べる絶好のチャンス!!!!!

あまりの美味しさに、あんまり欲をかいて食べ過ぎると怒られますface07



放冷機で冷やされ、ほぐされた蒸し米が出てきます。



この時、カリスマ杜氏後藤君は非接触デジタル温度計で0,1度のレベルで調整します。

冷やす風力で微妙に調整します。そしてお米の状態とほぐれ具合を丁寧にチェック。

正直、集中している時の後藤君には怖くて声をかけられないですface18



放冷されたお米を布で包んで持って行くところです。階段を上がって醪タンクへ直行です!



醪タンクの部屋の温度で更に放冷、乾燥させます。

三段目の蒸し米はゆっくり溶かす為に一番堅くします。



ここで一休みです。皆様ご苦労様。

それにしても山田錦は美味しかったぁ〜face05

次食べれるのは来年です。

実に楽しみです。来年は更に上の究極の山田錦が食べれます!←こればっかface07

山田錦はワインで言うところの、世界マーケットで勝負する、国の威信と外貨を稼ぐ最高品種、カベルネソーヴィニオンやメルロ−やピノノワールです。

極論ですが、それ以外の酒米や地方の酒米、復活した幻の酒米などと比較した場合、『格』が違います。

たしかに個性が重視の地方の酒=地酒や日常消費用の酒という観点から見た場合はそういうお米で十分ですし、

造り手、地方性など、全てひっくるめて『個性的』という点では非常に楽しいものです。

しかし、世界の最高峰に挑む!外に攻めていく場合の最高級酒レベルの次元では山田錦でなければ通用しません。

まるでオリンピックやプロスポーツと一緒です。選手の個性よりも結果が全てです。

結果=素晴らしい完成されたぶっちぎりのNo.1のパフォーマンスを世界中の人に示せるか!ということです。

フィギャアで真央ちゃんはキム・ヨナに負けましたが、日本びいきの私でさえキム・ヨナのぶっちぎりの演技、鍛えたれた技、表現力を認めざるを得ません。

キム・ヨナの顔も私の趣味では無いので全く好きではありませんが、一度氷の上に立って演技が始まったら魅了されてしまいます。

キム・ヨナは私のタイプではないということで結論付けるのが、地酒や日常消費用酒の観点。

個人的に嫌いだし趣味じゃないかもしれないけど、その圧倒的なパフォーマンスとクオリティーを発揮することと、その結果で人々の心を魅了することが出来ちゃうのが本物の『格』であり本当の『力』であり真の『美』である。これが最高級の観点である。

山田錦、しかも本物の造り手が惚れ込んで極めている最高級の山田錦はその美しさ、美味しさ、なによりも限界の仕込みに耐える強さと粘りを持っている。

素晴らしい世界に誇れる国酒のお米である!拍手


蔵のみなさん、真央ちゃん応援しながらの休憩です。


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この記事へのコメント
おばんでございます。画面から湯気が立ちこめてきそうな画像。新酒を楽しみにしております。
休憩室のおしどり?板戸・・・かなりの年代ものでしょうか?さりげなく普段使いに使用してるのがすごい。
Posted by 三浦 at 2010年03月06日 19:08
おばんでございます宗匠様、先日は超多忙な時間をぬって泉蔵を案内していただき誠にありがとうございました。小生の人生の中でMAXなひと時でした。これからもよろしくお付き合いの程お願いいたします。勝山のお酒は政宗公の佩刀国包と同じ、平成の御世には現代技術
の粋も加わり天下無双の斬鉄剣というべき風格、切味。御茶道でいうならば真・草・行中の真の酒にして全てを包み込む王者の威厳・・・。
さて気になる情報がございましたので急ぎメールいたします。3/19~3/20迄郡山のビックパレット福島にて「地酒と食の祭典福島」があります。このイベントは福島県の蔵元とグルメが一同に介するイベントですので偵察にいってまいります。
気になるところ
いわき又兵衛・大木代吉(若い蔵元が抹茶ミルクのお酒を試飲会場で披露したことあり)・金寶・・・
Posted by 三浦 at 2010年03月18日 19:57
三浦様

ご機嫌さまでございます。

お会いできましたこと、とても嬉しく思います。

引き続き勝山よろしく御贔屓願い上げます。

いろいろと情報もありがとうございます。

新しい発見がございましたら、その都度教えてくださいね!
Posted by jihei at 2010年03月18日 22:47
おばんでございます宗匠様、前述のイベント偵察してきまして発見がございましたのでご報告します。
①郡山にも卵酒があった?!!・・・自然酒で地元で定評のある「金寶」でケルプ卵・サトウキビを用いた商品が陳列。勝山オリジナルより100円位たかく全体に白色。すっきりした味でした。
②宗匠もどき発見・・・日本酒の昔の日本髪女優ポスターを陳列、中から着流し雪駄姿の30代蔵元登場。こちらはシェーカーを操る達人です。山形にも和装スタイルの蔵元がいるとのことです。
③やはり大吉・・・46ある蔵元のうちここが行列渋滞。蔵元が説明が丁寧だったのとワインに近いつくりの日本酒を販売するとのことで地味なわりには目立っていた。
全体的にディスプレイやスタッフの多さ奇抜さのブースに集客の傾向がございました。特にディスプレイなしスタッフ1名では苦戦してました。
日本酒業界は果てないですね。長々とすいません。
Posted by 三浦 at 2010年03月21日 17:46
三浦様

情報ありがとうございます!

いよいよ時勢は日本酒戦国時代に突入の乱戦模様ですね!

下克上の時代、勝山は昇り龍の勢いで急上昇します!

敵陣視察、今後もよろしくお願い申す!
Posted by 勝山勝山 at 2010年03月23日 07:56
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